今回お話を伺ったのは、2024年9月にオープンされたCafe & Sweets Patisserie 柚子様。
20名程度がゆっくり座れるカフェスペースが自慢の洋菓子店で、こだわりの定番スイーツに加え、価格や使用するフルーツをお客様の要望に応じてカスタマイズできるケーキやパフェを提供する柔軟なスタイルが、既成概念にとらわれない新しいスイーツ体験を生み出しています。店長の山崎様にはクラウドPOSレジ6800UAやスマホオーダー機能を導入された背景と、導入後の変化について詳しくお話を伺いました。
Cafe & Sweets Patisserie 柚子


長年パティシエとして経験を積み、満を辞してCafe & Sweets Patisserie 柚子を開業された店長の山崎様に、お店を始められたきっかけや、お客様への想いについて語っていただきました。
「今までパティシエとしていくつかの会社で働かせていただきましたが、お客様への要望に対して組織の中で柔軟な対応ができないことに歯痒さを感じていました。『お客様1人ひとりの要望に応えたい』そんな自分の思いが通用するのか試してみたくて開業という挑戦の道を選びました。」
「基本的にお客様の要望は何でも受けるスタンスで営業しています。お客様からの急な依頼や食材のリクエスト、ホールケーキのデコレーションなど、どんな要望にも最大限応えていますね。メロンなどのフルーツを持ち込んでリクエストをされるお客様もいらっしゃいますが、もちろん対応させていただいています。」
「カフェスペースで注文できるパフェに至っては、決まったメニューは無く、金額も決めていません。お客様指定の金額や食材のリクエストに応じて変わるシステムで提供しています。たとえば、3000円分のフルーツを使用したパフェが食べたいと言われた際には、その時に準備できる旬のフルーツをふんだんに使用して作ります。」
お客様に喜んでいただくために真摯に対応されている山崎様は、開業するにあたり、お店を自分の居場所であり、お客様の居場所にもなる空間にしたかったといいます。個人経営のケーキ屋には珍しい広々としたカフェスペースは、その想いの現れでもあります。
「大抵のケーキ屋はイートインスペースが狭く、お客様の居場所には成り得ないと感じていましたので、自分のお店では広いカフェスペースを用意して、ゆっくりケーキや店内限定のパフェを召し上がっていただきたいという思いで物件を探しましたね。」

自分の想いを叶えられるのはCASHIERしかなかった

「私がPOSレジに求めたのは、会計で必要な機能は全て揃っていて、とにかくハイスペックであることです。尚且つ、導入コスト、ランニングコストが安いものを探していました。また、導入時や運用中のサポートの質も重視していたので、安さは求めるけど無料ではないことも条件でしたね。」
実際の運用を想定した上で、店舗に最適なPOSレジを検討された山崎様。他社との比較の結果、CASHIERさんを選ばれた決め手についてお伺いしました。
「POSレジとしての基本的な機能が高水準で揃っていたこともありますが、私が一番叶えたかった、レシートのカスタマイズができることと、お打ち合わせをした担当者さんの対応が素晴らしかったことが大きな決め手になりました。」
「導入してから現在はPOSレジ乗り換えの提案が他社から来ることもありますが、CASHIERさんの機能と価格を説明するとみなさん辞退されます。私自身も今実際に使っていてPOSレジの価格とスペックでCASHIERさんに勝るものはないと思います。」
この事例で導入されている
機器

店舗運営を効率化する
シンプルなPOSレジ
スマホオーダーの導入で実現した、より居心地の良いカフェスペース作り

「私1人で、ケーキの製造から販売をしていますので、なるべく効率のいい形で営業するために、スマホオーダーを導入しました。」
「使い方としては、QRコードを発行して店内で召し上がるお客様にお渡ししています。お客様には席からQRコードを読み取って商品を選択、注文していただく流れですね。」
「カフェスペースまで注文を取りに行く手間が省けますし、お客様としても席からご自身のスマートフォンでで手軽に注文できるので、喜んでいただいています。」
スマホオーダー機能を活用することで、注文業務を効率化することができます。これにより山崎様はケーキの製造や接客に注力できているとのこと、CASHIERとしても、非常に嬉しい限りです。
この事例で導入されている
機器

お客様のスマホを注文端末に
ハードウェア不要の
オーダー機能
レシートはお客様への贈り物。その想いを叶えたカスタマイズ性

「お会計に関する機能は正直当たり前で、私が一番求めていた機能はレシートのデザインをカスタマイズできることです。レシートは単なる紙切れではなく、お客様に贈るもので、次の販促に繋がるツールだと考えています。そのため、お店のロゴを大きく入れたり、SNSのQRコードを入れたいと考えていました。この機能はCASHIERさんにしかなく、やりたいことが実現できて満足しています。」
「実際に、レシートを受け取ったお客様からはロゴが大きくてかわいいと好評で、大切に持ち帰ってくださる方もいらっしゃいます。ご家族やご友人にも見せていただき、皆さまでご来店いただけたら嬉しいですね。」
「今後は状況に応じて、SNSのQRコードに加え、ホームページ内のケーキ紹介ページのQRコードも掲載してみようと考えています。」
レシートを経営戦略における重要なアイテムとして、活用されている山崎様。お客様の反応を見て、随時デザインを試行錯誤できる柔軟さもCASHIERの魅力です。
お客様に寄り添い続けるCASHIERのサポート体制

山崎様は、CASHIERの機能面と価格を魅力的に思われていましたが、導入の最後のひと押しになったのは、CASHIERスタッフの親切な対応だったそうです。
「導入を検討しているときから対応してくれた担当者さんの気遣いがいつも丁寧で、お客様ファーストな姿勢に感心しました。そして、『この人なら任せられる、この人だから契約したい』と思ったので、契約することにしました。」
「また、運用中に対応が困難なトラブルが発生した際も、サポートの方が親身になって解決案を用意してくださり、無事解決することができました。最後にはなんとかしてくれる姿により一層CASHIERさんへの安心感を感じました。私は、電話をかけたときに対応した人がその会社の印象を背負うと思っています。CASHIERさんはどなたが出ても誠実に対応してくれるので信頼しています。」
CASHIERは、導入前から納品時、運用中まで長期に渡ってお客様のサポートを専任のスタッフが行なっております。機器の使い方に不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、始めての方でも安心してご利用いただける環境をご用意いたします。

偶然か必然か、オープン直前に生まれた看板商品

「お店のコンセプトは名前の通り、フルーツの柚子から来ています。柚子は非常に育てることが難しい植物なので、柚子のようにお客様と一緒に成長していきたいという思いを込めて、店名に入れました。」
ご自身のお子様の名前にも柚子の漢字を入れていた山崎様。お子様が誕生した頃から、いつか柚子のケーキを作ろうと決めていたそうです。
「オープンに向けて、メニュー開発をしていた時、仕上げに使う予定だった機械が故障し、柚子の色を表現するために準備していた黄色も使えなくなるトラブルが発生しました。これでは看板商品が間に合わないと追い込まれた時に、アイデアが降ってきたんです。未熟な柚子の色である緑色のチョコレートでコーティングすることで、新しい食感が生まれ、緑色の若い柚子というビジュアルがお店のコンセプトと重なって、紛れもない看板商品となりました。」
看板商品である「柚来」は、製造に4日間を要し、数に限りがあるため、非常にレアなケーキです。ぜひお店へ足を運んでいただき、広々としたカフェスペースでゆっくりとお召し上がりください。また、新商品の「飲むかき氷」も好評発売中です。こちらはテイクアウト可能で、片手で手軽に楽しめるため、この暑い夏のお供にぴったりです。
我々CASHIERも、お客様が快適にご利用できるように、日々サービスをアップデートしていきながら、サポートを続けてまいります。