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Android POSレジの導入ガイド〜失敗しない選び方からおすすめまで徹底解説〜 開業/店舗経営 POSの基礎知識

Android POSレジの導入ガイド〜失敗しない選び方からおすすめまで徹底解説〜

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

Android POSレジは、スマートフォンやタブレットを活かせる低コストと拡張性の高さが魅力です。この記事では、Android POSレジのメリット・デメリットから、失敗しないための具体的な選び方、そしておすすめのPOSレジサービスまで、新規導入を検討中の方向けに徹底的に解説します。

目次
1 Android POSレジとは?導入メリットとデメリット 1.1 Android POSレジの基本的な特徴 1.2 Android POSレジの導入がもたらすメリット 1.3 知っておきたいAndroid POSレジのデメリットと注意点 2 失敗しないAndroid POSレジの選び方 2.1 「費用」(初期費用・月額費用) 2.2 「機能」(決済方法・連携機能) 2.3 業種・店舗規模への対応 2.4 サポート体制 3 【徹底比較】おすすめのAndroid POSレジサービス4選 3.1 CASHIER 3.2 Loyverse POS 3.3 Square 4 リアレジ 5 まとめ

Android POSレジとは?導入メリットとデメリット

Android POSレジとは?導入メリットとデメリット

Android POSレジの基本的な特徴

Android POSレジとは、Googleが提供するAndroid OSを搭載したPOSレジシステムのことです 。

従来のPOSレジと異なり、専用のPOSレジ機器だけでなく、すでに利用しているスマートフォンやタブレットをレジ端末として利用できる点が大きな特徴です 。これにより、導入のハードルが大幅に下がっています。そもそもPOSレジとは?

Android POSレジの導入がもたらすメリット

Android POSレジの最大の魅力は、その導入コストの安さにあります 。

汎用性の高いAndroid端末を利用できるため、高額になりがちな専用機器を揃える必要がありません。また、月額料金が比較的安価なサービスも多く、初期投資を抑えたい新規店舗や小規模店舗にとって有利です。

さらに、アプリを追加して機能を拡張できる点もメリットです 。例えば、顧客管理や予約管理、モバイルオーダーなどの外部サービスとスムーズに連携させやすく、ビジネスの成長に合わせて必要な機能だけを柔軟に追加できます。

知っておきたいAndroid POSレジのデメリットと注意点

利点が多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。

一つは、WindowsやiPad OSと比較すると、対応する周辺機器(レシートプリンターやキャッシュドロアなど)の種類が少ない点です 。特殊な機器を必要とする業種の場合は、事前に対応状況をしっかり確認する必要があります。

もう一つは、セキュリティ対策を自身で行う必要があるという点です 。Android OSはオープンな性質を持つため、不正アプリのインストールを避ける、OSを常に最新の状態に保つなど、情報漏洩を防ぐための意識的な対策が求められます。

失敗しないAndroid POSレジの選び方

失敗しないAndroid POSレジの選び方

新規でAndroid POSレジを導入する際に失敗しないためには、以下の4つのポイントを徹底的に比較検討することが重要です 。

「費用」(初期費用・月額費用)

POSレジの導入にかかる費用は、大きく「初期費用」と「月額費用」に分けられます 。

初期費用は、レジ本体や周辺機器の購入、システムの初期設定にかかる費用です 。本体無料や周辺機器の無償貸与キャンペーンを行っているサービスもあります。

月額費用は、システムの利用料として毎月発生するランニングコストです 。月額無料のプランから、台数や利用機能に応じて料金が変動する従量課金制まで、サービスによって料金体系が大きく異なります 。店舗の予算と利用規模に合わせて、トータルコストが最も低くなるプランを選ぶことが肝心です。

「機能」(決済方法・連携機能)

POSレジの基本機能には、レジ会計処理や売上管理などがありますが 、特に注目すべきは以下の2点です。

  • 多様な決済方法への対応: 近年、顧客の支払い方法は多様化しています。現金だけでなく、QRコード決済や電子マネー、クレジットカードなど、さまざまな決済方法に対応しているかを確認することが、顧客満足度を高める上で非常に重要です 。

外部サービスとの連携機能: 会計ソフトやECサイト、予約システムといった外部サービスとPOSレジがスムーズに連携できれば、業務効率化に大きく貢献します 。バックオフィス業務の負担を軽減するためにも、現在利用中、あるいは今後利用を検討しているサービスとの連携可否を必ず確認しましょう。

業種・店舗規模への対応

POSレジサービスには、飲食店や小売店など、特定の業種に特化した機能を持っているものがあります 。例えば、飲食店ならテーブル管理やハンディ機能、小売店なら詳細な在庫管理機能などが挙げられます。ご自身の業種に必要な専門機能があるかを確認しましょう。

また、店舗数やレジ台数を増やす可能性があるかも重要なポイントです 。将来的に店舗展開を考えている場合は、複数の店舗を一つのシステムで一元管理できるか、台数が増えても安定して運用できるかを事前に確認しておく必要があります。

サポート体制

レジは、店舗運営において最も止まってはいけない機能の一つです。そのため、導入後のトラブルに備え、サポート体制が充実しているかを確認しておくことが非常に重要になります 。

サポートの対応方法(電話、チャット、メールなど)や、受付時間(24時間365日対応か、営業時間内か)をチェックしましょう 。特に、レジが混み合う時間帯にも迅速なサポートを受けられるかは、店舗の機会損失を防ぐ上で欠かせません。

【徹底比較】おすすめのAndroid POSレジサービス4選

【徹底比較】おすすめのAndroid POSレジサービス4選

ここでは、新規導入におすすめのAndroid POSレジサービスを、主要な特徴と費用を比較しながらご紹介します 。

CASHIER

 

特徴

詳細

初期費用

無料 

月額料金

スターター:無料、プロフェッショナル:4,400円(税込)

プロフェッショナルPRIMEプラン6,600円(税込)

対応機種

Android 

【選定理由と強み】 初期費用が無料で始めやすく、特にスタータープランが月額無料であるため、小規模な店舗や試験的な導入に最適です。本格的な機能を利用したい場合は、プロフェッショナルプランへの移行もスムーズです。

Loyverse POS

特徴

詳細

初期費用

無料 

月額料金

基本無料。従業員管理(1名あたり月額500円)、高度な在庫管理(1店舗につき4,000円、税別)など、必要な機能を有料で追加 

対応機種

Android, iOS 

【選定理由と強み】 基本機能が永年無料で利用できるため、とにかくコストを抑えたい店舗におすすめです。有料オプションで必要な機能だけを買い足す仕組みなので、無駄な出費を抑えながらカスタマイズ性に優れています。

Square

特徴

詳細

初期費用

無料 

月額料金

基本無料。決済手数料が必要。一部の拡張機能に3,000円〜の費用が発生 

対応機種

Android, iOS 

【選定理由と強み】 決済サービスとしての知名度が高く、POSレジとしての基本機能も非常に充実しています。特に、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済をすぐに導入したい店舗にとって、決済との連携がスムーズな点が大きな強みです。

リアレジ

リアレジ

特徴

詳細

初期費用

無料 

月額料金

従量課金:1明細1円、定額:1台あたり4,180円 

対応機種

Android, iOS, Windows 

【選定理由と強み】 従量課金制と定額制の両方からプランを選べる柔軟性が魅力です。取引件数が少ない店舗は従量課金でコストを抑え、取引が多い店舗は定額で安心して利用できます。複数のOSに対応しているため、既存の機器を活かしたい場合にも適しています。

まとめ

まとめ

Android POSレジは、低コストで導入でき、普段使い慣れたスマートフォンやタブレットで手軽に利用できるのが大きな利点です 。

導入を成功させるためには、今回ご紹介した「費用」「機能」「業種への対応」「サポート体制」といった4つの重要な比較ポイントをしっかりと検討することが欠かせません 。

この記事で紹介した情報や、おすすめのPOSレジサービスを参考に、ご自身の店舗に最適な一台を見つけてください 。最適なAndroid POSレジを導入することで、煩雑な業務が効率化され、売上アップと顧客体験の向上につなげることができるはずです 。

ご検討中の企業様は、ぜひ「CASHIER」のサービス詳細をご確認ください。

記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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