今回セルフレジと自動釣銭機を導入いただいたのは東京都内のオフィスビルに囲まれた釣り堀の「市ヶ谷フィッシュセンター」様。
「お客様へのサービス向上のために会計業務はなるべく効率化したい」
そう語るのは、代表の宮田様。
創業から62年以上経過している市ヶ谷フィッシュセンター様。JR市ヶ谷駅のホームから見える釣り堀はドラマやCMのワンシーンにも多く使用される有名スポットです。
そんな歴史ある市ヶ谷フィッシュセンターについて、今回は代表の宮田様にお話しをお伺いしました。
市ヶ谷フィッシュセンター

「メインは鯉池という大きな釣り堀が4つと、お子様も楽しめる金魚池です。鯉池は鯉専門の池で一つの釣り堀に約600匹おりまして、金魚池は金魚だけではなくて小さな鯉や、川魚をミックスすることもありますね。」
「週末には、お子様向けに金魚すくいやスーパーボールすくいなど、お祭であるようなアクティビティを用意しています。また、金魚や水草の販売もしていて、今は昔ほど家に金魚鉢を置く家庭は少なくなっている印象ですが、まだまだファンに来ていただいていますね。

「平日の釣り堀は基本、常連さんに生活の一部として来ていただいています。」
「週末になるとファミリー層が多くなって、ファミリーの方々は釣りをやりにくるというよりは、娯楽の中の一つとして、釣りや金魚すくいを体験しに来ていただいていると思います。」
釣りだけではなくお子様に向けたアクティビティも提供されている市ヶ谷フィッシュセンター様。私どもが訪問させていただいた日も平日でしたが、多くの常連と思われるお客様が釣りを楽しまれていました。

スタッフが会計に縛られない運用を目指して

以前は別のPOSレジを使って営業されていた宮田様。どういった課題から、今回レジのリニューアルをご検討されたのでしょうか。
「今回は、レジの寿命と言われている約5年が経過するタイミングでしたので別のPOSレジへの乗り換えを考えていました。」
「今まではスタッフが商品スキャンから会計までを行ういわゆる通常のPOSレジを使っていましたね。」
「レジって基本的に会計処理が早い、決済レパートリーが多いことぐらいしかサービスに寄与しないと思っていまして、そこに2人、3人の人材が常時割かれてしまうのはもったいないと思ってます。他の業務が止まってしまいますし、人件費もかかるので、乗り換えるのであれば、そういったところを最適化したいなと思っていまして、企業として変化は必要だと考えており、新しいレジに変えることも一つの変化なので、挑戦しようと決めていました。」
「同じレジを購入するのも良かったのですが、扱いに慣れているというメリットの反面、今まで通り変化のない運営方法になってしまうことで、会社としての柔軟性が失われてしまうと思っていました。」
「以前のレジは、技術者目線の機器という感じで、現場のスタッフからするとボタンやファンクションメニューが多すぎて何のためのボタンなのか、何のための機能なのか、操作がわからなくなってしまうことが発生したりと会計に時間がかかってしまうケースが多々ありました。」
「ただ、お客様自身に商品選択、会計をしてもらえれば、スタッフの業務の効率化や、他の接客時間も確保できると思ったので、今回はそういったことができるセルフレジに着目して導入を検討し始めましたね。」
スタッフの業務最適化やレジの使いやすさだけではなく、会社として変化していくための挑戦としてたくさんのレジを比較されたそうですが、なぜCASHIERに決断されたのでしょうか。
宮田様は買い替えに当たって、スタッフの業務最適化や操作性についてを特に重要視して検討していたとお話しいただきました。そういった目的が明確になっていた中で、どういう点からCASHIERを導入いただいたのでしょうか。
「実はレジの機能や連携について10社ほど問い合わせをして、操作画面の使いやすさはもちろん、システム連携などの柔軟性も比較してました。レジの機能などの話を聞く中で、CASHIERさんに似た条件の企業様もありましたが、現金会計が非対応であったり、導入コストが高額であったりなどのマイナス要素を除外した結果、最終的にCASHIERさんにお願いしました。」
現金対応やキャッシュレス決済のみなど、店舗様に合わせてカスタマイズ可能なことはもちろん、CASHIERは初期費用を抑えられます。月々のランニングコストも8,400円と、1日あたり280円でご利用いただけます。

物を売らない釣り堀ならではの運用と工夫

セルフレジを3台導入いただいております市ヶ谷フィッシュセンター様。お客様自身でスムーズにお会計してもらうために独自の手法で工夫をされています。
「まずお客様が来店された際に、お客様ご自身で、レジの隣にあるメニューボードから人数や時間に応じて実際に遊ばれるメニューを付属のバーコードスキャナーを使ってスキャンしていただきお会計をしていただくようにしました。」
「現金対応のセルフレジが2台、キャッシュレス専用のセルフレジが1台と用意してるのでご希望の決済方法のセルフレジでお会計をして手続きいただくだけで釣り堀をご利用いただけるようにしています。」
「キャッシュレス専用と現金会計とでセルフレジの場所をわけているので、レジ付近に待機列などがあまり発生しないようにしております。」
レジ業務の効率化とサービス対応へ集中できる環境へ

セルフレジでスタッフの会計業務を削減
導入いただいてから2ヶ月。実際のセルフレジの使用感やスタッフの業務内容に変化はあったのでしょうか。
「以前はスタッフがレジを操作するレジを使用していたので、どうしてもスタッフが2、3人お会計担当としてレジに必要になっていました。その際のお客様への接客は、いわば会計だけの接客なんですよね。」
「今では、会計業務が少なくなったので、空いた時間を他の業務であったり、お客様との接客の時間に当てていただいてます。」
「レジ一台につき一人スタッフが1人づつ対応するのではなく、レジを纏めて一人のスタッフでが対応可能になったことで、初めてご利用いただくお客様へのより具体的なサービスの説明であったり、お客様とのコミュニケーションをとる機会に人員を増やすことができて、お客様への丁寧な接客につながって満足しています。」
「セルフレジを導入して、お店のスタッフが介入することなくお客様だけでお会計が完結するのは、非常に助かっていますね。」
ユーザーを選ばない画面デザインからCASHIERの採用。
「うちは高齢のお客様が多いので、セルフレジの操作方法についての質問が多くなることを懸念していましたが、今の時代、コンビニやスーパーのように身近にセルフレジがあるからか、ほとんど質問されることはないですね。」
「操作画面もシンプルが良くて色々な会社のものをみていたのですが、やはりCASHIERさんのセルフレジの画面が見やすく、操作しやすいのもあって、お客様もスムーズに使えているのだと思います。」

CASHIERのセルフレジは3ステップで商品登録からお会計完了までできるのが特徴で、ステップ数が多くないことから、どなた様でも簡単にご利用いただけます。さらには音声ガイドもついているので、操作が不安な方でも手軽に1人でお会計までの操作が可能です。
都会の真ん中でできるニジマス釣り体験

現状維持ではなく、これからもさまざまなことに挑戦される宮田様に、今後の展望を話していただきました。
「市ヶ谷フィッシュセンターで新たな取り組みとして、”ニジマス釣り”を始めます。
「ニジマス釣りと聞くとみなさん自然豊かな渓流を思い浮かべるかもしれませんが、都会で手軽に楽しめたらいいなと思いまして、これまでは鯉釣りやファミリー層向けの金魚釣りのみだったので、新サービスとして始めることにしました。」
「現在、準備を進めている最中ですが、お客様が釣った新鮮なニジマスを、その場で焼いて召し上がっていただけるように考えております。」
「釣る楽しさとすぐに味わえる喜びの両方を体験していただけるように準備を進めていますので、始まった際にはぜひ足を運んでみてください。」
アウトドアの醍醐味を都会の真ん中で満喫できる釣り堀。サービス開始後に私もぜひ体験させていただければと思っています。
都会の真ん中でお客様に釣りを楽しむ機会と釣りと触れあう、そんな環境を守り続けている市ヶ谷フィッシュマーケット様。その長い歴史の中には、今までの生活の一部としてご利用いただくような常連様だけでなく、家族で楽しむ方々など多くのお客様の思い出の一部となっています。
そんな素敵な施設運営の手助けとしてCASHIERは安定したサポートを続けれれるよう勤めていけたらと思っております。