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POSレジ手数料を5社比較!選び方・注意点まで分かりやすく紹介 店舗運営

POSレジ手数料を5社比較!選び方・注意点まで分かりやすく紹介

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

POSレジ導入で気になる決済手数料を5社で徹底比較 。手数料の仕組みや注意点、自店舗に合った選び方まで網羅的に解説します 。キャッシュレス対応の必要性や、補助金を活用してコストを抑える方法も紹介 。最適なPOSレジ選びをサポートします。

目次
1 なぜ手数料が重要なのか?POSレジのトータルコストの仕組み 1.1 POSレジのコストを構成する3つの要素 2 主要POSレジ5社のコストと決済手数料を一覧比較 2.1 決済方法別のコスト一覧比較表 3 【比較】各POSレジサービスの手数料と強み 3.1 CASHIERの特徴と手数料率 3.2 Airペイの特徴と手数料率 3.3 Squareの特徴と手数料率 3.4 スマレジの特徴と手数料率 3.5 STORES 決済の特徴と手数料率 4 導入前に知っておくべきキャッシュレス決済の注意点3つ 4.1 注意点1 〜QRコード決済や電子マネーには消費税がかかる場合が多い〜 4.2 注意点2 〜手数料をお客様に上乗せするのは加盟店規約違反〜
4.3 注意点3 〜決済方法ごとに「入金サイクル」が異なる〜
5 自店舗に最適なPOSレジの選び方 5.1 月額費用・初期費用を含めたコストを算出する 5.2 自社に最適な決済方法を見極める 5.3 業種・業態にフィットする製品を選ぶ 6 補助金活用で導入費用を抑えることも可能 6.1 POSレジの導入に活用できる主な補助金 6.2 IT導入補助金の活用で初期コストを大幅削減 7 まとめ

なぜ手数料が重要なのか?POSレジのトータルコストの仕組み

なぜ手数料が重要なのか?POSレジのトータルコストの仕組み

POSレジのコストを構成する3つの要素

POSレジ導入と運用にかかるトータルコストは、主に以下の3つの要素で構成されます 。

  1. 1.決済手数料: キャッシュレス決済時に発生する手数料
  2. 2.システム利用料: 月々のPOSレジシステム利用にかかる月額費用
  3. 3.機器代金: レジ本体や周辺機器(プリンター、ドロアなど)の初期費用

主要POSレジ5社のコストと決済手数料を一覧比較

主要POSレジ5社のコストと決済手数料を一覧比較

ここでは、主要なPOSレジ5社のコストと決済手数料比較します。コストは店舗の利益に直結するため、自店舗の主要な決済方法に合わせたサービスを選ぶことが大切です 。

決済方法別のコスト一覧比較表

決済方法は主に「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済」の3種類で、それぞれ手数料や特徴が異なります 。

製品名

クレジットカード

電子マネー

QRコード決済

初期費用・月額費用

CASHIER

Visa/Mastercard: 2.98% (非課税) JCB/AMEX/Diners/Discover: 3.24%〜 (非課税) 

3.25%(税抜) 

2.8%〜 

初期費用:0円~ 

月額費用:0円~ 

Airペイ

3.24%(非課税) 

2.95%(税抜) 

COIN+: 0.99% (税抜)

 その他: 2.95% (税抜) 

初期費用:iPad/iPhoneの購入が必要 。

月額費用:0円~ 

Square

3.25% 

3.25% 

3.25% 

初期費用:要問い合わせ 

月額費用:0円~ 

スマレジ

1.98%〜※適用には条件あり 

3.24% 

2.00%〜 

初期費用:iPad/iPhoneの購入が必要 。

月額費用:0円~ 

STORES 決済

3.24% 

交通系IC: 1.98% QUICPay/iD: 3.24% 

3.24% 

初期費用:端末代19,800円~ 

月額費用:0円~ 

*上記手数料は2025年11月時点の情報に基づいて記載しています。

【比較】各POSレジサービスの手数料と強み

【比較】各POSレジサービスの手数料と強み

どのサービスを選んでも、Visa、Mastercard、JCBといった主要なクレジットカード 、交通系ICなどの電子マネー 、PayPayなどの主要QRコード決済 は利用可能です。客層や業種に合わせて、どの決済手数料が安いかを比較することが重要です 。

CASHIERの特徴と手数料率

CASHIERは、VisaとMastercardの手数料が2.98%(非課税)と、主要な国際ブランドを低い手数料で利用できるのが強みです 。

Airペイの特徴と手数料率

Airペイは、COIN+が0.99%(税抜) と非常に低い手数料で利用できるほか、Alipay+ / WeChat Pay / UnionPay(銀聯)といった中国系のQRコード決済に幅広く対応しているのが特徴です 。

Squareの特徴と手数料率

Squareは、クレジットカード電子マネーQRコード決済の対面決済手数料が一律3.25%と、シンプルで分かりやすい料金体系であることが特徴です 。

スマレジの特徴と手数料率

スマレジは、条件を満たすことでクレジットカード手数料が1.98%からと、業界最安水準で利用できる点が最大の強みです 。また、UnionPay(銀聯)、メルペイに対応しています 。

STORES 決済の特徴と手数料率

STORES 決済は、交通系ICカードの電子マネー手数料が1.98%と、他のサービスと比較して低く設定されています 。WeChat Payにも対応しています。

導入前に知っておくべきキャッシュレス決済の注意点3つ

導入前に知っておくべきキャッシュレス決済の注意点3つ

POSレジ導入をスムーズに行い、思わぬトラブルを避けるために、手数料以外の注意点を必ず押さえておくべきです。

注意点1 〜QRコード決済や電子マネーには消費税がかかる場合が多い〜

クレジットカード決済手数料は「非課税取引」に該当するため、消費税は課されません。しかし、QRコード決済電子マネー手数料には消費税がかかることが多いです。この税金の扱いがトータルコストに影響を与えることがあるため、事前に確認が必要です。

注意点2 〜手数料をお客様に上乗せするのは加盟店規約違反〜<br />

決済手数料を商品価格に上乗せしてお客様に請求することは、カード会社の規約で明確に禁止されています。手数料の負担はあくまで店舗側のコストとして扱うべきであり、この注意点を理解しておく必要があります。

注意点3 〜決済方法ごとに「入金サイクル」が異なる〜<br />

売上が振り込まれるタイミング(入金サイクル)は決済会社や決済方法ごとに異なります。入金サイクルの違いは店舗の資金繰り(キャッシュフロー)に直接影響するため、契約前に必ず確認が必要な注意点です。

自店舗に最適なPOSレジの選び方

自店舗に最適なPOSレジの選び方

POSレジ選び方では、単に手数料が安いという理由だけで選ぶのではなく、トータルで自店舗にフィットするかどうかを見極めることが成功の鍵となります。

月額費用・初期費用を含めたコストを算出する

手数料は、あくまでPOSレジ導入時のコストの一部に過ぎません。月額費用・初期費用を含めたトータルコストで費用を検討することが重要です。例えば、手数料が高くても初期費用無料であれば、新規導入時の負担は軽減されます。

自社に最適な決済方法を見極める

手数料が単に安ければ良いというわけではなく、また、決済方法が単に多ければ良いというわけでもありません。メインの客層が使用するキャッシュレス決済をカバーしていることが重要です。

例えば、比較的客単価が高い業種の場合は、クレジットカード決済手数料が安い製品を選ぶ、外国人観光客が多い場合は、対応決済方法が多様な製品を選ぶなど、自社に最適な決済方法を検討すると良いでしょう。

業種・業態にフィットする製品を選ぶ

POSレジ導入するうえで最も重要なことは、日々の業務にPOSレジがフィットするかどうかです。業種業態に合ったPOSレジを選ぶことで、初めて業務改善につながります。

例えば、CASHIERは多業種・多業態に柔軟にカスタマイズできる柔軟性を持っています。

補助金活用で導入費用を抑えることも可能

補助金活用で導入費用を抑えることも可能

POSレジ導入費用を抑える方法として、補助金の活用が有効です。

POSレジの導入に活用できる主な補助金

POSレジ導入に活用できる主な補助金としては、以下の4つがあります。

  • ・IT導入補助金
  • ・業務改善助成金
  • ・小規模事業者持続化補助金
  • ・ものづくり補助金

IT導入補助金の活用で初期コストを大幅削減

中でもIT導入補助金は、POSレジシステムや周辺機器の導入に広く活用できます。ただし、IT導入補助金を活用するには、IT導入補助金対応のベンダーを選ぶことが必要です。

まとめ

POSレジ導入で最も重要な決済手数料は、サービスごとに異なるため、自店舗の客層や業態に合わせて選ぶ必要があります 。

初期費用月額費用を含めた総コストと機能のバランスを見極め、補助金なども活用しながら最適なPOSレジ導入することが、店舗運営の成功に繋がります。

CASHIERは、クレジットカード決済の手数料が安いうえ、月額費用・初期費用が安く抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。さらに、IT導入補助金にも対応しているベンダーのため、新規導入のコストを抑えることが可能です。

記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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