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【2025年】飲食店iPadレジ比較6選|プロが教える「iPadを選んで失敗する店」と「安定稼働の正解」 POSの基礎知識

【2025年】飲食店iPadレジ比較6選|プロが教える「iPadを選んで失敗する店」と「安定稼働の正解」

近年、多くの飲食店iPadレジの導入が進んでいます。その背景には、従来のレジ専用機に比べて導入コストが安く、見た目もスタイリッシュであるというメリットがあるためです。

しかし、特に売上が集中するランチタイムや週末のディナータイムに、iPadレジが突然フリーズしたり、周辺機器との接続が切れたりするトラブルに悩まされている店舗も少なくありません。

iPadはあくまで「民生機」であり、飲食店の過酷な利用環境に耐えられない潜在的なリスクが存在します。本記事では、このリスクを回避し、「安定稼働」を最優先したPOSレジ選びの基準を提示してまいります。

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

「飲食店 iPad」で検索された経営者様へ。本記事は、人気のiPadレジ6選を徹底比較しつつ、繁忙店が陥るシステムダウンの「落とし穴」を専門家が指摘します。iPadのデメリットを避け、安定稼働を実現する「有線LAN接続対応」のPOSレジ選びの正解と、業務用Android POSの優位性を解説いたします。

目次
1 1. 飲食店でiPadレジが選ばれる3つの理由とメリット 1.1 低コスト・省スペースで導入ハードルが低い点 1.2 直感的な操作性でスタッフ教育コストが低い点 1.3 リアルタイム分析が可能で経営判断を迅速化できる点 2 2. iPadレジ導入の「落とし穴」とシステムダウンのリスク 2.1 民生機の限界~厨房の熱による「熱暴走」とバッテリー問題~ 2.2 周辺機器との接続トラブル~通信混雑時の不安定性~ 2.3 iOSアップデートの弊害~予期せぬアプリシステムダウンリスク~ 3 3. iPadを選ばずに失敗を避ける!プロが教えるPOSレジ選びの正解 3.1 決定打1:安定稼働を最優先する有線LAN接続の重要性 3.2 決定打2:トータルコストの透明性(5年間総額) 3.3 決定打3:Android POSという選択肢と拡張性 4 4. 飲食店におすすめのPOSレジ7選比較と安定稼働POSの紹介 4.1 CASHIER~iPadの操作性 × 業務用機の強靭さ~ 4.2 Airレジ~コスト重視の個人店に最適~ 4.3 スマレジ~小売から飲食まで幅広く対応~ 5 5. iPadレジからの乗り換え事例:なぜCASHIERが選ばれるのか? 5.1 事例①:通信トラブルを「有線接続」で解決しシステムダウンをゼロに 5.2 事例②:独自オペレーションに合わせた柔軟なカスタマイズ 6 まとめ

1. 飲食店でiPadレジが選ばれる3つの理由とメリット

1. 飲食店でiPadレジが選ばれる3つの理由とメリット

低コスト・省スペースで導入ハードルが低い点

iPadレジは、専用レジと比較して本体価格が安価であり、既存のiPadを流用できるため、初期導入ハードルが低いことが最大の魅力です。また、省スペース設計なので、カウンターの限られたスペースを有効活用できます。

直感的な操作性でスタッフ教育コストが低い点

スタッフの多くが普段からスマートフォンやiPadに慣れ親しんでいるため、iPadレジの操作は非常に直感的です。これにより、新しいスタッフへの操作説明にかかる教育コストをほぼゼロに抑え、即戦力化できるメリットがございます。

リアルタイム分析が可能で経営判断を迅速化できる点

iPadレジはクラウド連携を前提としているため、オーナー様や店長様は、店舗にいなくてもスマートフォンなどでリアルタイムの売上確認が可能です。これにより、急な売上変動や人気メニューの分析を迅速に行え、経営判断のスピードアップにつながります。

2. iPadレジ導入の「落とし穴」とシステムダウンのリスク

2. iPadレジ導入の「落とし穴」とシステムダウンのリスク

iPadレジは便利ですが、特に売上が集中する繁忙店や厨房併設の店舗では、以下のような「民生機の限界」によるシステムダウンのリスクを抱えています。

民生機の限界~厨房の熱による「熱暴走」とバッテリー問題~

iPadは家庭用のタブレット端末であり、厨房の熱気や長時間の連続稼働を想定した設計ではございません。そのため、特に夏季や調理場の近くで使用すると「高温注意」の警告が表示され、最悪の場合、突然シャットダウンする「熱暴走」のリスクがあります。このシステムダウンは、ピークタイムの会計停止を意味します。

周辺機器との接続トラブル~通信混雑時の不安定性~

iPadレジの周辺機器(レシートプリンター、キャッシュドロアなど)はBluetooth接続が主流です。しかし、飲食店内では電子レンジの使用時や、お客様のスマートフォンでWi-Fiが混雑している際に、これらのBluetooth接続が頻繁に切れやすくなります。結果、プリンターが動かない、会計データが飛ばされるなどのトラブルが発生しやすくなります。

iOSアップデートの弊害~予期せぬアプリシステムダウンリスク~

Apple社のiOSがアップデートされた際、POSレジアプリがその新しいOSに対応できず、突然動かなくなるリスクがあります。飲食店側でOSアップデートを制御することが難しいため、予期せぬシステムダウンを引き起こす原因となり得ます。

3. iPadを選ばずに失敗を避ける!プロが教えるPOSレジ選びの正解

3. iPadを選ばずに失敗を避ける!プロが教えるPOSレジ選びの正解

決定打1:安定稼働を最優先する有線LAN接続の重要性

特に売上が多く、システムダウンが許されない繁忙店ほど、Wi-FiやBluetoothといった無線通信に依存することは危険です。安定稼働を確保するためには、レジ本体とプリンターなどの周辺機器を有線LAN接続できるPOSレジを最優先すべきでございます。

決定打2:トータルコストの透明性(5年間総額)

iPadレジは本体価格が安いですが、選定時には本体代だけでなく、決済手数料、周辺機器(プリンター等)、そして5年間使い続けた場合の月額費用を含めた総額「トータルコスト」を見る必要があります。安いからと飛びつくのではなく、隠れたコストがないか透明性を確認することが大切です。

決定打3:Android POSという選択肢と拡張性

iPadの操作性の良さに魅力を感じる方は多いですが、iPadにこだわらず、「操作性はスマホと同じで、中身は業務用」であるAndroid POSも視野に入れるべきです。Android POSは、業務用ハードウェアを採用しているため熱暴走のリスクが低く、基幹システムとのカスタマイズ連携にも柔軟に対応できる拡張性を持っています。

4. 飲食店におすすめのPOSレジ7選比較と安定稼働POSの紹介

4. 飲食店におすすめのPOSレジ7選比較と安定稼働POSの紹介

ここでは、人気の飲食店iPadレジ6選に加え、iPadの弱点を克服した「プロ向け代替案」としてCASHIERをご紹介します。

サービス名

初期費用

月額費用

特徴

向いている店舗

CASHIER

要見積

0円〜

Android業務用機。熱に強く、有線接続で止まらない。自由なカスタマイズ。

中規模〜大規模、繁忙店、安定重視 

Airレジ

0円〜

0円

圧倒的シェア。シンプルで導入しやすい。

小規模、個人カフェ 

スマレジ

0円〜

0円〜

機能拡張性が高い。アパレル・小売にも強い。

小売併設店、中規模

POS+

要問合

1.4万円〜

飲食店特化。多機能だがコストはやや高め。

多店舗展開、レストラン

ユビレジ

0円〜

6,900円〜

iPadレジのパイオニア。継続率が高い。

小〜中規模飲食 

Square

0円〜

0円

決済端末一体型。デザイン性が高い。

カフェ、イベント出店

CASHIER~iPadの操作性 × 業務用機の強靭さ~

CASHIERは、「iPadのように使いやすいが、iPadより止まらないレジが欲しい」という潜在ニーズに応えるPOSレジでございます。Android POSベースの専用ハードウェアを採用しているため、iPad特有の「熱暴走」「OS更新による不具合」といったシステムダウンリスクがありません。また、独自開発により基幹システム連携やハードウェアのカスタマイズが柔軟に行える拡張性の高さも強みです。

Airレジ~コスト重視の個人店に最適~

無料スタートが可能であり、圧倒的なシェアを誇っています。リクルート経済圏(Airペイなど)との連携が強みで、コストを抑えたい小規模の個人店に最適な選択肢です。

スマレジ~小売から飲食まで幅広く対応~

POSレジとして機能拡張性が高く、アプリマーケットによる機能拡張が可能です。飲食だけでなく、アパレルや小売にも強い多機能性を持つため、小売併設店など幅広い業態に対応できます。

5. iPadレジからの乗り換え事例:なぜCASHIERが選ばれるのか?

5. iPadレジからの乗り換え事例:なぜCASHIERが選ばれるのか?

実際にiPadレジのデメリットに直面し、より安定稼働するPOSレジに乗り換えた事例をご紹介します。

事例①:通信トラブルを「有線接続」で解決しシステムダウンをゼロに

以前のiPadレジはBluetooth接続のプリンターが頻繁に切れ、ピークタイムにレジが止まってしまうという課題がありました。そこで、CASHIERAndroid専用機に変更し、プリンターとレジ本体を有線LAN接続で実現いたしました。結果として、「止まらないレジ」が実現し、スタッフのストレスもゼロになったという事例です。

事例②:独自オペレーションに合わせた柔軟なカスタマイズ

iPadアプリでは、既存の基幹システムとの連携ができず、売上データの二重入力の手間が発生していました。しかし、開発柔軟性の高いAndroid POSベースのCASHIERを採用したことで、在庫・売上データが自動連携され、本部業務が激減した成功事例もございます。

まとめ

まとめ

小規模で導入コストを最優先したい場合は、iPadレジ(Airレジ等)が優れた選択肢となります。

しかし、「ランチタイムにレジが止まる恐怖」を避けたい、多店舗展開や複雑なオペレーションを見据えて「カスタマイズ」したいのであれば、業務用ハードウェアの強靭さと有線LAN接続による安定稼働を持つAndroid POSCASHIERが最適な答えとなります。

まずは資料で「iPadとの違い」をご確認いただき、貴社の環境に最適なPOSレジを選定してください。

記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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