動物園/水族館でPOSレジを使う

売上向上と必要経費の最適化

『年々来場者数は、少子化やレジャー施設の多様化により減少傾向にあり、従来の運営方法では集客が難しくなっています。売上向上のための施策と必要経費の見直しといった両局面での対応がせまられております。』

飼育管理コストなどの維持管理費の増大

『動物の飼育には、多額のコストがかかります。特に、エサ代や医療費の高騰、環境管理設備の維持費が大きな負担となっています。また、希少動物の繁殖プログラムには専門的な管理が必要であり、継続的な資金確保が不可欠です。対策として、企業スポンサーの獲得、飼育員によるガイドツアーの有料化、グッズ販売や寄付プログラムの強化など、収益の多角化が課題です。』

施設・設備の老朽化

『多くのわたしたちの施設は30年以上運営しており、施設や設備の老朽化が進んでいます。加えて、動物福祉の観点から、より広い飼育スペースや自然環境に近い展示施設の整備が求められていますが、設備の更新には多額の投資が必要なため、早急な経費削減計画が必要となっています。各所デジタル技術やサービスを活用し、オペレーションの最適化を目指しています。』

デジタル・キャッシュレス対応の遅れ

『近年、キャッシュレス決済の普及やデジタルコンテンツの活用が求められていますが、弊施設では対応が遅れています。オンライン予約や電子チケット等の導入が進んでいないと、来場者の利便性が低下し、特に若年層の利用が著しく影響を受けるのではないかと懸念しています。（もうすでに影響は出ている部分もあるかもしれません）』