飲食店に欠かせないハンディとは?使い方や機能、POSレジとの連携を解説 店舗DX

飲食店に欠かせないハンディとは?使い方や機能、POSレジとの連携を解説

2024/03/27

ハンディターミナルを導入している飲食店でサービスを受けたことがある人も多いでしょう。以前は手書きの伝票で注文を受けることが一般的でしたが、ハンディターミナルの登場により業務効率化を実現している店舗が増えています。

しかし、「ハンディを導入すると、どのようなメリットがあるのか」「ハンディ導入により、オペレーションはどう変わるのか」と疑問に感じている飲食店の方もいるでしょう。

そこで、この記事ではハンディターミナルの概要や使い方、メリットを解説します。また、飲食店におすすめの導入方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次
1 飲食店で普及が進むハンディとは 2 飲食店でのハンディの使い方 2.1 1.注文:スタッフが注文を打ち込む 2.2 2.伝達:キッチンへ自動送信 2.3 3.料理の提供 2.4 4.会計:POSレジに注文内容を自動送信 3 飲食店がハンディを導入するメリット 3.1 料理提供までの時間を短縮できる 3.2 業務効率化につながる 3.3 人的ミスを低減する 4 飲食店がハンディ導入にかかる値段の相場 5 飲食店は「ハンディ+POSレジ」の導入がおすすめ 5.1 売上管理ができるため 5.2 注文~会計をよりスムーズに行えるため 5.3 店舗運営に活用できるため 6 ハンディを導入して飲食店の経営・運用を改善しよう

飲食店で普及が進むハンディとは

飲食店でよく見られるハンディとは、「ハンディターミナル」というオーダー端末のことです。ハンディに顧客からの注文を入力することで、キッチンへとオーダー内容が送信されます。

ハンディがない場合には、顧客からの注文を紙伝票に記入したのちホールスタッフが直接キッチンに行って注文を伝える必要がありました。そのため、注文の度にホールとキッチンを行き来しなければなりませんでした。

その利便性から、今では大規模なチェーン店から個人経営の店舗までハンディは普及しています。
ハンディターミナルの概要や種類、選び方については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:ハンディオーダーとは?種類やメリットを徹底解説

飲食店でのハンディの使い方

ここでは飲食店でのハンディの使い方を、飲食店での実際のオペレーションの流れに沿って解説します。

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1.注文:スタッフが注文を打ち込む

顧客の注文を受けたスタッフが、ハンディに注文を打ち込みます。この注文機能がハンディの代表的な機能です。

また、ハンディから各テーブルの配膳状況を確認できるため、提供遅れや顧客からの問い合わせにもスムーズに対応できるようになります。

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2.伝達:キッチンへ自動送信

ハンディに入力後、送信ボタンを押すことで瞬時にキッチンにオーダー内容が送信されます。

その際、顧客からの要望があった場合にもハンディから調理指示を送ることも可能です。「にんにく抜き」「大盛」「少なめ」など多く受ける要望がある場合には、事前に設定しておくことで、より業務の手間を削減できます。

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3.料理の提供

調理された料理をテーブルに提供します。
注文が瞬時にキッチンに送信されるため、注文した順番どおりに提供が可能です。ランチタイムやディナータイムで混雑した場合にも、提供の前後によるトラブルを防げます。

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4.会計:POSレジに注文内容を自動送信

POSレジとハンディを連携している場合、顧客の注文データがPOSレジにも送信されます。
従来のレジであれば、伝票に記載した内容をもとにレジに注文内容を打ち込む必要がありますが、POSレジであれば自動送信が可能です。

飲食店がハンディを導入するメリット

飲食店がハンディを導入するメリットを解説します。

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料理提供までの時間を短縮できる

ハンディを導入することで、「注文を受ける→キッチンに伝達する」時間を削減できます。というのも、送信ボタンを押すことで瞬時に注文内容をキッチンに送信できるためです。

また、忙しい時間帯であれば注文待ちが発生することもあるでしょう。しかし、ハンディの場合には、スタッフはすぐに別のテーブルの対応が可能になるため、待ち時間を短縮できます。

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業務効率化につながる

ハンディを導入することで、「ホールスタッフの移動時間」と「注文を手書きする手間」を削減できます。そのため、これまで注文業務にかかっていた時間や手間を他の業務にあてることが可能です。

また、POSレジと連携させることで「レジに会計内容を手打ちする時間と手間」も削減できます。

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人的ミスを低減する

紙伝票による注文や手入力によるレジ会計を行うと、どうしても打ち間違いや書き間違い、記入漏れなどの人的ミスが発生しやすくなります。特に、忙しい時間帯であれば疲弊したスタッフはよりミスしやすくなるでしょう。

ハンディを導入し、注文業務や会計業務を省力化・自動化することで人的ミスを防止できます。

飲食店がハンディ導入にかかる値段の相場

飲食店がハンディ導入には、導入費用とランニングコストがかかります。メーカーによりさまざまな導入プランがあるため、複数のメーカーの値段を確認することがおすすめです。

  • 導入費用
    ハンディ導入には、ハンディ端末以外にキッチンプリンター、POSレジと連携する場合にはPOSレジなどのハードウェアが必要です。
  • 導入費用の相場は、無料~50万円程度です。併せてハードウェアも導入する場合に高額になります。
  • ランニングコスト
    ハンディのランニングコストには、月額料金や交換用バッテリー、ソフトウェアアップデートにかかる費用、保守費用などが挙げられます。また、導入するハンディ端末の台数によっても異なるメーカーもあります。
    ランニングコストの費用相場は、1万円~5万円程度です。オプションを追加するほど高額になるため、本当に必要な機能かどうか確認することが必要です。

 

飲食店は「ハンディ+POSレジ」の導入がおすすめ

ここまで何度か「ハンディ+POSレジ」の連携について触れてきましたが、POSレジのことがわからないという方もいるでしょう。

そもそもPOSレジとは「Point of Sale(販売時点情報管理)」のとおり、販売した商品・サービスのデータを、販売した時点で集計できるレジのことです。レジといっても会計機能だけでなく、売上機能や顧客管理機能などさまざまな機能があるため、店舗の基幹システムとしての利用ができます。

そして、飲食店では「ハンディ+POSレジ」の導入がおすすめです。ここでは、その理由を解説します。

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売上管理ができるため

「ハンディ+POSレジ」で導入することで、ハンディで入力した注文情報を、POSレジに売上データとしてリアルタイムに収集・蓄積できます。例えば、「いつ」「どのような人が(年齢層や性別など)」「何を注文したか」などの情報が挙げられます。

売上管理が可能になることで、具体的な数値として店舗の動きが可視化されます。そうすることで、のちほど解説するさまざまな店舗運営に活用可能です。一方、売上管理ができないと、スタッフの経験や勘に頼らざるを得ず、再現性のない不安定な経営になりがちです。

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注文~会計をよりスムーズに行えるため

「ハンディ+POSレジ」で導入することで、注文業務だけでなく会計業務の手間も削減できます。というのも、ハンディで入力した注文情報をPOSレジに送信できるため、スタッフが手入力する必要がないためです。

スタッフの手間を減らし、顧客の待ち時間を減らせるため、どちらにとっても嬉しい導入となるでしょう。

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店舗運営に活用できるため

POSレジの売上管理で得たデータを活用することで、店舗運営をより改善・発展させることも可能です。
例えば、来店の多い時間にキャンペーンを実施したり、人気メニューのセット商品を開発したりするなどの施策が挙げられます。

また、顧客管理機能も併せて活用すれば、会員になっている顧客に向けてクーポンを配布することも可能です。

飲食店におすすめのPOSレジ機能については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:飲食店のPOSレジに必要な機能とは?使い方やおすすめのPOSレジもご紹介

ハンディを導入して飲食店の経営・運用を改善しよう

飲食店の多くがハンディターミナルを導入しており、見たことがあるという人も多いでしょう。

ハンディを利用することで、店舗オペレーションの注文からキッチンへの伝達を自動化できます。そのため、料理提供までの時間の短縮や業務効率化、人的ミスの低減が可能です。また、POSレジとともに導入することで、より店舗運営に貢献するシステムになるでしょう。

これまで多くの飲食店や小売店に券売機を提供しているCASHIERでは、ハンディターミナルやPOSレジを提供しています。はじめて導入するというお店でも安心していただけるよう、店舗形態に合わせた導入プランを提案可能です。ハンディターミナルやPOSレジの導入を検討されている飲食店の方は、ぜひCASHIERのホームページをご覧ください。

 

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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