【2025年版】小規模店舗のレジ選び完全ガイド|おすすめposレジを紹介

【2025年版】小規模店舗のレジ選び完全ガイド|おすすめposレジを紹介

小規模店舗にとって「どのレジを導入するか」は、日々の業務効率や売上管理に直結する重要な課題です。近年は高機能かつ低コストで利用できるレジが登場し、個人経営や小規模店舗でも導入しやすくなっています。

本記事では、小規模店舗にPOSレジをおすすめする理由や選び方のポイント、おすすめのPOSレジを紹介します。これから店舗に新しくレジを導入したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

▶︎POSレジ導入のメリットと効果:店舗運営を効率化する最新トレンド

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

小規模店舗にとってPOSレジは、業務効率化や売上管理に欠かせない存在です。近年はタブレット型POSレジの登場により、低コストかつ高機能のレジを導入できるようになっています。小規模店舗にPOSレジの導入を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

目次
1 小規模店舗にはPOSレジがおすすめ!その理由 1.1 会計業務の効率化と人的ミスの削減
1.2 リアルタイムの売り上げ分析で客観的なデータをもとに経営判断できる
1.3 多様なキャッシュレス決済に対応
1.4 インボイス制度や法改正にもスムーズに対応 1.5 顧客情報と連携し、リピーター育成を促進
2 失敗しない!小規模店舗向けレジの選び方
2.1 【業種】あなたの店舗に合っているか
2.2 【種類】どのタイプのレジにするか(タブレット型・PC型・専用機型)
2.3 【コスト】初期費用と月額料金は予算内か
2.4 【機能】本当に必要な機能は揃っているか 2.5 【操作性】スタッフ全員が直感的に使えるか 3 小規模店舗におすすめのPOSレジ徹底比較
3.1 CASHIER 3.2 スマレジ 3.3 POS+(ポスタス) 3.4 BCPOS 3.5 Airレジ 3.6 Square POSレジ
4 小規模店舗のレジ導入に使える補助金・助成金【2025年最新情報】
4.1 IT導入補助金
4.2 小規模事業者持続化補助金 5 IT導入補助金対応のタブレット型POSレジなら、CASHER

小規模店舗にはPOSレジがおすすめ!その理由

小規模店舗では人手が限られているため、手軽に導入できるPOSレジがおすすめです。POSレジがおすすめの理由は以下のとおりです。

  • 会計業務の効率化と人的ミスの削減
  • リアルタイムの売り上げ分析で客観的なデータをもとに経営判断できる
  • 多様なキャッシュレス決済に対応
  • インボイス制度や法改正にもスムーズに対応
  • 顧客情報と連携し、リピーター育成を促進

それぞれ解説します。

会計業務の効率化と人的ミスの削減

小規模店舗にPOSレジをおすすめする理由は、会計業務を効率化し、人的ミスを大幅に減らせる点です。商品をスキャンしたり、画面から選択したりするだけで合計金額が自動で算出されるため、入力間違いや計算ミスが起きにくくなります。

 

従来30分以上かかっていたレジ締め作業も、売上データと現金残高が瞬時に照合され、数分で完了できるようになります。結果として、スタッフの負担が軽減されると同時に、待ち時間が減ることで顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

リアルタイムの売り上げ分析で客観的なデータをもとに経営判断できる

POSレジはリアルタイムで売上をデータ化でき、データを分析して客観的な経営判断に活かせます。従来の「勘や経験」に頼る経営では再現性がありませんが、データがあれば根拠ある戦略を立てられます。

たとえば蓄積されたデータは、以下のような戦略に活かせられます。

  • 来店が集中する時間帯に合わせたキャンペーンの実施
  • 商品別売上ランキングをもとに、売れ筋商品を目立つ場所に配置
  • 客層別の人気商品のデータから新商品の開発に活かす

このようにPOSレジに蓄積されたデータを活用することで、小規模店舗の経営効率が向上し、利益率改善やリピーター獲得にも期待できるのです。

多様なキャッシュレス決済に対応

小規模店舗にPOSレジを導入することで、多様なキャッシュレス決済に対応でき、顧客の利便性を大きく高められます。近年はキャッシュレスを希望する利用者が増えており、そのニーズに応えることは店舗運営において欠かせません。

現金を使わず非接触で会計が完結するため、衛生面でも安心でき、釣銭間違いのリスクを防げるようになります。さらに、決済手段が増えることで購入のハードルも下がり、売上機会を逃さず、店舗売上の向上にもつながるでしょう。

インボイス制度や法改正にもスムーズに対応

POSレジは、インボイス制度や消費税率の変更といった法改正に柔軟に対応できるようになります。インボイスに対応していないレジは、レシートのほかに手書きの領収書をわざわざ書く必要があり、非効率です。

対応機種であれば、必要な項目を正しく記載したレシートや領収書を自動で発行でき、ボタン一つで適格請求書を作成できます。また、税率変更があった場合もシステムのアップデートで自動的に反映されるため、経理担当者が手動で修正する手間やトラブルを避けられます。

結果として、法令順守を確実に行いながら、店舗運営の業務効率を高められる体制が整うでしょう。

顧客情報と連携し、リピーター育成を促進

POSレジは会計業務だけでなく、顧客情報の収集・管理を通じてリピーター育成に貢献します。お客様の購入履歴や来店回数、最終来店日などのデータを蓄積し、顧客一人ひとりに合わせたマーケティング施策を実行できるのが特徴です。

たとえば、誕生日に特典クーポンの配信や、一定期間来店がないお客様へ再訪を促すメッセージを送るなど、顧客との関係性を強化できます。結果としてリピーター数の増加や顧客満足度の向上を実現でき、売上アップにつながるでしょう。

失敗しない!小規模店舗向けレジの選び方

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小規模店舗向けのレジ選びでは、以下のポイントが重要です。

  • 【業種】あなたの店舗に合っているか
  • 【種類】どのタイプのレジにするか(タブレット型・PC型・専用機型)
  • 【コスト】初期費用と月額料金は予算内か
  • 【機能】本当に必要な機能は揃っているか
  • 【操作性】スタッフ全員が直感的に使えるか

それぞれ解説します。

【業種】あなたの店舗に合っているか

小規模店舗がレジを選ぶ際に重要なのは、自店舗の業種に合ったPOSレジを選ぶことです。飲食店や小売店、美容サロンなどでは求められる機能に違いがあります。

たとえば、以下のような機能があると便利です。

業種

必要な機能例

飲食店

・オーダーエントリーシステム(ハンディ機能やモバイルオーダー機能、テーブルオーダーなど)

・メニュー管理

・キャッシュレス決済

小売店

・在庫管理

ECサイト連携

・多店舗管理

美容サロン

・顧客管理機能

・予約管理機能

自店舗に合わないPOSレジを選んでしまうと、導入後に使い勝手が悪くなり、結局追加コストが発生する可能性があります。そのため、導入前に業態ごとの必須機能を洗い出し、多業種にカスタマイズ可能な製品や、業界特化型のレジを選ぶのがおすすめです。

【種類】どのタイプのレジにするか(タブレット型・PC型・専用機型)

POSレジには大きく分けて「タブレット型」「パソコン型」「専用機型(ターミナル型)」の3種類があります。小規模店舗には、低コストかつ省スペースに導入できる「タブレット型POSレジ」がおすすめです。

それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。

種類

メリット

デメリット

おすすめ店舗

タブレット型POSレジ

・導入費用が安い

・省スペースで設置可能

・持ち運びできる

・直感的に操作できる

・通信環境に依存する
・タブレットの充電が必要

・端末の耐久性が低い

個人経営や小規模店舗~中規模店舗

パソコン型POSレジ

・機能の拡張性が非常に高い
・既存のPCを使える

ExcelPowerPointなどパソコンの機能も使える

・セキュリティ対策が必要
・パソコン操作が苦手な人には難しい

端末故障時はデータ消失のリスクがある

中規模店舗

ターミナルPOSレジ

・耐久性が高く、ハードな使用環境に耐える

・レジの中で最も高機能

・オフラインでも安定稼働する機種が多い

・導入コストが最も高価

・操作に慣れるまで時間がかかる

大規模店舗や大型チェーン店舗

導入する店舗の規模や業態によって最適なタイプは異なるため、特徴を理解して選ぶことが重要です。

【コスト】初期費用と月額料金は予算内か

小規模店舗向けのPOSレジを選ぶ際は、コストも見ておきましょう。必要以上に機能が充実したシステムを選んでしまうと、無駄な出費につながるため、自店舗の規模や運営スタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

POSレジには以下のような費用がかかります。

初期費用

レジ本体(タブレット、PC等)、周辺機器(キャッシュドロワー、レシートプリンター、バーコードリーダー等)の購入費用、設置サポート費用など

月額費用

システム利用料

決済手数料

キャッシュレス決済を利用した際に発生する手数料

その他

保守費用、消耗品(レシートロール紙など)

このように、POSレジにはさまざまな費用がかかります。導入前に必要なコストをすべて洗い出し、予算に合うかを総合的に確認しておくことが、失敗を防ぐポイントとなります。

【機能】本当に必要な機能は揃っているか

POSレジを選ぶ際は、必要な機能が揃っているかをチェックしましょう。利用しない機能にまで高い月額費用を支払うのは無駄になってしまいます。

たとえば、飲食店なら注文連携やテーブル管理、小売店なら在庫管理、美容サロンなら予約・顧客管理など業種ごとに必須機能は異なります。使わない機能が多いPOSレジを選ぶと、コストだけが膨らんでしまう点に注意が必要です。

そのため、導入前に自店舗の業務フローを整理し、「必要な機能」と「不要な機能」を切り分けてからPOSレジを選ぶとよいでしょう。

【操作性】スタッフ全員が直感的に使えるか

小規模店舗にPOSレジを導入する際は、スタッフ全員が直感的に操作できるか確認することも大切です。アルバイトやパートなどさまざまなスタッフが利用するため、直感的に操作できないと教育コストがかかってしまいます。

タブレット型POSレジなら、タッチ操作でシンプルに使えるものが多く、短時間で習得可能です。初めてPOSレジを導入する店舗の場合は、トレーニングサポートを設けているメーカーを選んでおくと安心です。

誰でも簡単に使えるレジを選ぶことで、結果的にスタッフのトレーニング時間を短縮し、効率的なレジ業務が可能となるでしょう。

▶︎POSレジ導入のメリットと効果:店舗運営を効率化する最新トレンド

小規模店舗におすすめのPOSレジ徹底比較

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ここでは、小規模店舗におすすめのPOSレジをご紹介します。

CASHIER

CASHIERは、小規模店舗から大規模店舗まで幅広く対応できるPOSレジです。特徴は、月額0円から導入できる手軽さと、業種に合わせたカスタマイズ性にあります。

飲食店ならテーブルオーダー機能やハンディ機能、小売店なら在庫管理機能など業態ごとの機能に対応可能です。さらに、直感的に操作できる設計で誰でも使いやすく、日々の業務を効率化しながら、売上や顧客データを活用した経営改善にも活かせます。

コストを抑えたい小規模店舗はもちろん、今後多店舗展開を見据える企業にもおすすめです。

初期費用

0円~

端末や周辺機器は別途必要(例:79,800円)

月額費用

スタータープラン:0

プロフェッショナルプラン:4,400

レンタル:8,400円~

サポート体制

初期設定サポート・メール・電話サポートなど

スマレジ

スマレジは、月額0円から使えるプランがあり、在庫管理や顧客管理など必要な機能を追加できるPOSレジです。基本的な会計機能は無料で利用でき、手軽に導入できるのが魅力です。

さらに、周辺機器の導入には、月額制の「機器サブスクリプションプラン」でレンタルできるため、初期導入費用を抑えたい店舗にも適しています。用途や規模に応じて、無料プランから高度な有料プランまで選べる柔軟性が、多くの店舗に支持されている理由です。

初期費用

0円~

月額費用

スタンダード:0

プレミアム:5,500

プレミアム プラス:8,800

フード ビジネス:12,100

リテール ビジネス:15,400

サポート体制

オンライン相談・電話サポートなど

POS+(ポスタス)

POS+(ポスタス)は、業種ごとに特化した機能を搭載するクラウド型POSレジです。小売店向けには在庫管理や帳票出力機能、飲食店向けにはキッチン連携やテイクアウト対応、美容・サロン向けには予約管理や電子カルテ機能など、店舗の特性に合わせた機能を提供しています。

さらに、キャッシュレス端末やセルフレジ、自動釣銭機など外部機器との連携も可能で、会計業務から顧客管理まで幅広く対応。365日電話サポートや全国駆けつけサポートも備えているため、初めて導入する店舗でも安心して運用できます。

初期費用

要お問い合わせ

月額費用

14,000円~

サポート体制

365日駆けつけサポート、機器設置、メール対応など

BCPOS

BCPOSは、クラウド連動型POSレジシステムです。ソフトウェアはWindows PCをはじめ、一体型POS端末やタブレットなど幅広いハードウェアで動作するため、店舗の規模やスタイルに合わせて導入できます。

BCPOSは単なるレジ機能にとどまらず、在庫管理・顧客管理・複数店舗の一元管理といった店舗運営に必要な機能を標準で搭載。免税販売や自動釣銭機連携、キャッシュレス決済などの幅広いオプションにも対応しているため、小規模店舗からチェーン展開する事業まで幅広く利用できます。

初期費用

要お問い合わせ

月額費用

0円~

サポート体制

メール、電話、出張パソコン設置・入れ替えサービス(有料)など

Airレジ

Airレジは、iPadやiPhoneにアプリをインストールするだけで利用できるシンプルなPOSレジアプリです。無料で利用開始できるため、初期費用を抑えて導入したい小規模店舗に適しています。

また、直感的な操作性が特徴で、パートやアルバイトスタッフでも短期間で習得でき、ミスの少ないスムーズな会計が可能になります。「初期費用を抑えたい」「誰でも簡単に使えるレジが欲しい」という店舗に最適な選択肢と言えるでしょう。

初期費用

例:113,120(税込)

月額費用

0

サポート体制

オンライン導入相談、Airレジ サービスカウンター

Square POSレジ

Square POSレジは、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールするだけで使える無料のPOSレジアプリです。導入費用・月額費用・解約費用がすべて無料で、初期投資を抑えたい小規模店舗に適しています。

アプリをダウンロードすれば数分で利用開始できる手軽さも魅力です。さらに、無料で使えるレポート機能により、売れ筋商品やピーク時間帯、スタッフ別の売上貢献度などをリアルタイムで把握でき、経営判断に役立てることができます。

初期費用

0円~

月額費用

0

サポート体制

メール、電話

小規模店舗のレジ導入に使える補助金・助成金【2025年最新情報】

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小規模店舗がPOSレジを導入する際にネックとなるのが、コスト面です。しかし、国や自治体が提供している補助金や助成金を活用すれば、POSレジの導入費用を大幅に抑えられます。

ここでは、小規模店舗のレジ導入に使える補助金・助成金として、「IT導入補助金」と「小規模事業者持続化補助金」について解説します。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際に、その経費の一部を国が補助する制度です。対象となるツールにはPOSレジも含まれ、業務効率化や売上拡大に役立つ導入を後押ししています。

補助率は1/2から2/3で、補助金の上限額は450万円です。ただし、すべてのITツールが対象ではなく、「IT導入支援事業者」として国に登録されたベンダーが提供する製品やサービスに限られます。

そのため、導入を検討するPOSレジが補助金の対象になっているかどうかは、必ずベンダーに確認することが重要です。

出典:IT導入補助金

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者の販路開拓や生産性向上の取り組みを支援する制度です。小規模事業者は、地域の商工会や商工会議所の支援を受けながら作成した経営計画に基づき、販路開拓や業務効率化を目指します。

たとえば、新規顧客の獲得や生産性向上を目的とした施策に活用でき、その一環としてPOSレジの導入費用が補助対象経費に含まれる場合があります。

補助率は2/3で、補助上限額は50万円(事業規模や補助対象経費によって最大250万円)です。補助金を活用すれば、費用負担を抑えつつPOSレジを導入できるため、資金に余裕のない小規模店舗にとって大きな後押しとなります。

申請には事前に商工会議所などの助言を受ける必要があるため、早めの準備が大切です。

そのほかの補助金・助成金については、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【2025年】キャッシュレス決済導入時に使える補助金5選

出典:小規模事業者持続化補助金

IT導入補助金対応のタブレット型POSレジなら、CASHER

小規模店舗におけるレジ選びは、日々の業務効率や売上に直結する大切なポイントです。失敗しないレジ選びをするためには、業種や店舗規模に合った種類を見極め、コスト・機能・操作性などを比較検討することが重要です。

CASHIERのPOSレジなら業界最安水準で導入できる上、小規模店舗の業務負担を大幅に軽減することができます。小規模店舗にPOSレジの導入を検討されている方は、まずは無料相談からはじめてみてください。

▶︎POSレジ導入のメリットと効果:店舗運営を効率化する最新トレンド

記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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