導入前に知っておきたいPOSレジの選び方やメリット、活用できる補助金を徹底解説 POSの基礎知識

導入前に知っておきたいPOSレジの選び方やメリット、活用できる補助金を徹底解説

2022/04/11

「これからPOSレジを導入する予定だけど少し不安…」という方はいませんか?POSレジシステムを導入するにあたっては、事前に知っておくべきPOSレジの選び方、導入手順、メリット、活用できる補助金などの基本的な情報を解説します。

自店舗の運営に適したPOSレジを導入するために、これからPOSレジを導入する予定の方はぜひ参考にしてみてください。

目次
1 POSレジを導入するメリット5選 1.1 さまざまな管理が可能 1.2 業務の効率化 1.3 人件費の削減 1.4 人的ミスの防止 1.5 顧客満足度の向上 2 POSレジを導入するまでの5つの手順 2.1 STEP1:導入するための体制を整える 2.2 STEP2:POSレジを選択 2.3 STEP3:資料請求・問い合わせ 2.4 STEP4:POSレジを契約 2.5 STEP5:店舗にPOSレジを導入 3 POSレジを選定するポイントとは 3.1 必要な機能がそろっている 3.2 わかりやすく、使いやすい 3.3 費用対効果が優れている 4 POSレジ導入にかかる初期費用とは 5 POSレジ導入に活用できる補助金・助成金とは 5.1 業務改善助成金 5.2 IT導入補助金 5.3 小規模事業者持続化補助金 6 まとめ

POSレジを導入するメリット5選

POSレジを導入するメリット5選 POSレジを導入することによって、得られるメリットについて解説します。

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さまざまな管理が可能

POSシステムと連携することで売上管理、在庫管理、商品管理、顧客管理などの管理が可能です。データをリアルタイムに自動集計できることで、最新のデータを戦略へとすぐに反映させることができます。 たとえば、小売店では、売れ筋商品や売れていない商品を正確に把握してラインナップに反映させたり、飲食店では、顧客属性の分析をして新商品の開発や価格設定に活かしたりと店舗経営における幅広い活用につながります。

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業務の効率化

さまざまな管理や会計業務でPOSレジを活用することで、業務を効率化することができます。システムを一元化することで、複数店舗経営をしている場合にはスタッフの店舗間移動があってもスムーズな業務が可能です。 また、飲食店、クリニック、アパレルなどの小売業などの業種によって必要な機能を追加することで、より業務の効率化が期待できます。

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人件費の削減

業務の効率化によって業務時間が短縮され、人員の最適化が図れるようになります。 これまで業務にかかる時間やパフォーマンスはスタッフの経験や能力に依存してきましたが、システムの導入により、新人でもスムーズな業務が可能になります。 POSレジ導入にはコストがかかりますが、長期的にはスタッフの教育にかかる負担やコストも軽減します。

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人的ミスの防止

会計における起こりやすいミスのひとつとして、商品価格の打ち間違いがあります。 POSレジでは、商品価格の設定などを事前に行うことで、会計時に価格を入力する必要がなくなります。 会計以外にもさまざまな管理を自動で行えることで、人的ミスの防止につながります。

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顧客満足度の向上

POSレジを導入することで、業務が効率化し、人的ミスを防止します。スタッフは顧客への対応に集中できるようになり、スムーズで安定した顧客対応が可能となります。 また、キャッシュレス決済など多様化する消費者行動に対応できる体制を整えることは、顧客満足度の向上につながるでしょう。 導入することでさまざまなメリットが受けられるPOSレジですが、導入を迷っている方は手間やコストの面で不安があるという方が多いのではないでしょうか。 これからご紹介するPOSレジを導入する手順や補助金の制度を理解して、不安要素を解消しましょう。

POSレジを導入するまでの5つの手順

POSレジ導入の5つのSTEP POSレジを導入する手順を5つのステップでご紹介します。

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STEP1:導入するための体制を整える

POSレジを導入する前に、導入のための体制を整えましょう。

まず、POSレジを導入する目的を明確にすることです。 POSレジは年々機能性を高めており、自店舗に合ったカスタマイズをすることが基本的に可能です。そのため、自店舗の課題や効率化したい業務などを具体的に挙げておくことで、どんな機能が必要かを把握する必要があります。

次に、決済における契約状況を確認しましょう。 クレジットカードなどのキャッシュレス決済を導入することにより、キャッシュフローの流れが変わる可能性があるのです。 仕入先との契約などさまざまな要因で現金が足りなくなるということもありえますので、事前に確認しておきましょう。

最後に、導入後の運用について決めておくことです。 不具合があったときや、日々の業務の中でPOSレジを適切に使用できるように担当者を定めましょう。 また、実際に使用する現場スタッフの負担にならないように、マニュアルや教育方法などを整えておくとよりスムーズに導入を実現できます。

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STEP2:POSレジを選択

まずはPOSレジを選択します。 POSレジにはさまざまな種類や周辺機能・オプションがあるため、自店舗の業種や店舗運営に合わせて選択しましょう。 代表的なPOSレジの形態や周辺機能についてご紹介します。

    • 【主な形態】
  • パソコン型POSレジ
  • ターミナル型POSレジ
  • タブレット型POSレジ
    • 【代表的な周辺機能・オプション】
  • プリンター
  • 自動釣銭機
  • 在庫管理機能
  • 顧客管理機能
  • 複数店舗管理機能

POSレジの種類や形態についての詳細は「POSレジの仕組みとは?導入時最低限知っておくべきことを徹底解説」をご覧ください。

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STEP3:資料請求・問い合わせ

自店舗の運営に適したPOSレジを選んだら、資料請求・問い合わせを行います。ホームページに記載されている情報だけでは、サービス内容や導入コストを正確に知ることができません。

また、不明点や不安な点を相談することにより、信頼できる会社かを見極めることにもつながります。 提供会社によっては電話相談の窓口が設置されているため、POSレジの導入が不安な方は一度相談してみましょう。

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STEP4:POSレジを契約

POSレジ提供会社とのやり取りで納得できた場合には、契約に移ります。 契約方法や手順はシステム提供会社によって異なるため、公式ホームページ等で確認しましょう。 契約する前に再度、サービス内容と導入コスト、サポート体制を確認することをおすすめします。

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STEP5:店舗にPOSレジを導入

POSレジの契約が完了したら、店舗にPOSレジを導入します。 実際に設置したあと、提供会社によっては初期設定を行ってくれる場合もあります。

導入するにあたり、レジ業務における現場スタッフの負担をなるべく軽減できるように取り組むことが必要です。POSレジの説明やOJTの時間を設けるなど、導入後のスムーズな運用を目指しましょう。

POSレジを選定するポイントとは

導入するメリットを十分に受けるためには、自社に適したPOSレジを選定する必要があります。そこで、ここでは、POSレジを選定するポイントを紹介します。

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必要な機能がそろっている

POSレジ機能には、会計機能や決済機能などの基本機能の他に、在庫管理機能や顧客管理機能など多種多様な機能をオプションでつけることができます。利便性を求めて、機能を追加することも大切ですが、自社の必要な機能が揃っているかどうかが最も重要です。

自社の必要な機能とは、自社の現在の状況における課題や、今後の店舗運営における目標を達成できるかどうかという観点から検討してください。必要な機能が明確になると、不要な機能の追加を防ぎ、コストの削減にもつながるでしょう。

また、業種ごとの必要機能がパッケージされた専用POSレジも最近では増えているため、あわせて確認してみると良いでしょう。

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わかりやすく、使いやすい

POSレジは便利な機能が搭載されていますが、従業員が使いこなせなければ十分に効果を感じることができない可能性があります。そのため、新人スタッフが経験豊富なスタッフと同じくらい使いこなせるような、わかりやすさと使いやすさが求められるでしょう。

無料トライアルが可能な場合には、提供会社に相談して、事前に使用感を確認することがおすすめです。

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費用対効果が優れている

POSレジの導入費用には、初期費用と運用コストがあります。費用対効果を高めるためには、コストを下げ、POSレジ導入による効果を高めることが必要です。

そのためには、パッケージされた料金プランよりも、ある程度、柔軟な料金プランをカスタマイズできる提供会社を選定すると良いでしょう。業界別のPOSレジの選び方については、以下の記事をご覧ください。

関連記事:POSレジの選び方とは?業種別のPOSレジの特徴や専門レジをご紹介

POSレジ導入にかかる初期費用とは

それでは、POSレジ導入にかかる初期費用について解説しますが、導入方法やPOSレジの種類などによって、初期費用は大きく変わることから、一概に価格相場をご紹介するのは難しいため、ここでは初期費用に影響する主な4つの要素をご紹介します。

  • 導入方法:購入・レンタル・リースのどの方法にするか
  • POSレジの種類:パソコン型POSレジ・タブレット型POSレジ・ターミナル型POSレジ・自動釣銭機付きPOSレジのどの種類にするか
  • 周辺機器:決済端末にプラスして、どの周辺機器をオプションで付けるか
  • 提供会社:どの提供会社に依頼するか

POSレジ導入の初期費用や月額費用における価格相場が気になる方は、以下の記事をご覧ください。 参考記事:POSレジの価格とは?料金形態や周辺機能・オプションについて解説します 参考記事:POSレジの導入費用とは?相場や付随してかかる費用を徹底解説

POSレジ導入に活用できる補助金・助成金とは

 POSレジ導入に活用できる補助金・助成金 最後に、POSレジ導入時に活用できる補助金・助成金について解説します。 POSレジにかかる費用を抑えたい方は、ぜひご覧ください。 ただし、補助金・助成金は公募期間が決まっています。公募する際には締め切りに注意しましょう。年度によって補助率や補助金額などの内容が変更になる場合もありますので、各機関の最新情報を確認してください。

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業務改善助成金

中小企業や小規模事業者を対象とし、生産性の向上をサポートすることで最低賃金の引き上げを図る助成金です。 POSレジを導入することで生産性を向上が見込めるという点から申請が可能です。申請する際にコースを選択します。賃金の引き上げ額や引き上げる従業員数により助成金の上限額が異なります。 【対象】 事業規模が100人以下である企業 【厚生労働省HP:業務改善助成金】

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IT導入補助金

中小企業・小規模事業者などを対象とし、業務効率化のために新しくソフトウェア・クラウドサービスの導入に活用できる補助金です。 ただし、ハードウェアやリースは補助対象にならず、導入するITツールがIT導入支援事業者によって登録されたものであることが必要であるため、申請前に対象を確認しましょう。申請が不安な方は、IT導入支援事業者によるサポートを受けることも可能です。 【IT導入補助金2021】 ※最新の情報も公開されています。

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小規模事業者持続化補助金

個人事業主などの小規模事業者や一定条件を満たす特定非営利活動法人などを対象とし、業務の効率化・生産性の向上・販路開拓などの支援を図る補助金です。 Webサイトの作成、広告掲載などに使用できる「一般型」と、コロナウイルス対応によるビジネスモデルの転換などに使用できる「低感染リスク型ビジネス枠」があります。POSレジの導入はどちらで申請しても需給できる可能性があります。 業種によって補助が受けられないなどの対象があるため、補助金の詳細は確認すると良いでしょう。 【経済産業省ミラサポplus:小規模事業者持続化補助金とは】 POSレジ導入に活用できる補助金の詳細は、以下の記事をご覧ください。 参考記事:POSレジ導入時は補助金を活用するべき!申請方法や注意点を解説

まとめ

本記事では、POSレジの導入手順やメリット、利用できる助成金・補助金を解説しました。 POSレジを初めて導入する方は、POSレジの導入手順や選び方を理解し、自身の店舗運営に適したPOSレジを見つけましょう。 新店舗開業するオーナー様必見!新店開業を成功に導くポイントを公開しています。 今すぐ無料ダウンロード なお、株式会社ユニエイムが提供するCASHIER POSは、電話相談や各種サポートの窓口を設置しているため、初めてPOSレジを導入する方にもおすすめです。POSレジの導入を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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