POSレジにPayPayは導入すべき?導入メリットや導入方法を徹底解説 POSの基礎知識

POSレジにPayPayは導入すべき?導入メリットや導入方法を徹底解説

2022/03/28

近年急速に普及し始めているQRコード決済ですが、POSレジに導入すべきか検討している方も多いのではないでしょうか?特に知名度を上げているPayPayは、利用者だけでなく店舗側にもメリットをもたらします。

本記事では、PayPayをPOSレジに導入するメリットやその方法を詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • POSレジにおけるQRコードの重要性
  • PayPayの導入メリット
  • POSレジでPayPayを導入する方法
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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

この記事では、POSレジにPayPayを導入するメリットと方法について説明されています。PayPayは顧客にとって手軽な決済手段を提供し、店舗側はスムーズな取引と迅速な入金が期待できます。また、導入は簡単で、QRコードを使った決済が可能です。さらに、PayPayのキャンペーンやポイント還元を活用することで、顧客の集客やリピーター増加に繋がります。

目次
1 POSレジにQRコード決済は導入すべき? 2 PayPayを導入する利用者側のメリット 2.1 会計がスムーズになる 2.2 PayPayボーナスが貯まる 2.3 キャンペーンに参加できる 3 PayPayを導入する店舗側のメリット 3.1 会計負担の軽減に繋がる 3.2 他のキャッシュレス決済に比べて導入コストが低い 3.3 キャンペーンによる集客効果が期待できる 4 POSレジでPayPayを導入する方法 5 PayPayの導入にかかる費用 6 まとめ

POSレジにQRコード決済は導入すべき?

POSレジにQRコード決済は導入すべき?

コロナウイルスの流行により衛生意識が高まったことで、以前に比べて現金やクレジットカード以外の決済方法が広まりました。特にPayPayなどのQRコードでの支払い率が増加しています。

そのため、POSレジをさまざまな外部決済システムと連携することでさらに便利になるでしょう。

QRコード決済は顧客のキャッシュレス化の需要に応えるだけでなく、店舗の業務効率化にもつながるため、POSレジへの導入を検討すべきと言えます。

PayPayを導入する利用者側のメリット

PayPayを導入する利用者側のメリット

では、実際に導入することでどんなメリットがあるのでしょうか?ここでは消費者側がPayPayを利用することで得られるメリットについて解説していきます。

会計がスムーズになる

支払い時に財布から現金を出す手間が省けるため、会計をスムーズに行うことができます。荷物が多くて財布が取り出しにくかったり、お金を出すのに手間取ってしまったりすると会計に時間がかかってしまい、レジに並ぶ時間が長くなってしまう可能性があります。

QR決済であればスマホひとつで支払うことができ、お釣りやクレジットカードでのやりとりもないため、会計にかかる時間をかなり短縮することができます。

財布を忘れてしまったり現金が足りなかったりするときでも、スマホさえあれば支払いができるため、財布やカードを持ち歩く必要もありません。

PayPayボーナスが貯まる

PayPayボーナスとは、特典などでPayPayの残高に付与される残高のひとつです。出金・送金や割り勘に使うことはできませんが、利用期限がなくさまざまな使い方ができるのが特徴です。

獲得した残高は支払いで使う、貯める、もしくは運用することができます。PayPayの加盟店舗でたくさん買い物をすれば、お得に買い物もできてポイントも貯まりやすくなります。

また、ボーナスは無期限で使えるのでコツコツ貯めて大きな買い物に使用したり、うまく運用することでボーナスを増やしたりできるのも大きなメリットです。

キャンペーンに参加できる

PayPayではキャンペーンを頻繁に実施しています。当選すると決済金額の100%がポイントとして付与されるチャンスや、ボーナスの還元が受けられるなどお得なキャンペーンが多い「超PayPay祭」も定期的に行われています。

コンビニ、飲食店、ドラッグストアなど全国各地に加盟店があるのでユーザーは気軽にキャンペーンに参加することができます。

2022年2月現在はセブンイレブンやTwitterとコラボしているキャンペーンも実施されています。

元々還元率の高いPayPayですが、利用者が多く還元を受けられるメリットが多いのも魅力です。

PayPayを導入する店舗側のメリット

PayPayを導入する店舗側のメリット

ユーザーにとって非常に便利なPayPayですが、自店舗に導入することで運営側が得られるメリットもたくさんあります。店舗側のメリットをしっかりと理解し、導入を検討する際の参考にしてください。

会計負担の軽減に繋がる

現金の受け渡しをする必要がなくなるため、会計の手間を省くことができます。

PayPayには店舗側がバーコードを読み取る、もしくは利用者がQRコードをスキャンして金額を入力するという2つの支払い方法があります。

また、現金でのやり取りの場合、釣り銭を渡し間違えて売上が合わないミスが発生することがあります。しかし、QRコード決済であればおつりを渡す必要がないのでお金に関するトラブルを抑えることができます。

会計にかかる時間を減らすことでお店の回転も良くなり、レジ業務にかかる負担も少なくなるでしょう。

他のキャッシュレス決済に比べて導入コストが低い

新しい決済の導入を考えた時に、1番ネックになるのが費用ではないでしょうか。クレジットカードや電子マネーの場合、支払い用の端末を必ず用意しなければいけないため数万円〜費用がかかることが多いです。

また、すでにPOSレジを利用している店舗であれば、使いたい端末に対応しているか確認する必要があります。

一方、PayPayは専用の端末を用意する必要がないため、導入費用がかかりません。決済手数料はかかりますが、それでも他のキャッシュレス決済に比べると安く、手軽に導入できるのがメリットです。

キャンペーンによる集客効果が期待できる

PayPayの加盟店であればキャンペーンの実施に合わせて集客UPを期待できます。PayPayが利用可能であることを提示することで、新しい顧客の来店につながる可能性が十分にあります。

また、キャンペーンでなくてもPayPayを始めとしたQRコード決済は普段から多く使われるようになりました。そのため、支払いで使えない場合にユーザーが不便さを感じ、購買機会を損失してしまうかもしれません。

「PayPayが使える」というだけでアピールポイントのひとつになるため、お店の宣伝や顧客獲得にも繋がります。

POSレジでPayPayを導入する方法

初めに公式サイトで仮登録を行います。氏名やメールアドレス、電話番号、法人名を入力すれば完了です。

仮登録が終わると、メールアドレスに申し込みフォームが送られてくるので必要な情報を入力していきます。

この時、審査に書類のアップロードが必要なため、事前に準備しておきましょう。用意する書類は公式サイトから確認できます。

申請からおよそ2日で審査結果のメールが届きます。審査に通ると1週間ほどでキットが送付されるため、スタートガイドに沿って初期設定を行えば導入完了となります。

なお、実際に使用する前に不具合を確認するためのテスト決済も忘れずに行いましょう。

PayPayの導入にかかる費用

導入に発生するコストは初期費用、決済システム利用料、入金手数料の3つです。

PayPayの大きなメリットとして、導入する際の初期費用は一切かかりません。決済システム利用料は売り上げの1.6%です。

ただし、これは「PayPayマイストア ライトプラン」に加入していることが条件となり、加入しない場合の利用料は1.98%となっています。なお、このプランを利用すると毎月1,980円の利用料が発生するので注意してください。

売上金振込は月1回であれば手数料はかかりません。

また、入金手数料に関しては月1回の当月末締めの入金だと手数料は無料です。入金額が1万円を超える、かつその都度入金する場合は105円の手数料がかかります。

まとめ

PayPayはレジ業務の効率化や集客の増加を見込めるなど、利用者だけでなく店舗側にとっても多くのメリットをもたらします。キャッシュレス化が進んでいる現在においてPayPayを導入することは必須になると言えるでしょう。

また、初期費用がかからず、初期設定も簡単にできるので手軽に始められるのも特徴のひとつです。ぜひ一度、導入を検討してみてはいかがでしょうか?

POSレジの導入についてはこちらの記事でも解説しています。
参考記事:POSレジ導入の手順とは?メリットや補助金などの基礎をまるごと解説

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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