モバイルPOSレジとは?メリット・デメリットや各機能のおすすめ活用例を紹介 POSの基礎知識 キャッシュレス決済 店舗DX

モバイルPOSレジとは?メリット・デメリットや各機能のおすすめ活用例を紹介

2024/04/30

POSレジを導入したいと検討しているものの、ターミナル型POSレジは一台につき50万~100万円程度かかることから、導入に踏み切れないという企業も多いのではないでしょうか。その際に、おすすめしたいのがモバイルPOSレジです。

モバイルPOSレジには専用のPOSレジ端末が必要なく、アプリをインストールすることで使用できるため、コストの安さが魅力的なPOSレジの形態です。

そこで、この記事ではモバイルPOSレジの概要や特徴、メリット・デメリット、各機能のおすすめの活用例を紹介します。

目次
1 モバイルPOSレジとは 1.1 モバイルPOSの特徴 2 モバイルPOSレジの主な機能 2.1 レジ機能 2.2 売上管理機能 2.3 勤怠管理機能 2.4 在庫管理機能 3 モバイルPOSレジのメリット 3.1 タッチパネルで操作しやすい 3.2 低コストで導入できる 3.3 省スペース化を実現できる 3.4 顧客満足度が向上する 4 モバイルPOSレジのデメリット 4.1 インターネット環境が必要 4.2 OSやアプリの更新時にトラブルが起こることがある 5 モバイルPOSレジ機能のおすすめ活用例 5.1 人手不足対策として利用する 5.2 イベントや屋外での販売にレジとして利用する 6 モバイルPOSレジで店舗の課題を解決しよう

モバイルPOSレジとは

モバイルPOSレジとは、タブレットやスマートフォンなどの端末に、POSシステムのアプリをインストールすることで、POSレジとして使用できるシステムです。

POSレジとは、販売時点で「いつ・誰が・何を」購入したかを自動収集できるレジであるため、マーケティング分析や在庫管理、顧客管理などさまざまな店舗運営に貢献するレジのことです。

通常のPOSレジに比べて導入費用や設置スペースなどを抑えられることから、特に小規模店舗や自営業の店舗での導入が増えています。

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モバイルPOSの特徴

モバイルPOSレジは、自店舗に必要な機器をカスタマイズして導入することが可能です。レジとして使用するには、キャッシュドロアやレシートプリンタ、バーコードスキャナなどは必須の周辺機器といえるでしょう。

また、顧客の利便性を高めるためにキャッシュレス決済が可能になるカードリーダーを追加したり、注文業務の効率化のためにハンディ端末と連携したりすることも可能です。

モバイルPOSレジの主な機能

モバイルPOSレジの代表的な機能を4つ紹介します。

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レジ機能

レジ機能を利用するには、バーコードリーダーやレシートプリンタなどの周辺機能の導入が必要です。

通常のPOSレジと同様に会計・決済業務が可能です。具体的には、金額の計算やレシートの発行、入金・出金記録の確認などの作業が挙げられます。

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売上管理機能

売上管理機能では、会計された内容を自動で収集してくれるため、リアルタイムで売上データや分析結果を確認できます。曜日別・客層別などのカテゴリ別に売上分析ができるよう、データを切り替えることも可能です。

また複数店舗を展開している企業であれば、店舗ごとの毎日の売上を共有することもできるため、売上の一元管理につながります。

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勤怠管理機能

タイムカードで打刻する場合、のちのちスタッフが手作業で集計しなければなりませんでした。

モバイルPOSレジの勤怠管理機能を使用すれば、勤怠の集計を自動で行ってくれるため、集計作業を削減できます。

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在庫管理機能

POSレジの在庫管理機能では、あらかじめ商品情報や在庫数を設定しておくと、商品販売時や入庫の際に変動した数を自動で反映してくれます。

リアルタイムで正確な在庫数をいつでも確認できるため、欠品してしまうリスクを低減できるでしょう。

モバイルPOSレジのメリット

ここでは、モバイルPOSのメリットを解説します。

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タッチパネルで操作しやすい

モバイルPOSレジは、普段から使用に慣れているタッチパネルでの操作が可能です。アイコンやイラストなどで表示されるため、直感的に使用できるため、はじめて利用するスタッフでも簡単に操作できるでしょう。

また、多言語化できるモバイルPOSもあるため、外国人スタッフを雇用している場合にも混乱なく使用できます。

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低コストで導入できる

システムを搭載したターミナル型POSレジは、機器の購入に1台100万円以上の費用がかかることが多く、導入の障壁となることも。

一方、モバイルPOSであれば使用端末はスマートフォンやタブレットであるため、1台1~10万円程度で導入可能です。また、すでに店舗運営にスマートフォンやタブレットを使用している場合、端末にはコストは必要ありません。

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省スペース化を実現できる

ターミナル型POSレジは機能性が高い分、サイズが比較的大きめであるため、余裕をもった設置スペースの確保が必要です。そのため、小規模店舗では導入が難しいという店舗も多くありました。

一方、モバイルPOSレジはスマートフォンやタブレットであるため、設置スペースはほぼ必要ありません。省スペースでの使用を実現できるため、店舗のスペースを有効活用できるでしょう。

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顧客満足度が向上する

POSレジの売上分析や顧客管理などを活用することで、店舗の現状を正確かつリアルタイムに把握できます。

顧客に適したマーケティング施策や新商品開発などの施策に活用できれば、顧客満足度の向上につながるでしょう。

モバイルPOSレジのデメリット

ここでは、モバイルPOSのデメリットを解説します。

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インターネット環境が必要

モバイルPOSレジに限ったことではありませんが、利用するにはインターネット環境の整備が必須です。

そのため、店舗のインターネット環境がない場合や通信状態が不安定な場合には、安定して使用できるように整備する必要があります。また停電時や電波障害が発生すると、レジが使用できない可能性があることも理解しておきましょう。

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OSやアプリの更新時にトラブルが起こることがある

モバイルPOSの端末にスマートフォンやタブレットを利用している場合、OS(iOS、Androidなど)の更新時にアプリとの互換性に問題が発生することで、一時的に利用できなくなる可能性があります。

また、逆にOSやアプリを最新バージョンにアップデートしないことでもトラブルが発生することも。そのため、自動更新対応のアプリにすることがおすすめです。

モバイルPOSレジ機能のおすすめ活用例

モバイルPOSは、通常の会計業務以外にも、さまざまな業務に活用できます。

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人手不足対策として利用する

飲食店のなかでには、店内での注文だけでなくテイクアウトやデリバリーも行っている店舗もあるでしょう。その場合、どのような注文が入っているのかをリアルタイムに管理することは難しく、人手が必要です。

モバイルPOSレジであれば、複数の注文を一元管理できます。そのため、「注文管理に割く人員がおらず、テイクアウトやデリバリーを提供できない」とお悩みの飲食店も、顧客ニーズに寄り添ったサービスを提供できるでしょう。

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イベントや屋外での販売にレジとして利用する

モバイルPOSレジはスマートフォンやタブレットでレジ業務が可能であるため、持ち運びが可能です。インターネット環境こそ必要ですが、店外に持ち運びできるため、イベントへの出品時や屋外での販売にも利用できます。

店舗の柔軟なプロモーションが可能になるため、例えば移動販売車・キッチンカーを導入するなどの思い切った施策を打ち出すことも可能です。

モバイルPOSレジで店舗の課題を解決しよう

この記事では、モバイルPOSレジの概要や特徴、メリット・デメリット、活用例を紹介しました。

モバイルPOSレジは、もともと店舗にあるスマートフォンやタブレット端末にアプリをインストールするだけでPOSレジとして使用できるため、低コストでの導入が可能です。そのため、最近ではモバイルPOSレジを導入する小規模な飲食店や小売店が増えてきています。モバイルPOSレジをうまく活用することで、業務効率化や人材不足解消などにつながり、自社の経営活動に貢献してくれるでしょう。

CASHIERでは、これまでさまざまな業種や規模の企業にモバイルPOSレジを提供しています。
はじめて導入するというお店でも安心していただけるよう、店舗の形態に合わせた導入プランを提案可能です。モバイルPOSレジの導入を検討されている企業の方は、ぜひCASHIERのホームページをご覧ください。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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