「他では中々飲むことのできないクラフトビールが飲めるのがウチの特徴ですね。」
そう語るのは高田馬場日ビール食堂の店長、石黒様。
こちらでは国内外のクラフトビールの樽生を全10種類、樽代わりで楽しむことができ、どんどん新しいビールが飲めるクラフトビール屋さん。お食事はビールに合うような和テイストが入った洋食を提供しており、お客様からはロキサリーチキンや、前菜盛り合わせ等が人気となっております。
石黒さんが好きなビールを飲んでいる時に食べたいようなメニュー構成になってます。
今回はPOSレジとハンディオーダーを活用いただき、こちらの店舗をサポートさせていただきました。
アルバイトを通して、接客が好きになったのがきっかけです。大学を卒業した後に就職しないで過ごしていた時期があったのですが、将来何やろうかなと考えた時に、接客も好きだし当時お酒も好きだったので、飲食店やればいいんじゃないかと思ったのがきっかけですね。そしたら飲食店で働かなきゃな…と言った感じで今に至ります笑」
「その後、飲食店で働き初めて10年位でここを立ち上げるようになりまして。その間に働いてた店で海外ビールだったりとかを扱ってて、そこからビール好きに目覚めました。元々日本酒大好きだったんですけど、今はクラフトビールにどっぷりになってしまいまして笑」
そんなクラフトビールですが、どんどん新しい銘柄が出るような世界で、多くの銘柄が顕在しております。
そんな中から樽生のビールや缶など石黒様がセレクトした銘柄が楽しめるようになっております。
「樽生で置いてあるビールは今まで飲んでおいしいと感じたものもセレクトしてますし、飲んだことない銘柄も大量に仕入れてます。その中でもできる限り美味しいものを選びたいので、信頼してるブルワリーの中でもこういうビアスタイルだったら絶対間違いないだろうみたいなものだったりだとか、あとは銘柄の評価を調べてから仕入れるようにしてますね。」
ブルワリーというのはビールの醸造所のことで、国内外に多くのブルワリーが存在し、国産だけでも、700以上のブルワリーがございます。今年には国内のブルワリーが900を到達するそうです。
「営業を行なっていく上でお客様の注文データや単価、人数等。色々なことを考えるとやはりデータはとっていきたいなとは思っていましたし、あまり効率の良くないことはせずに効率的な営業がおこないたかったので、POSレジの導入とお客様からの注文受け効率の良いハンディオーダーの導入を当初から検討していました。」
やはりお客様からの注文に対して紙伝票を使ってキッチンに伝達を行うと、どうしても”オーダーミス”が発生してしまったり、お会計の際のお会計金額の集計に時間がかかってしまい、お客様をお待たせしてしまうなど、全体的に非効率になってしまうケースが多々あります。石黒様はそういった点を懸念されておられました。
そういった導入前の課題感からどのようにしてCASHIERを選んでいただいたのでしょうか。
「確かレジの比較サイトに登録した中からCASHERさんを紹介して頂きまして。当時はすごい安くなるキャンペーンをやっていたので、値段のところで決めました。開業した時は支出はできるだけ削りたいので…」
新規開業時に重要になるのはさまざまなコストの管理。特に飲食店では商品や食材の仕入れ、機材や備品の購入など、多くの費用が発生します。これに加え当面の営業の資金繰りも。そんな中、可能な限りコストを抑え効率的の良いものを導入することが開業の際には求められます。
「Tabレジ(以前のレジ)の時は正直色々いろんな課題がありました。ちょっとずつ改善してもらったりとかしたんですけど、ところどころ色んな不備があって、使用感的にはそんなに良かった印象はないですね笑 ただ、CASHIERの6800UAに変えてからは、割とストレスがない印象です。何がそんなに違うかって言われると、パッと出てこないんですけど、全体的に使いやすくなったというところですかね笑」
以前のレジよりPOSレジとハンディーオーダーをご利用頂いている石黒様。実際に店舗ではどのようにして運用されているのでしょうか。
「ハンディの運用については、ドリンクは一つのカテゴリに入れちゃってるんですけど、フードは前菜とか燻製とかデザートとかに分けてますね。それで使ってます。」
「あと、うち酒販免許もあるんで、テイクアウトができるんですよ、お酒の。そのテイクアウトの分のカテゴリとかもハンディの中にはあったりします。あとはフードのテイクアウトも別で入れてますね。お酒の場合だと税率変わらないですけど、フードの場合は10%から8%になるんで。」
「お酒って計上しなきゃいけないんですよ。どれだけの量が売れたかっていうのを税務署に。それが結構めんどくさいんですけど、WEBの管理画面からお酒の販売実績をExcelに入力してみたいな感じで作っていますが、めちゃくちゃめんどくさいです笑」
「お酒の缶ひとつとっても容量が違ったりするんで。日本の缶だと500ml缶か330ml缶なんですけど、海外のになると、 ワンパイントっていうサイズ、パイント缶って言うんですけど、473ミリっていう、同じ缶でも国によって変わるんで、そこがまためんどくさいところですね笑」
こういった酒税の計上については、商品ごとの売上数量を管理画面からエクスポートし、Excel等のVlookUP関数やコピぺなどで、Excelに写し、登録してある商品毎の容量と販売実数を掛けることで、商品毎の容量が算出されるので、酒税の計上が簡単になるのではないかとご提案させて頂きました。この方法を使い実際に業務改善ができるかは分かりませんが、こういった現状の店舗のバックオフィスの煩わしさや効率改善など、より良い店舗運営ができる様、コンシェルジュとして様々な角度からご提案させていただいております。
多くのクラフトビールの銘柄に出会っていらっしゃる石黒様。そんな石黒様にお勧めのクラフトビールをお伺いしました。
「樽代わりでどんどん変わってくるんですけど。今現在繋がってる銘柄で言うと….スターウォッチャーですね。」
スターウォッチャー:https://www.westcoastbrewing.jp/beer/starwatcher/
「うちは10タップ中、半分がIPA(インディア・ペールエール)っていうスタイルのビールを繋いでいます。IPAはポップをいっぱい使ったビールなんですけど、元々イギリス発祥のビアスタイルであって、当時イギリスの植民地だったインドに向けてビールを運ぶ際に、 赤道を通るので熱でビールが劣化しちゃうんですよ。それを防ぐために防腐剤効果のあるホップを大量に入れたっていうのがIPAの起源とされてて。そういった経緯でインディアペールエールって言うんです。元々はホップの苦みが強いビールだったんですが、今は時代の変化と共にホップのフルーティーな香りをどんどん追及したフルーティーなビールに代わってきています。10年ぐらい前までは、フルーティーだけどがっつり苦いIPAが主流だったんですが、今はあんまり苦いビール流行らないんで…」
そういったクラフトビールの歴史や今提供している10タップあるクラフトビールの味わいや香り、どういったフードとの食べ合わせなどをそれぞれご紹介いただきました。それだけクラフトビールの世界にどっぷりと使った石黒様。
タップのチョイスもそれぞれがしっかりと違ったものをチョイスされているそうです。
「東京でうちしか飲めないレアなビールとかもちょいちょい入れてます。そういった他のビアバーさんとかと比べると、他では中々飲むことのできないビールが飲めるのがウチの特徴ですね。」
そんな素敵な石黒様、高田馬場ビール食堂へお越しのお客様に良い体験を頂けるよう我々も良いサービスを提供し続けていきたいと思います。
そんな、居心地の良い空間に様々な味わいのビール。
新たな味わいと出会いがある高田馬場ビール食堂へ足を運んでみてはいかがでしょうか。