今回お話をお伺いしたのは、東京音楽大学中目黒・代官山キャンパス様。2020年度グッドデザイン賞を受賞された素晴らしいキャンパス内の学生レストランに、CASHIERのタッチパネル型券売機を導入いただきました。
施設情報課の唐澤様と学生レストランを運営されている株式会社昭和イーティングの下川様に、タッチパネル型券売機を導入いただいた背景や、導入後の変化について詳しくお伺いしました。
店舗について
東京音楽大学の沿革と、キャンパスの概要について教えてください。
東京音楽大学は1907年設立の東洋音楽学校を前身とする、日本で最も古い歴史を持つ私立の音楽大学です。「音楽を通して社会に貢献する」を理念に掲げ、中目黒・代官山キャンパスと池袋キャンパスの2拠点を構えています。
学生レストランはどんなコンセプトで運営されていますか。
「地域に開かれたレストラン」として、学生や教職員だけでなく一般のお客様も利用でき、日替わりでバラエティ豊かなメニューを提供することで、地域の方々の憩いや交流の場となることを目指しています。中目黒・代官山キャンパスでは、平均して一日約230名が利用しています。

導入に至るまでの経緯
CASHIER導入前の券売機が抱えていた課題は何でしたか。
以前の券売機は現金決済のみで、新硬貨・新紙幣に対応していませんでした。また、メニュー変更や価格変更の際に業者を呼ぶ必要があり、業者派遣費などのコストがかかり、さらに変更にも時間がかかるという運用上の大きな課題がありました。
今回、CASHIERのタッチパネル型券売機を選んだ決め手は何ですか?
決め手は、管理画面からメニュー変更やデータ管理などの情報がパソコンで全て操作可能であるという利便性です。以前のような業者に依頼する必要がなく、電話サポートを受けながら自分たちで対応できるメンテナンスフリーな点が大学側にとって非常に魅力的でした。

実際に使用してみて
タッチパネル型になったことで利便性や、利用者の方々からの反応はいかがでしたか。
画面が大型化したことで、特に近隣の高齢の一般利用者にとって見やすく、選択ボタンも大きくなったため、券売機の操作が分かりやすくなったと好評です。
メニューの変更や入れ替えといった、券売機の運用面での利便性はいかがですか。
期間限定メニューの追加やオープンキャンパス用のメニューへの切り替えなどの作業が、管理画面からスムーズに行えるようになりました。これにより、今までの券売機では不可能だった柔軟な運用が可能になっています。
データ活用について、日々の営業で特にどのような情報を重視してチェックされていますか。
営業終了後には毎日、メニューごとの販売食数や、学生・一般といった利用者別の売れ行き、さらには電子決済と現金の割合など、細かなデータをチェックしています。特に、誰に何が売れたかという分析が可能になった点が大きなメリットです。

この事例で導入されている
機器

飲食店の省人化を実現できる
タッチパネル型券売機
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今後、券売機のシステム以外で導入を検討したいサービスなどはありますか。
モバイルオーダーやスマホオーダーのような、お客様が席から注文・決済し、厨房と連携されるようなシステムに興味があります。導入すれば、券売機を経由しない、さらなる回転率の向上や顧客体験の改善が可能になると考えています。
今後の展望や、地域社会との関わりについてどのようにお考えですか。
2027年に東京音楽大学は創立120周年(私立の音楽大学としては初)を迎えます。伝統を大切にしつつ、新しい専攻(ミュージックビジネス・テクノロジー)の開設など、伝統と革新を共存させ、さらなる挑戦・進化を続けています。学生レストランは、引き続き地域の方々との交流の場として活用していきたいと考えています。
1907年からの輝かしい伝統を大切にしながら、常に未来を見据える東京音楽大学様。
CASHIERのタッチパネル型券売機は、その歴史を支える学生レストランにおいて、データに基づいた効率的な運営と、地域の方々へのより良いサービス提供するためのツールという両輪を担っています。
2027年の創立120周年に向け、革新的な挑戦を続ける貴学のさらなるご発展を、CASHIERは引き続き、最新のPOSシステムを通じてサポートしてまいります。















































