今回お話をお伺いしたのは、2025年5月にオープンされた発酵キッチンミモザ様。
発酵キッチンミモザ様はキッチンカーでハンバーガーを販売されていて福島県内を中心にイベントへ出店されています。菅野様がこだわって開発したメニューはとても人気で、多くのお客様が来店されています。代表の菅野様には、モバイル型決済端末A920を導入いただいた背景や、導入後の変化について詳しくお話をお伺いしました。
発酵キッチンミモザ

昔からの夢であったハンバーガー屋を始められた菅野様。発酵キッチンミモザ様には熱い情熱とお客様への想いが込められています。
「元々居酒屋で店長をしていたのですが、自分のお店を持ちたいと思い、空き店舗を探していました。なかなか理想としていた物件がなく困っていたところ、知り合いから『ワーゲンバスのキッチンカーがあるよ』と紹介していただいたんです。これはチャンスだと思い、その日のうちに見に行きました。」
「実物は非常に魅力的で、運命を感じましたね。見た瞬間にハンバーガー屋をキッチンカーで始めようと思い、その場で購入を決めました。」
ワーゲンバスの購入を決断されてからすぐにキッチンカーの内装やメニューの開発を始められたそうです。
「購入したキッチンカーの内装は、以前お好み焼き屋さんを営んでいたようで、ハンバーガー屋を始めるために工事をする必要がありました。また、夢への挑戦をまっさらな気持ちでスタートしたかったので、外装と内装の色は白を基調にして自分で塗装しました。」
「友人やたくさんの方に開業の準備をサポートしていただき、無事オープンすることができました。今でもお客様として足を運んでくださって、応援してくれているので、感謝の気持ちでいっぱいです。」
管理栄養士や発酵食品ソムリエなど、たくさんの資格をお持ちの菅野様。メニュー開発には自身の経験や知識を活かして特にこだわられたそうです。
「ハンバーガーのバンズは約2年かけて開発しました。酒粕を使用し、しっとり、モチモチの食感になるまで材料の割合を変え、何度も施策を繰り返しました。レモンチキンバーガーのバンズはスライスレモンを上に乗せたチキンとの相性が良い一品に仕上がっています。SNS映えもするので女性に人気ですね。」
「さらに、赤身と脂身の比率にこだわった和牛100%のパティや、自家製の塩麹を使ったソースもおすすめです。ハンバーガーのソースは4種類から選ぶことができ、お客様はいつも悩みながら注文してくれています。」

理想の条件にピッタリ合致!選ばれたモバイル型POSレジ

開業前から責任者としてイベントに出店していて、その時はボタン式レジを使っていたという菅野様。どのような経緯でCASHIERの導入に至ったのでしょうか。
「ボタン式の方が大きくて場所を取っていました。日差しで画面が見えにくかったり、キャッシュレスに対応していなかったりと、運用の面でも使いにくさを感じていましたので、自分のお店を始めることになった時、その使いにくさが払拭されたレジに切り替えたいと考えていました。」
「レジを選ぶ条件としては、機器のサイズがコンパクトで、キャッシュレスに対応していること、そしてランニングコストを抑えられることも条件でした。」
代理店の方から幾つかのレジ企業を紹介いただいたという菅野様。なかなかキッチンカーを運営するための理想のレジに出会えなかったそうです。
「実際の運用を想定して紹介いただいたレジを比較検討していたのですが、なかなか見つけることができず、オープン予定日が迫っていました。最後にCASHIERさんを紹介していただいて、キッチンカーを選んだ時のように見た瞬間に『これだ!』と即決しました。」
「片手で持ち運びできるサイズ感なのに、基本的なレジ機能が備えられていて会計業務で困ることがない点、キャッシュレス決済もこの端末で対応できる点、そして月額が比較した他社より安い点が非常に魅力的でしたね。」
この事例で導入されている
機器

POSレジと決済端末が一体の
最新のモバイル型POSレジ
会計業務の負担が大幅軽減!回転率向上で顧客満足度アップ

菅野様には、今回キャッシュレス対応のモバイル型決済端末A920を導入してお会計の運用がどのように変化したのかお伺いしました。
「以前のレジは現金にしか対応しておらず、調理の際に着用していた手袋を、わざわざお会計の度に外していました。キッチンカーでは調理と会計を一人で行っているので、手袋のつけ外しをする時間があると、どうしても提供までに時間がかかってしまい、お客様をお待たせしてしまいます。」
「CASHIERさんのレジを導入して、さまざまなキャッシュレス決済に対応できましたので、お客様にはお会計の際、『ここにタッチしてください』と案内するだけで基本的には現金を触ることもなくなり、会計業務が非常に楽になりました。レジの対応で調理が滞ることがなくなったので、お客様をお待たせする時間も短くなりましたね。」
「また、最近だとPayPayで支払うお客様が増えていて、『ここPayPay使えるんだ!』と喜んでいただいています。最新の機器で会計をしていることや決済手段が多いことでお店自体の信頼感が上がりました。」
苦戦していたレジ締め業務が一気に簡単に!

「今までのレジ締め作業では、POS機能がなかったため、出力される長いレシートを確認して現金を数えていました。営業中、バタバタして金額を打ち忘れてしまったり、打ち間違えることも多かったので、売上金の誤差を確認するのに毎回1時間にらめっこしていましたね。疲れて帰宅してからレジ締め業務をすることもあり、気が重くて毎日ストレスでした。」
アナログ会計ならではの悩みを抱えていた菅野様。モバイル型決済端末A920導入後、レジ締め業務に変化はあったのでしょうか。
「営業後に画面上で5分でレジ締め業務を完結することができるのはとても便利ですね。商品の打ち忘れミスなども売上データを確認すれば判明しやすいですし、浮いた時間で店内の片付けや次の営業のことを考えられます。それに加えて一人で運営しているので、現金を大量に持ち運ぶことがなくなり、防犯リスクを減らすことができてとても助かっています。」

蓄積された売上データで主催者からの信頼アップ!

モバイル型決済端末A920でお会計作業を効率的に進められている菅野様。売上データも確認して営業に活かしているそうです。
「現在は主にイベントに出店しているのですが、出店には主催者の方の許可が必要になります。イベントは売上の◯%を運営にお支払いする形となっているため、私たちが売上データを正確に集計しているかどうか、申請時の確認項目になります。」
「その際、CASHIERさんの売上管理画面を見せると、『しっかり売上を集計しているんですね』と評価していただけることが多く、出店許可をスムーズに取得することができています。」
「また、基本的なデータなら自動でグラフにしてくれるので、これまでの売上実績や成果が視覚的に確認しやすく、主催者の方に伝えやすくなっています。」
「また管理画面でいうと、メニュー変更が簡単にできることも非常に助かっています。日頃から新メニューの開発を行っていて、これからもどんどん増えていく予定なので、その変更と反映がスムーズなことは良いですね。」
発酵食品の良さを広めたい

「今後も季節限定のメニューなど、開発を進めていき、お客様に喜んでいただけるように新メニューを出していきます!また、せっかく発酵食品ソムリエの資格があるので、商品を通じて発酵食品や無添加食品の良さを伝えられたら良いですね。今後はキッチンカーの運理だけではなく、子供たちを集めて食育のイベントなどを開催できたらなと思います。」
「現在は福島県内を中心に活動していますが、呼ばれたら全国各地にいきたいと思っています!映画『男はつらいよ』の主人公、寅さんに憧れているので、キッチンカーで全国各地巡りたいですね。」
「イベントの告知になりますが、2025年8月31日に福島県二本松市で3000人規模のバイクイベントが開催されます。私もそのイベントに出店しますので、ぜひ食べに来ていただけたら嬉しいです。このイベントに向けて新メニューをも開発中なので、楽しみにしていてください!」
オープンして2ヶ月、着実に出店数を増やして順調なスタートを切っている発酵キッチンミモザ様。他のお店では出会えないようなハンバーガーを食べるため、出店されるイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。CASHIERはこれからも菅野様の挑戦をサポートさせていただきます。