【2025年最新版】スマートレジとは?主要機能やおすすめ5選徹底比較 POSの基礎知識

【2025年最新版】スマートレジとは?主要機能やおすすめ5選徹底比較

スマートレジとは、販売情報をリアルタイムで記録・管理できるレジのことです。店舗運営の効率化や人件費削減を目指す現場で注目を集めています。しかし、スマートレジは多くのメーカーから販売されており、どの製品が自店舗に合っているか迷うところです。

 

そこで本記事では、スマートレジの概要から選ぶポイント、注意点などを解説します。また、スマートレジの中でも特におすすめの製品を5選紹介していますので、製品選びの参考にしてください。

 

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

この記事では、スマートレジの概要や選び方、導入メリット、おすすめ製品などを解説しています。スマートレジを導入することで、業務負担の軽減や人件費の削減、キャッシュレス対応による新規顧客の獲得が期待できます。店舗運営をより効率的に行いたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次
1 スマートレジとは? 2 スマートレジ比較5選
2.1 CASHIER POS
2.2 スマレジ 2.3 Airレジ
2.4 ユビレジ 2.5 POS+ 3 スマートレジを選ぶポイント 3.1 必要な機能がそろっているか確認する 3.2 決済手段の対応範囲をチェックする 3.3 費用と費用対効果のバランスを見極める 3.4 サポート体制・導入後のフォローを確認する 3.5 利用できる端末やOSとの相性を調べる 3.6 他システムとの連携可否を確認する
4 スマートレジの主要機能 4.1 レジ機能
4.2 売上管理機能
4.3 在庫管理機能 4.4 顧客管理機能 4.5 セルフレジ機能
4.6 WEB予約 4.7 メルマガ・クーポン配信機能
5 スマートレジの導入メリット
5.1 会計業務が効率化できる 5.2 新規顧客の獲得 5.3 レジ締めや売上確認が簡単になる 5.4 人件費の削減
5.5 データ分析による業務改善が可能
6 スマートレジの導入における注意点
6.1 初期導入費や月額コストがかかる 6.2 キャッシュレス手数料の店舗負担
6.3 スタッフへの操作教育が必要 6.4 製品選定に時間と手間がかかる 7 スマートレジの価格・費用相場 7.1 初期導入費用(本体・設置費) 7.2 周辺機器や端末の購入費
7.3 月額利用料(ソフトウェア利用料) 7.4 キャッシュレス決済にかかる手数料 8 まとめ

スマートレジとは?

スマートレジとは、AIや自動化技術を取り入れた最新型のPOSレジシステムのことです。タブレットPOSレジをスマートレジと呼ぶこともあります。

 

スマートレジは、店舗運営に必要な会計や在庫、売上などの情報を一元管理できるのが特徴です。自動釣銭機と連携すれば、レジ業務の省力化やセルフレジ化が可能となり、レジ待ち時間の短縮や人件費の削減にもつながります。

 

また、クレジットカード・電子マネー・QRコードなど幅広いキャッシュレス決済に対応しており、売上データや顧客情報をリアルタイムで集計・分析することも可能です。業務の効率化はもちろん、データの可視化によって経営判断にも役立つツールとして注目されています。

スマートレジ比較5選

スマートレジはさまざまなメーカーから販売されており、店舗の業種や規模に合った製品選びが大切です。ここでは、数あるスマートレジの中から特におすすめの製品を5選ご紹介します。

CASHIER POS

引用元:CASHIER

CASHIER POSは、クラウド型でシンプルな操作性が特長のスマートレジです。直感的に使えるインターフェースと高い安定性を兼ね備えており、IT機器の操作が苦手な方でも簡単に扱えます。

売上・在庫・顧客情報をリアルタイムで一元管理できるため、経営分析や業務改善に役立つ点も特徴です。また、税制改正や社会情勢に応じて自動でアップデートされる基本機能も大きな強みで、常に最新の状態で運用できます。POSレジ開発15年の実績を活かし、多くの店舗に選ばれている信頼性の高いサービスです。

 

初期費用

0円〜

端末や周辺機器は別途必要(例:79,800円)

月額費用

スタータープラン:0円

プロフェッショナルプラン:4,400円

 

スマレジ

引用元:スマレジ

スマレジは、クラウド型のスマートレジで、売上管理・在庫管理・顧客管理など、店舗運営に必要な機能を幅広くカバーしています。無料プランから始めることができ、事業の成長に合わせて機能を追加、拡張できるのが特長です。

小売・飲食・サービス業など幅広い業種に対応しているため、ハードウェアとの連携や外部サービスとの連携も柔軟に行えます。拡張性の高さから、業種・業態・規模を問わず幅広い店舗に選ばれているスマートレジです。

 

初期費用

0円〜

月額費用

スタンダード:0円

プレミアム:5,500円

プレミアム プラス:8,800円

フード ビジネス:12,100円

リテール ビジネス:15,400円

Airレジ

引用:エアレジより

Airレジは、初期費用・月額料金が無料で使えるスマートレジです。iPadにアプリをインストールするだけで、会計・商品管理・顧客管理・売上分析といった機能を使えるため、個人店舗や小規模事業者を中心に人気があります。

さらに、Airペイと連携すればキャッシュレス決済も行えるようになり、会計業務の効率化を図れます。新人スタッフでも直感的に操作できる設計なので、導入してすぐに使いたい店舗にも人気です。

初期費用

0円~

機器をお持ちでない場合の費用例113,120円~

月額費用

0円~

ユビレジ

引用:ユビレジより

ユビレジは、シンプルな操作性と高い分析機能を兼ね備えたスマートレジです。リアルタイムで売上データを確認・分析できるため、経営状況の把握やマーケティング戦略の立案にも役立ちます。

また、予約管理アプリや会計ソフト、決済システムなど外部サービスとの連携も充実しており、ユビレジひとつで多くの業務を効率化できます。小規模な個人店から多店舗展開する大規模チェーンまで幅広く対応できるため、業種・業態を問わず導入されているのも特徴です。

初期費用

要お問い合わせ

月額費用

お試しプラン:0円~

プレミアムプラン:6,900円~

POS+

 

引用元:POS+

POS+(ポスタス)は、飲食・小売・美容・クリニックに最適化されたプランを提供しているスマートレジです。会計や売上管理といった基本機能はもちろん、予約管理・顧客管理・勤怠管理までを一元化できるため、店舗運営の効率化に大きく貢献します。

導入時には初期設定から設置まで全て任せられるほか、365日の電話対応や全国無制限の駆けつけサポートなど、アフターサポートも万全です。現場でのトレーニングも提供しているため、初めての方でも安心して利用できます。

初期費用

要お問い合わせ

月額費用

14,000円~

端末の画像イメージ

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スマートレジを選ぶポイント

スマートレジを選ぶ際は、業種や店舗の規模に合った製品を選ぶことが大切です。ここでは、スマートレジ選びで失敗しないためのポイントを解説します。

必要な機能がそろっているか確認する

スマートレジを選ぶ際には、まず自店舗の業種や運営スタイルに合った機能が備わっているか確認することが重要です。たとえば飲食店であれば、注文管理やキッチンプリンターとの連携機能が必要となります。

小売店なら、在庫管理や顧客管理、バーコードスキャンなどが必要です。業種によって必要な機能は異なるため、「ないと困る」機能が最初から備わっているかどうかを見極めましょう。

導入後に機能が足りず買い直し、という事態を避けるためにも、機能面のチェックは慎重に行うことが大切です。

決済手段の対応範囲をチェックする

顧客が利用する決済方法は、年々多様化しています。クレジットカードや電子マネーはもちろん、QRコード決済やタッチ決済など、さまざまな決済方法があります。そのため、スマートレジが対応する決済手段の種類は必ず確認しておくべきです。

特にインバウンド需要が高い店舗では、キャッシュレス決済の種類が売上に直結するケースもあります。また、今は使っていなくても、将来的にキャッシュレス比率が高まる可能性を見越して、拡張性を持つ製品を選んでおくと安心です。

費用と費用対効果のバランスを見極める

スマートレジは初期費用だけでなく、月額利用料やオプション、サポート費用などを含めたコストまで比較することが重要です。一見無料に見えるプランでも、必要な機能や機器を導入すると高額になることも少なくありません。

また、安価なプランではサポートが限定的だったり、機能に制限があったりする場合もあります。そのため、安さだけで選ばず、自店舗の規模や業務内容に対して費用対効果が得られるかを見極めましょう。

サポート体制・導入後のフォローを確認する

スマートレジは、導入後のサポートが非常に重要です。

特に初めてPOSレジを導入する店舗では、

  • トラブルが発生した際にどれだけ迅速に対応してもらえるか
  • 初期設定や操作説明などのサポートが丁寧に受けられるか

などを確認しておきましょう。また、電話やチャットだけでなく、訪問サポートの有無や対応時間帯も重要なポイントです。365日対応のサポートがあるメーカーなら、レジに不具合が発生しても業務を止めずに運営を続けられます。

利用できる端末やOSとの相性を調べる

スマートレジを導入する際には、自社で使っているタブレットやスマートフォンとの互換性も確認が必要です。システムによってはiOS専用やAndroid専用など、対応するOSが限定されている場合があるからです。

また、アプリが特定の機種でしか動作しないこともあるため、推奨スペックや端末の条件は必ず確認しましょう。既存端末が使えればコスト削減につながりますが、専用機器の購入が必須であれば初期費用が大きく変わります。

端末との相性を事前に調べ、無駄な出費が発生しないように準備しておくことが大切です。

他システムとの連携可否を確認する

店舗運営では、会計ソフトや予約システム、ECサイトなど複数のツールを併用していることが多いです。そのため、スマートレジが他の業務システムとスムーズに連携できるかどうかは大きな選定基準になります。

たとえば、売上データが自動で会計ソフトに反映されたり、ECの在庫と連動できたりすれば、手入力の手間やミスが大幅に減ります。今使っているシステムだけでなく、将来的に導入を検討しているツールとの連携も考慮しておくと、買い直しを防ぎ、さらなる業務の効率化にもつながるでしょう。

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スマートレジの主要機能

スマートレジには、会計業務を効率化するレジ機能をはじめ、売上管理・在庫管理・顧客管理など、店舗運営を支える機能が搭載されています。ここでは、スマートレジで使える主要機能を見ていきましょう。

レジ機能

スマートレジの最も基本的な機能がレジ機能です。注文受付から会計、釣り銭の自動計算、レシート発行までをスムーズに行えます。

タッチ操作で直感的に使えるため、スタッフの教育時間を短縮できるのもメリットです。従来のレジのように、慣れるまで時間がかかったりミスが頻発したりすることもありません。

さらに、電子レシート対応や軽減税率の自動計算など、現代の店舗運営に必要な機能にも対応しており、効率的な会計業務を実現できます。

売上管理機能

売上管理機能は、日別・時間帯別・商品別など多角的な視点で売上を自動集計し、リアルタイムで確認できる機能です。販売傾向や人気商品、時間帯ごとの混雑状況なども把握でき、商品の見直しや新商品の開発に役立てることが可能です。

また、売上データは自動で蓄積されるため、月末の集計業務や報告書の作成にかかる手間を大幅に削減できます。リアルタイムの売上管理機能により、目標達成に向けた進捗管理もスムーズに行えるようになるでしょう。

在庫管理機能

在庫管理機能は、各商品の在庫数をリアルタイムで把握できるのが大きな特長です。入出庫の履歴が自動的に記録されるため、棚卸し作業の効率が大幅に向上し、人的ミスの削減にもつながります。

また、売上データと連動することで、売れ筋商品の動きを把握しやすくなり、欠品や過剰在庫といったリスクを最小限に抑えられます。発注のタイミングも予測しやすく、在庫ロスの防止に大きく貢献する機能です。

顧客管理機能

顧客管理機能では、顧客の基本情報(氏名や生年月日など)や来店履歴、購入履歴など、顧客一人ひとりの情報を蓄積・管理できます。顧客データを活用すれば、より効果的な販売戦略を展開することが可能です。

たとえば、

  • 過去の購入履歴に基づいておすすめ商品を個別に提案したり
  • 誕生日に合わせて特別なクーポンを自動配信したり

など、顧客の満足度を高めながら再来店を促進できます。顧客との距離を縮める手段として役立つ機能です。

セルフレジ機能

セルフレジ機能は、お客様自身で支払いを完了できる機能です。通常のレジはスタッフが商品のバーコードから会計業務を行うため、多くの時間をレジ業務に取られていました。

しかしセルフレジ機能により、スタッフの業務負担を軽減し、レジの混雑を緩和できます。特に人手不足に悩む店舗では、人件費の削減や人員の最適な配置にもつながるでしょう。

ピークタイムの効率が向上するだけでなく、顧客の利便性も高まるため、顧客満足度の向上も期待できます。

WEB予約

WEB予約機能は、お客様がインターネットから簡単に予約できる機能です。予約情報はすぐさまスマートレジに反映され、店舗側も来店状況を事前に把握できます。

そのため、必要なスタッフの配置や仕込み準備などを計画的に行え、無駄のない運営が可能です。また、リマインド通知やキャンセル待ち対応などの機能を活用すれば、機会損失の防止と顧客満足の両立が図れるでしょう。

メルマガ・クーポン配信機能

メルマガ・クーポン配信機能では、蓄積された顧客情報を活用し、セグメントを分けてターゲットに合った情報発信ができる機能です。たとえば、誕生日や記念日には特別クーポンを配信したり、過去の購入履歴をもとにおすすめ商品を紹介したりすることもできます。

来店頻度の低いお客様へのアプローチや再来店のきっかけ作りができるため、集客や売上アップにも貢献する機能です。

スマートレジの導入メリット

スマートレジの導入メリットは以下の5つです。

  • 会計業務が効率化できる
  • 新規顧客の獲得
  • レジ締めや売上確認が簡単になる
  • 人件費の削減
  • データ分析による業務改善が可能

それぞれ解説します。

会計業務が効率化できる

スマートレジを導入すると、商品登録や会計処理がスムーズになり、日々の業務効率が大きく向上します。従来のレジでは手動による金額入力が必要でしたが、スマートレジではバーコードをスキャンするだけで素早く、正確に会計を進めることが可能です。

また、誰でも簡単に扱えるため、混雑時の対応もスムーズになり、レジ待ち時間の短縮につながります。そのため、店舗の回転率を高めたい場合にも、非常に有効なツールといえるでしょう。

新規顧客の獲得

スマートレジは多様なキャッシュレス決済に対応しており、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など幅広い支払い方法が選べます。現金以外の決済を好む消費者が増えているため、キャッシュレス決済に対応した店舗は新規来店のきっかけにもなります。

 

特に若年層や訪日外国人など、キャッシュレス利用者の多い層への対応は今後ますます重要です。スムーズな会計が可能になるだけでなく、機会損失の防止にもつながるため、新規顧客の獲得において大きな武器となるでしょう。

レジ締めや売上確認が簡単になる

スマートレジは売上データをリアルタイムで記録・集計するため、閉店後のレジ締め作業が大幅に簡略化されます。手書きの帳票や手動計算が不要になり、スタッフの負担が軽減されるだけでなく、集計ミスのリスクも減ります。

さらに、キャッシュレス決済の比率や現金の過不足もすぐに確認でき、締め作業のスピードと正確性が向上。結果として、スタッフの残業時間を減らすことができ、業務の効率化と労働環境の改善が期待できるでしょう。

人件費の削減

スマートレジを導入することで、会計業務に必要な人員を削減でき、人件費の圧縮が可能になります。特にセルフレジ機能を活用すれば、お客様自身が商品スキャンから支払いまでを完結できるため、レジ専任スタッフを減らすことが可能です。

浮いた人員は品出しや接客、清掃など他の業務に振り分けられるため、店舗全体の生産性が向上します。人手不足に悩む個人経営や小規模店舗にとっても、スマートレジの導入によって無理なく運営を続けられる点はメリットです。

データ分析による業務改善が可能

スマートレジのメリットは、売上・在庫・顧客情報などをリアルタイムで蓄積・分析できる点です。売れ筋商品の把握や時間帯ごとの来店傾向、在庫の動きまでひと目でわかり、仕入れや人員配置の見直しがスムーズに行えます。

また、レジ締めを待たずに売上データをすぐに共有できるため、現場スタッフも「今どの商品が売れているのか」「他店と比べて売上はどうか」といった視点を持ちやすくなります。売上データの見える化は、単なる効率化だけでなく、現場の活気や成長にも大きく貢献する要素です。

スマートレジの導入における注意点

スマートレジは業務効率化やサービス向上に役立つ一方で、いくつか注意すべき点もあります。導入前に以下のポイントは押さえておきましょう。

初期導入費や月額コストがかかる

スマートレジを導入するには、端末や周辺機器の購入費、システム利用料など、初期費用が発生します。また、導入後も月額料金や保守費用などのランニングコストがかかるため、トータルでの予算の把握が重要です。

機能が豊富な製品ほどコストも上がる傾向にあるため、自店舗にとって本当に必要な機能を見極めたうえで選ぶ必要があります。とはいえ、スマートレジの導入費用はけっして安くはありません。

補助金を活用すれば、導入費用を大幅に軽減できる可能性があります。たとえば、IT導入補助金(インボイス枠(インボイス対応類型))なら最大350万円の補助金を受け取ることが可能です。ただし、補助金については注意点もいくつかあるので、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:20251月】POSレジ導入に活用したい補助金・助成金まとめ

キャッシュレス手数料の店舗負担

スマートレジの魅力のひとつは多様なキャッシュレス決済に対応できる点ですが、その一方でクレジットカードなどを導入すると、決済手数料が発生します。手数料は決済額の3%程度が一般的です。取引が頻繁に発生する場合は、店舗側の利益を圧迫することもあります。

 

とくに薄利多売の業態では大きな負担になるため、どの決済サービスを導入するか慎重に検討しましょう。事前に手数料率や契約条件を確認し、コストに見合う集客効果や利便性が期待できるかを見極めることが大切です。

スタッフへの操作教育が必要

スマートレジは操作性に優れているとはいえ、導入初期にはスタッフ全員がシステムに慣れるまで一定のトレーニング期間が必要です。とくにIT機器に不慣れなスタッフが多い場合は、導入直後の誤操作や混乱が起きる可能性も考えられます。

スムーズに運用を開始するためには、初期設定や操作マニュアルの整備、サポート体制の確認が重要です。サポート体制が手厚いスマートレジなら、メーカースタッフが訪問して操作をレクチャーしてくれる場合もあります。そのため、サポート体制が整っているメーカーを選ぶのも有効な対策です。

製品選定に時間と手間がかかる

スマートレジは多くのメーカーからさまざまな製品が提供されており、それぞれ機能や料金プランなどに違いがあります。自店舗に最適な製品を見つけるには、複数社を比較検討し、必要な機能・コスト・サポート体制などを総合的に評価する必要があります。

また、業種によってはオーダー機能や顧客管理機能などの優先度も異なるため、用途に応じた見極めも欠かせません。

本記事でも解説したとおり、以下のポイントを比較しながら選定するとよいでしょう。

  • 必要な機能がそろっているか確認する
  • 決済手段の対応範囲をチェックする
  • 費用と費用対効果のバランスを見極める
  • サポート体制・導入後のフォローを確認する
  • 利用できる端末やOSとの相性を調べる
  • 他システムとの連携可否を確認する

選定には一定の時間と労力を要しますが、導入後の満足度や運用効率を高めるためにも、丁寧な選定が非常に重要です。

スマートレジの価格・費用相場

スマートレジを導入する際は、初期費用や月額利用料、周辺機器の購入費、キャッシュレス決済にかかる手数料など、さまざまなコストが発生します。導入前に費用の内訳と相場を把握しておくことで、無理のない予算計画を立てることが可能です。

ここでは、スマートレジ導入時にかかる主な費用項目について解説します。

項目

費用相場

初期導入費用(本体・設置費)

10万円前後~100万以上

周辺機器や端末の購入費

10万円前後~30万円以上

月額利用料(ソフトウェア利用料)

0円~15,000円程度

キャッシュレス決済にかかる手数料

決済金額の23%前後

初期導入費用(本体・設置費)

スマートレジの導入には、本体の購入費と設置にかかる初期費用が必要です。比較的シンプルな機能に絞られたタブレット型POSレジであれば、10万円前後から導入できます。

一方で高性能な機能を搭載したモデルやセルフレジ機能が一体となった大型機器では、100万円を超えるケースもあります。また、設置工事費や設定サポート費用が別途かかることもあるため、導入前に見積もりを取り、予算計画を立てることが大切です。

CASHIERのスマートレジ(タブレットPOSレジ)の初期費用例

初期費用:79,800

内訳(タブレットPOSレジ、キャッシュドロアー、レシートプリンター、カード型決済端末(M010))

周辺機器や端末の購入費

スマートレジの運用には、周辺機器の準備も必要です。

たとえば、

  • バーコードリーダー
  • レシートプリンター
  • キャッシュドロア
  • 自動釣銭機

などがあり、業種や業務内容に応じて必要な機器は変わります。これらの周辺機器を追加する場合、数万円〜数十万円のコストが発生することもあります。

特に自動釣銭機は高価な機器となるため、導入の優先順位を見極めながら、必要な機器を取捨選択することが求められるでしょう。

周辺機器の購入費用例

バーコードリーダー

7,000円~6万円

レシートプリンター

2万円~6万円

キャッシュドロア

1万円程度

自動釣銭機

30万円~100万円

月額利用料(ソフトウェア利用料)

クラウド型のスマートレジでは、POSアプリや管理システムの利用に月額料金が発生します。一般的には0円〜15,000円程度が相場で、使いたい機能の範囲やアカウント数によって金額が異なります。

売上管理、在庫管理、顧客管理などのオプションを追加することで、月額料金が高くなる場合もあるため、必要な機能を見極めた上でプランを選ぶことが重要です。中には月額0円で利用できる製品もあり、ランニングコストを抑えたい場合の選択肢としておすすめです。

スマートレジのメーカー

月額利用料

CASHIER POS

・スタータープラン:0

・プロフェッショナルプラン:4,400

スマレジ

・スタンダード:0

・プレミアム:5,500

・プレミアム プラス:8,800

・フード ビジネス:12,100

・リテール ビジネス:15,400

Airレジ

0円~

ユビレジ

・お試しプラン:0円~

・プレミアムプラン:6,900円~

POS+

14,000円~

キャッシュレス決済にかかる手数料

スマートレジでキャッシュレス決済を導入する場合、決済事業者に支払う手数料が発生します。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などの手数料は、決済額の約2〜3%前後が一般的です。

利用頻度が高い店舗ほど、手数料が経費として大きくなりやすいため、導入前に条件をしっかり確認することが大切です。また、事業規模に応じて手数料の交渉も行えます。決済事業者のサービス内容を比較し、契約の乗り換えや手数料の引き下げも検討しましょう。

まとめ

スマートレジは、会計業務の効率化に加え、在庫管理や顧客データの活用によって店舗運営全体を最適化できるツールです。業務負担の軽減や人件費の削減、経営判断の質の向上にもつながります。

また、データ分析を活用すれば売上傾向の把握や販促施策の最適化にもつながり、経営判断の質が向上する点もメリットです。導入時は自店舗の運営スタイルや課題を明確にし、最適な機能を備えたシステムを選ぶことが大切です。

CASHIERのスマートレジなら業界最安水準で導入できる上、店舗の業務負担を大幅に軽減することができます。スマートレジの導入を検討されている方は、ぜひ一度お問合せください。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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