POSレジをレンタルするメリット・デメリットとは?選定ポイントも解説 POSの基礎知識

POSレジをレンタルするメリット・デメリットとは?選定ポイントも解説

2023/06/27

POSレジの導入を検討している企業のうち、「購入」と「レンタル」のどちらにすべきかわからないという企業も多いのではないでしょうか。それぞれの導入方法の特徴を理解することで導入にかかる負担を減らせる可能性があります。

そこで本記事では、レンタルPOSレジの導入検討者向けにPOSレジを購入・リースする場合のそれぞれのメリットや業者選定のポイントについて詳しく解説していきます。

目次
1 POSレジレンタルとは? 1.1 レンタル以外の2つの導入方法 2 POSレジレンタルのメリット 2.1 初期費用を安く抑えられる 2.2 短期利用できる 2.3 全額経費で会計処理できる 3 POSレジレンタルのデメリット 3.1 利用期間によっては割高になる 3.2 自由に機器を選択できない 4 POSレジレンタルが向いている事業者とは? 4.1 新規開業時には購入かレンタルが最適 4.2 2店舗以降はリースが最適 5 POSレジレンタル業者選定のポイント 5.1 レンタル料金の安さ 5.2 サポートの充実度 5.3 POSレジ端末の機種 6 まとめ

POSレジレンタルとは?

POSレジレンタルとは?

そもそもPOSレジとは売上情報・顧客情報などの情報を収集できるPOSシステムを搭載したレジのことです。商品を販売する際に、バーコードスキャナなどで商品情報を読み取ることで売上情報・顧客情報などの情報を収集します。

POSレジの種類や機能といった基本的な知識については以下の記事をご覧ください。
関連記事:POSレジとは?種類や機能、選び方を徹底解説

POSレジの導入を考えている場合、購入だけでなくレンタルするという方法もあります。実際にPOSレジのレンタルに対する需要が高まってきており、レンタルのサービスを提供している専門の業者も多く存在します。

POSレジをレンタルするには、各POSレジメーカーのレンタルプランを確認しましょう。サービスプランはそれぞれ異なっているため、よく比較検討することがおすすめです。

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レンタル以外の2つの導入方法

POSレジを導入するにはレンタル以外に、購入・リースという方法があります。

  • 購入

購入はその名の通り、POSレジを購入して自社の管轄とする導入方法です。初期費用は高くなりますが、長く使用することでトータルのランニングコストは抑えられる傾向にあります。

また、自社の好きな製品を選べる他カスタマイズも自由に行えます。 一方、初期費用が高額になることや本体がアップデートした場合には買い替えなければいけません。また、メンテナンスも自社で行う必要があります。

購入のメリット・デメリットの詳細は以下の記事をご覧ください。
関連記事:POSレジは購入すべき?メリット・デメリットも徹底解説

  • リース

リースはレンタルと同様にPOSレジ提供会社のものを借り受ける契約方法ですが、レンタルよりも長期的に借りることが一般的です。そのため、月額料金はレンタルよりも安い傾向にあります。 一方で、基本的に途中解約できないことに注意が必要です。また、審査を通過する必要があることから導入までに時間がかかる傾向にあります。

POSレジレンタルのメリット

POSレジをレンタルで導入する場合のメリットについて解説します。

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初期費用を安く抑えられる

レンタルの最も大きなメリットに、初期費用を安く抑えられることが挙げられます。月額料金がかかる代わりに、初期費用を0円で提供しているプランが一般的なため、導入の負担を低減したい方に向いています。

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短期利用できる

レンタルは短期で借り受けられるのが特徴です。解約する手続きも簡単なので、イベントなどで短期間だけレジを増やしたいといった場合にも手軽に導入できます。 どのタイプの機種を買えばいいか迷ってしまう場合は、レンタルを利用して試しに使ってみるのも一つの方法です。実際に使ってみることで購入を検討する際の参考になるでしょう。

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全額経費で会計処理できる

レンタルの場合、POSレジの所有者は提供メーカーになります。 そのため、固定資産の対象にはならず税務上の処理にかかる手間を低減できます。

POSレジの減価償却や耐用年数などの会計処理については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:POSレジの耐用年数ってどのくらい??購入とリースの違いについて解説

POSレジレンタルのデメリット

POSレジをレンタルした場合のデメリットについて解説します。

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利用期間によっては割高になる

長期的に利用する場合には、月額料金を支払い続けることで購入・リースと比べてトータルコストが割高になる可能性があります。   そのため、長期利用の計画がある場合には、購入・リースと総合的に検討して判断することが大切です。

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自由に機器を選択できない

レンタルの場合、提供会社がもともと用意している端末や機種からレンタルすることが一般的です。そのため、自社で自由に機器を選べない点がデメリットとして挙げられます。 導入したい機種がレンタルに対応していなかったり、選択肢が少なかったりする場合もあるので、レンタルする際には注意しましょう。

POSレジレンタルが向いている事業者とは?

POSレジレンタルが向いている事業者とは? 店舗の規模感や事業にも寄りますが、最初から購入するよりもレンタル契約の方が良い場合もあります。ここでは、購入するのか、レンタルかリースで利用するのかを決めるポイントをいくつかご紹介します。

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新規開業時には購入かレンタルが最適

新しく事業を始める際に資金が十分にある場合は思いきって購入しても良いでしょう。最初に費用を全て払ってしまえばそれ以降の月額料金はかからないうえに、希望に沿った機種や端末を選びやすい導入方法です。 初期費用を少しでも抑えたいのであれば、レンタルをおすすめします。リース契約するには審査を受けなければならず、新規事業の場合は通らない可能性もあるからです。レンタルであれば審査も必要ないので、最初はレンタルから始めるのも一つの方法です。

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2店舗以降はリースが最適

最初の店舗の実績を元に審査も通りやすくなるため、2店舗目への移行はPOSレジをリース契約で使うことも可能です。決まった期間だけ必要な場合はレンタルを利用するのがおすすめですが、リースではより端末の選択肢も広がります。 また、レンタルよりもリースの方が月々にかかる費用が安いことを考えると、リースを利用する方が結果的に費用を抑えられるかもしれません。経営が順調に推移してきたら購入を検討しても良いでしょう。

POSレジレンタル業者選定のポイント

POSレジレンタル業者選定のポイント POSレジの購入だけでなく、最近はレンタルに特化したレンタル業者が数多くあります。料金やサポート内容も業者によって違うので、目的と予算に合った業者を選びましょう。

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レンタル料金の安さ

レンタルといっても料金は業者によって異なります。たとえば、1ヶ月レンタルする場合、数千円で利用できる会社もあれば1万円以上かかることもあり、短期間のレンタルが可能であっても総額の費用には大きな差が生まれてしまいます。 「レンタル=安い」と決めつけてしまうと、思っていた以上に費用がかかることになるかもしれません。そのため、金額に対してどこまで機能が備わっているかをしっかり確認しておくことが大切です。

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サポートの充実度

しっかりとしたサポート体制が整っているかも大切なポイントです。サポートが不十分だと操作の仕方が分からなくなったり、機械が故障した際に営業に支障が出たりする可能性があります。 また、業者によっては事前の設置や使い方を教えてくれたり、リモートでも対応してくれたりするところもあります。こうしたサポートを受けるには、月額料金を支払う必要があるのか、その都度オプションで追加料金を払わないといけないのかについても事前に確認しておきましょう。

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POSレジ端末の機種

購入やリースと違って、レンタルの場合は選べる端末の種類に限りがあるため、各業者がどのような機種を取り扱っているのかしっかりと確認する必要があります。自店舗の運営にとって必要な機能を理解しておかないと、満足に利用できないだけでなく経営にも影響を与えかねません。 他店舗のデータ管理、電子マネーやQRコードにも対応できる決済端末が利用できるか、など業種によって求める機能は様々でしょう。 扱っている機種が豊富な業者であればその分選択肢も広がります。 POSレジレンタルのご相談はこちら

まとめ

POSレジは売上のデータを細かく分析できる非常に便利なシステムです。レンタルでの利用はまとまった初期費用が必要ないため、新しい事業を始めるときや十分な費用がないときにおすすめです。 また、近年はPOSレジのレンタル利用の需要が高まってきているため、料金プランやサポート体制も様々です。 本記事で紹介したレンタル業者を選ぶときのポイントを参考にしながら、それぞれの業種に合った業者を見つけるようにしましょう。

 

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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