今回お話をお伺いしたのは、株式会社東京ドーム様。コンサートやイベントでの物販ブースにて、CASHIERのモバイル型POSレジを導入していただいておりますので、飲食&物販部の方に、導入の決め手や、使用感について詳しくお話をお伺いしました。
店舗について
事業内容と、その中で担当されている業務について教えてください。
株式会社東京ドームは、東京ドームシティの運営を核に、ホテル、アミューズメント(アトラクションズ)、商業(ラクーア)、流通(ショップイン)、不動産、スポーツ、競輪など多岐にわたるエンターテインメント関連事業を展開しています。私たちは飲食&物販部に所属し、コンサートや野球以外のスポーツイベントを含む各種イベントにおけるグッズ販売を担当しています。
東京ドームでのイベント頻度や集客規模についてお聞かせください。
そのような大規模イベントは、夏の時期で月に1〜3回、冬のイベントでは最大5〜6回開催される月もあります。販売は東京ドーム前の常設テントなど屋外で行われ、最大で5万人規模の来場者に対応しています。

導入に至るまでの経緯
以前の販売方法やレジシステムで、どのような課題を感じていましたか?
以前のシステムでは、販売スペースが限られたテーブル上に、本体、プリンター、キャッシュレス端末の計3台の機材を設置する必要があり、テーブル上が混雑していました。キャッシュレス決済の需要増加に伴い、販売の回転率を上げるために、レジ周りのスリム化が最大の課題でした。
数あるサービスの中から、CASHIERのPOSレジを選んだ決め手は何だったのでしょうか。
複数の機材が必要だった以前のシステムに対し、「これ1台でお会計すべてできる」という点に魅力を感じました。スマートフォンサイズの1台で済むため、機材の設置スペースが約3分の1になり、テーブル上の有効活用と販売の回転数向上に直結すると確信したことが、選定の決め手となりました。

実際に使用してみて
導入後の具体的な効果として、会計にかかる時間はどれくらい短縮されましたか?
以前は1会計あたり約5分かかっていたところ、CASHIER導入後は約3分に短縮され、約2分の時間短縮が実現しました。その結果、1時間あたりに対応できるお客様の数が12人から20人へと増加し、販売回転率が大幅に向上しました。
端末の操作性や導入時のスタッフへの教育についてはいかがでしたか?
端末がスマートフォンとほぼ同じ感覚で操作できるため、スマートフォンに慣れている販売員が多く、予備知識なしで利用できています。当日のリーダーからのレクチャーだけで済むため、教育にかかる時間も大幅に短縮されました。
イベント主催者へのデータ共有や販売戦略への活用について教えてください。
リアルタイムで取得できる販売データを1時間ごとにイベント主催者と共有しています。これにより、主催者側は商品の売れ行きに応じて「明日の在庫を今日分に回す」といった柔軟な販売調整(売り止め)が可能になり、販売機会の最大化に繋がっています。

この事例で導入されている
機器

POSレジと決済端末が一体の
最新のモバイル型POSレジ
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今後の事業展開について、何か展望はありますか。
東京ドーム場内はすでに完全キャッシュレス化を実現しています。場外の物販エリアについても、引き続きお客様にとってより便利でスムーズな売場運営・購入環境を提供できるよう、邁進してまいります。
「世界一のエンターテインメントカンパニー」を目指す企業として、多様な手法でお客様に感動をお届けし続けますので、今後の展開にもご期待ください。
「世界一のエンターテインメントカンパニー」を目指す株式会社東京ドーム様にとって、CASHIERのモバイル型POSレジは、単なる会計ツールではなく、販売の回転率を飛躍的に高め、イベントの熱狂を途切れさせないための戦略的なパートナーです。今後も、東京ドーム様の挑戦に対し、CASHIERは柔軟なシステムと迅速なサポートで引き続きその進化に貢献してまいります。
















































