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【2026最新】飲食店向け補助金・助成金7選!AI導入・省力化の公募スケジュールを網羅 POSの基礎知識

【2026最新】飲食店向け補助金・助成金7選!AI導入・省力化の公募スケジュールを網羅

飲食店がPOSレジや最新設備を導入する際、避けて通れないのが初期費用の問題です。そこで活用したいのが補助金・助成金ですが、2026年は「人手不足解消」と「AI活用」に特化した新制度が主流となっています。

この記事では、複雑な補助金制度を診断チャートで判別できるよう整理しました。あなたのお店に最適な支援策を見つけ、賢く店舗運営をアップデートしましょう。

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

この記事では、POSシステム導入に関する補助金制度の活用方法を解説しています。補助金を利用することで、初期投資を抑えつつ業務効率化を図ることができます。申請条件や必要書類を事前に確認し、計画的に準備を進めることが重要です。

目次
1 【30秒で診断】あなたのお店に最適な補助金はどれ? 2 【最新】飲食店が今すぐチェックすべき公募スケジュール一覧 3 POSレジ導入の助成金・補助金とは 3.1 助成金とは 3.2 補助金とは 3.3 助成金と補助金の違い 4 【注目度No.1】POSレジ導入に利用できる2大補助金(IT導入・省力化) 4.1 ①中小企業省力化投資補助金(セルフレジ・券売機ならコレ!) 4.2 ②デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金) 5 補助金申請を行う際の注意点 5.1 個人事業主でも申請できる? 5.2 審査後にPOSレジを購入する 5.3 補助金に関する最新の情報を収集する 5.4 事業に必要な資金は事前に全額自費で用意しておく必要がある 6 飲食店の補助金申請で「採択される」ための3つの必須要件 7 その他、目的に応じて使える補助金・助成金 7.1 小規模事業者持続化補助金 7.2 ものづくり補助金 7.3 インバウンド対応力強化補助金 7.4 業務改善助成金 7.5 働き方改革推進支援助成金 8 助成金・補助金を活用したPOSレジ導入事例 8.1 飲食店 8.2 美容室 9 まとめ:2026年は補助金を活用した「攻めの店舗DX」が成否を分ける

【30秒で診断】あなたのお店に最適な補助金はどれ?

「自分の店で使えるのはどれ?」と迷ったら、以下の目的別リストから当てはまるものを選んでみてください。

  • 「券売機・自動精算機で人件費を減らしたい、セルフ化したい」 中小企業省力化投資補助金がおすすめ
  • 「タブレットレジでEC連携やオーダーシステムも一括導入したい」 デジタル化・AI導入補助金2025がおすすめ
  • 「チラシ作成や店舗改装など、販促活動も一緒にやりたい」 小規模事業者持続化補助金がおすすめ
  • 「従業員の賃上げを行い、あわせて設備投資をしたい」 業務改善助成金がおすすめ

【最新】飲食店が今すぐチェックすべき公募スケジュール一覧

「自分の店で使えるのはどれ?」「まだ間に合う?」という疑問を解決するため、直近のデッドラインをまとめました。

補助金・助成金名次回締切(予定)飲食店での主な活用例
中小企業省力化投資補助金【カタログ型】随時配膳ロボット、券売機、自動調理器
デジタル化・AI導入補助金1次:5月12日 / 2次:6月15日POSレジ、AI売上予測、モバイルオーダー
小規模事業者持続化補助金19回:4月30日チラシ作成、店舗改装、SNS広告
ものづくり補助金23次:5月8日急速冷凍機、オリジナルレトルト開発

POSレジ導入の助成金・補助金とは

POSレジの導入は、店舗運営を効率化し、売上や在庫管理をスムーズに行うための重要な設備投資です。 しかし、その初期費用は安くはないため、導入にあたり助成金や補助金を活用できる場合があります。 こうした資金援助制度は、国や自治体によって提供されており、条件を満たせば費用の一部を負担してもらえるため、経費を抑えることができます。 そこで、POSレジ導入に関連する助成金や補助金の特徴や違いについて詳しく解説します。 そもそも助成金・補助金とはどのような制度なのでしょうか。 助成金・補助金の基本的な概要をご紹介します。

助成金とは

助成金とは厚生労働省が主導している、原則、返済不要な公的な資金です。 労働環境改善や人材育成といった企業の福祉に関する環境・体制への取り組みの支援を目的としています。 助成金は、助成金ごとに設けられている受給要件を満たしていれば、基本的に受給可能です。

補助金とは

補助金とは経済産業省が主導している、原則、返済不要な公的な資金です。 事業の活性化や起業促進、研究開発といった経営活動や地域の発展への取り組みの支援を目的としています。 補助金は、補助金ごとに設けられている受給要件を満たし、さらに審査に通過することで受給できます。

助成金と補助金の違い

助成金と補助金はどちらも事業者の経営活動を支援するための制度ですが、支給条件や金額、申請方法などに違いがあります。具体的には以下のとおりです。

 助成金補助金
支給金額数十万円~100万円程度数百万円以上
審査の有無なしあり
公募期間の長さ通年もしくは数か月などの長期間1週間~1カ月程度

助成金は比較的申請しやすく、要件を満たせば支給されることが多いです。一方で補助金は、支給額が大きいものの審査があり、公募期間も短いため受給のハードルが高くなっています。 また、助成金や補助金は年度によって内容や金額が変更される場合があるため、最新情報を各団体の公式サイトなどで確認することが重要です。

【注目度No.1】POSレジ導入に利用できる2大補助金(IT導入・省力化)

現在のPOSレジ導入において、最も優先的に検討すべき2つの補助金を深掘りします。

①中小企業省力化投資補助金(セルフレジ・券売機ならコレ!)

中小企業省力化投資補助金とは、売上拡大や生産性向上のために、IoTやロボットなどの汎用製品の経費にかかる費用を一部補助する制度です。  対象となる製品は「製品カタログ」から選択・導入する必要があり、「自動釣銭機」や「セルフレジ」、「券売機」に活用できます。 【補助金額・補助率】 中小企業省力化投資補助金には、「カタログ注文型」と「一般型」の2種類があります。それぞれの補助率・補助上限額は従業員数によって異なります。 <カタログ注文型>

従業員数補助上限額補助率
従業員数5人以下200万円(300万円)※1/2以下
従業員数6~20人500万円(750万円)※ 
従業員数21人以上1,000万円(1,500万円)※ 

※賃上げ要件を達成した場合、()内の値に補助上限額を引き上げ <一般型>

従業員数補助上限額補助率
従業員数5人以下750万円(1,000万円)※【中小企業】 補助金額が1,500万円まで 1/2(2/3)、1,500万円を超える部分1/3 【小規模企業者・小規模事業者、再生事業者】 補助金額が1,500万円まで 2/3、1,500万円を超える部分1/3
従業員数6~20人1,500万円(2,000万円)※ 
従業員数21~50人3,000万円(4,000万円)※ 
従業員数51~100人5,000万円(6,500万円)※ 
従業員数101人以上8,000万円(1億円)※ 

出典:中小企業省力化投資補助金 関連記事:中小企業省力化投資補助金とは?セルフレジ・券売機導入におすすめ

注意点

中小企業省力化投資補助金に申請する際は、以下の点に注意してください。

  • 補助額が500万円以上(購入額1,000万円以上)は保険への加入が必要
  • 他の補助金を受給した実績がある場合は対象外となる可能性がある
  • 現在所有している製品を省力化効果がないものと交換する場合は補助対象外
  • 同時に複数の省力化製品を申請したい場合は、現時点では申請不可
  • 新規事業に対しては補助金を申請できない
  • 交付決定前に導入した省力化製品は補助の対象外
  • 導入したい製品がカタログに掲載されていない場合、申請はできない

中小企業省力化投資補助金は、カタログに掲載されている製品から選んで申請します。 そのため、自社が導入したい製品がカタログに掲載していなければ導入できないということです。

申請方法

中小企業省力化投資補助金の申請は以下のステップで行います。

  1. 「gBizIDプライム」の取得
  2. カタログから製品を選定
  3. 販売事業所一覧から販売事業者を選定
  4. 販売事業者と共同で申請受付システムから申請
  5. 採択・交付決定の通知
  6. 補助事業の実施、実績報告
  7. 補助額の確定および補助金交付
  8. 効果報告(3年間)

申請してから採択・交付決定までは、おおよそ1〜2ヶ月程度です。 また、本制度で取得する製品は法定耐用年数を経過するまで適切な管理を行う必要があります。勝手に処分・廃棄することはできません。

②デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)

デジタル化・AI導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が、日々のルーティン業務効率化や生産性アップのためのITツール導入をサポートする補助金です。  会計・決済などにかかるITツール導入として、POSレジや券売機なども対象になる可能性があります。 【補助金額・補助率】 デジタル化・AI導入補助金2026には5つのコースがあり、事業の目的に応じた枠を選択して申請することが大切です。

  • 通常枠
  • インボイス枠(インボイス対応類型)
  • インボイス枠(電子取引類型)
  • セキュリティ対策推進枠
  • 複数社連携IT導入枠

【補助金額・補助率】 各コースによって、補助金額や補助率は異なります。POSレジの導入で利用されている「インボイス枠(インボイス対応類型)」の場合、補助対象によって以下のように補助率と補助額が決まります。 <インボイス枠(インボイス対応類型)>

補助対象補助率補助額
インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト中小企業は3/4以内、小規模事業者は4/5以内50万円以下
 2/3以内50万円超~350万円以下(※1)
PC・タブレット等1/2以内10万円以下
レジ・券売機等 20万円以下

(※1)補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については⅔ たとえば、助額が50万円以下の場合、補助率は最大で4/5となります。IT導入補助金の公式HPでは、補助金申請可能額をシミュレーションできるページがあるので、ぜひ活用してみてください。 出典:デジタル化・AI導入補助金2026

注意点

デジタル化・AI導入補助金2026を申請する際は、以下の8点に注意しましょう。

  • 交付決定前の発注・契約・支払いに対しては補助金の対象外
  • 申請に必要なgBizIDプライムアカウントとSECURITY ACTIONの宣言済アカウントは早めに用意しておく
  • 他の補助金・助成金と併用不可
  • 通常枠の申請には「みらデジ経営チェック」の実施が必要
  • カスタマイズしたシステムは補助の対象外
  • 申請は中小企業・小規模事業者あたり1件のみ
  • リースは補助の対象外

デジタル化・AI導入補助金の申請には、gBizIDプライムアカウントの取得とSECURITY ACTIONの宣言が必要です。 gBizIDプライムアカウントの取得には約2週間、SECURITY ACTIONの宣言済アカウントID発行までの期間は2〜3日かかるため、早めに手続きを行いましょう。 参照:GビズID 参照:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)|SECURITY ACTION

申請方法

デジタル化・AI導入補助金の申請は以下のステップで行います。

  1. 申請前に「gBizIDプライム」アカウントの取得、「SECURITY ACTION」宣言の実施
  2. 「みらデジ経営チェック」の実施
  3. IT導入支援事業者と導入したいITツールの選定
  4. 交付申請
  5. 交付決定通知
  6. ITツールの発注・契約・支払い
  7. 事業実績報告
  8. 補助金交付
  9. 事業実施効果報告

デジタル化・AI導入補助金の申請の際は、IT導入支援事業者のサポートを受ければスムーズに手続きを進められます。   【2024最新】券売機購入に活用できる補助金まとめ

補助金申請を行う際の注意点

POSレジ導入時に補助金を活用する際には、注意しておくべき点もあります。 これから解説する注意点を把握できていなければ、結果的に補助金を受けられなくなる可能性もあるため、事前に理解しておくことが重要です。

個人事業主でも申請できる?

結論から言うと、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金、省力化投資補助金など、多くの補助金は個人事業主でも申請が可能です。ただし、確定申告をしていること(開業届を出していること)や、納税証明書の提出が必要になる点には注意しましょう。

審査後にPOSレジを購入する

補助金申請を行う際には、手続きの順番が決められています。 申請・審査を行った後でPOSレジを導入する流れとなるため、申請前や審査前にPOSレジを先走って購入しないようにしましょう。 また、必ずしも申請が通るというわけではないため、仮に先にPOSレジを購入してしまうと全額費用負担をしなければいけないということにもなりかねません。 そのため、POSレジの導入にかかるコストを抑えるという意味でも、審査結果が確定してからPOSレジを購入することが大切です。

補助金に関する最新の情報を収集する

助成金に関する内容や条件は年度ごとに異なる場合があります。 そのため、補助金申請をする際には最新の情報を収集することが大切です。 内容や条件だけでなく、公募期間も異なる場合があります。 過去の公募期間で申請準備を進めてしまうと、申請ができなかったり次の公募期間まで待たなければいけなかったりということも考えられるでしょう。 補助金申請を行う際には、窓口に問い合わせるなどして最新の情報を収集したうえで、前もって準備を進めることが重要です。

事業に必要な資金は事前に全額自費で用意しておく必要がある

補助金は基本的に後払いで支給されるため、事業に必要な資金はあらかじめ全額を自費で用意しておく必要があります。多くの補助金制度は「事業完了後に実績報告書を提出し、内容が確認されてから支給される」という仕組みだからです。 例外として「概算払い」や「中間払い」が認められる場合もありますが、事業開始前や途中で資金が振り込まれることはありません。そのため、事業資金はあらかじめ全額を自費で準備しておく必要があります。

飲食店の補助金申請で「採択される」ための3つの必須要件

  1. 「人手不足」を数値で証明する: 「忙しい」という主観ではなく、「有効求人倍率の推移」や「採用コストが前年比○%増加した」といった客観的なデータが必要です。
  2. 明確なROI(投資対効果)の提示: 「レジ導入で月20時間の事務作業が削減され、その分を接客に充てることで客単価○円アップを目指す」といった論理的な計画を立てましょう。
  3. 後払いであることの理解と資金調達: 補助金は事業完了後に支払われます。事前に自己資金や金融機関からの融資を確定させておくことが、事業頓挫を防ぐ鍵です。

その他、目的に応じて使える補助金・助成金

POSレジ導入に利用できる補助金一覧をまとめました。

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、商工会議所や商工会に登録している小規模事業者を対象とした支援制度です。事業の継続や発展を目指すための経費の一部を国が補助します。 この補助金は、販路拡大や生産性向上を目的とする取り組みに利用でき、広告費、設備投資費、人材育成費用など幅広い用途に対応しています。 例えば、新規顧客の獲得を目的としたホームページの制作や、業務効率化のためのソフトウェア導入が補助対象となることがあります。 小規模事業者持続化補助金には、以下の5つの枠があり、事業の目的に応じて選択し申請することが大切です。

  • 通常枠
  • 賃金引上げ枠
  • 卒業枠
  • 後継者支援枠
  • 創業枠

【補助金額・補助率】 補助金額と補助率は、以下のように申請する枠によって異なります。 <小規模事業者持続化補助金(一般型)>

類型通常枠賃金引上げ枠※卒業枠※後継者支援枠創業枠
補助率2/32/3(赤字事業者は3/4)2/32/32/3
補助上限50万円200万円200万円200万円200万円
インボイス特例50万円 (インボイス特例の要件を満たしている場合は、上記補助上限額に50万円を上乗せ)    

※補助事業終了時点で一定要件を満たさなければ、補助金交付は行いません。 2025年の公募情報や次回のスケジュールについては、公式サイトを随時確認してください。 出典:小規模事業者持続化補助金

注意点

補助金申請に際しては、いくつかの注意点があります。まず、補助対象となる事業計画を事前に明確にしておくことが重要です。事業計画書には、具体的な取り組み内容や目標を記載する必要があり、適切に作成しなければ不採択となる可能性があります。 また、補助金の対象となる経費には細かな条件が定められており、申請前にガイドラインを十分に確認してください。さらに、申請書類の提出期限を守ることが必須です。遅れが発生すると申請が無効となる可能性があるため、締切日を必ず確認してください。提出先は、所属する商工会議所や商工会となるため、事前に連絡を取って確認することをおすすめします。

申請方法

補助金の申請方法は、所属する商工会議所または商工会を通じて行います。まず、事業計画書を作成し、必要な書類を揃えることが求められます。事業計画書には、補助金を活用して実現したい目標や具体的な取り組み内容、期待される成果を記載します。 その後、書類を所属の商工会議所や商工会に提出し、事前確認を受ける必要があります。提出後は、審査が行われ、採択の可否が決定します。また、オンライン申請が可能な場合もありますので、公式サイト(こちら)で最新の申請方法を確認してください。申請に関するサポートや相談窓口も用意されているため、不明点がある場合は積極的に活用しましょう。

ものづくり補助金

ものづくり補助金とは、生産性向上を目的とする革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。 過去には、POSレジの導入に活用された事例も複数あるため、対象となる可能性があります。 2025年分では、以下の2つのコースがあります。

  • 製品・サービス高付加価値化枠
  • グローバル枠

【補助金額・補助率】 ものづくり補助金の補助金額と補助率は、従業員数によって異なります。POSレジの導入で申請できる可能性がある「製品・サービス高付加価値化枠」は最大2,500万円が上限額です。 <製品・サービス高付加価値化枠>

従業員数補助額補助率
5人以下750万円中小企業 1/2、小規模企業・小規模事業者及び再生事業者2/3
6~20人1,000万円 
21~50人1,500万円 
51人以上2,500万円 

出典:ものづくり補助金総合サイト

注意点

ものづくり補助金の申請について、注意点は以下の7つです。

  • 申請は電子申請のみ
  • 事前計画書の提出が求められる
  • 採択されても補助金の支給決定ではない
  • 「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要
  • 申請時に店舗を有していなければならない
  • 税抜きで単体価格50万円以上の設備投資が必要
  • 事業終了後にも事業報告が必要

補助金を受け取ってからも、5年間は事業状況の報告が求められます。 報告を怠れば補助金の返還を求められる事例もあるため、注意が必要です。

申請方法

ものづくり補助金の申請手順は以下の5ステップで行います。

  1. 「gBizIDプライム」の取得
  2. 申請書類の準備、電子申請システムにて申請を開始
  3. 採択の決定・通知
  4. 補助対象事業の実施
  5. 補助金事務局へ実績報告と交付申請
  6. 補助金の交付

ものづくり補助金の申請は、電子申請のみとされています。 電子申請の際は「gBizIDプライムアカウント」が必要となるため、1ヶ月前には取得しておきましょう。 また、実績報告には補助対象事業で使用した経費の領収書や見積書、請求書など多くの書類が必要です。 必要な書類が多く、かなりの手間がかかるため、申請サポートを利用するとよいでしょう。

インバウンド対応力強化補助金

インバウンド対応力強化補助金とは、東京都内の宿泊施設、飲食店などを対象に、外国人観光客のニーズを満たす目的で受入対応を強化する取り組みを支援する制度です。 飲食店においては、多言語対応やキャッシュレス決済機器の導入などが要件の対象と定められているため、POSレジに機能を搭載する場合、補助される可能性があります。 【補助金額・補助率】 インバウンド対応力強化補助金の補助率・補助限度額を以下にまとめました。

 補助率補助上限額
宿泊施設、飲食店、免税店、体験型コンテンツ提供施設、観光バス事業者、観光タクシー事業者向け補助対象経費の1/2以内 ただし、「多言語対応」にかかる事業は2/3以内1施設/店舗/営業あたり300万円
中小企業団体等、観光関連事業者グループ向け 1団体・グループあたり1,000万円

関連記事:【飲食店必見】インバウンド対応力強化補助金とは?対象事業や補助額を解説

注意点

インバウンド対応力強化補助金を申請する際の注意点は以下の3つです。

  • 月額利用料などのランニングコストは補助金の対象外
  • すでに導入している設備に対しての申請は不可
  • 補助金の交付は事業終了後

注意点として、補助金交付は事業終了後に行われるため、初期投資は自社で準備しなければなりません。 交付決定後も補助金の支給には時間がかかる可能性があります。 資金繰りで苦しまないためにも、資金計画はしっかり立てておくことが重要です。 補助金申請サポートに対応しているメーカーに相談すれば、スムーズな運用が可能となるでしょう。

申請方法

インバウンド対応力強化補助金の申請から受領までのステップは以下のとおりです。

  1. 郵送または電子申請システムから申請書の提出
  2. 審査を経て交付決定の通知
  3. 事業着手、完了
  4. 実績報告書の作成・提出
  5. 補助金額の確定・通知
  6. 補助金請求書の作成・提出
  7. 補助金支給
  8. 実績報告書の提出から1年後、受入対応状況報告書の提出

インバウンド対応力強化補助金の申請期間は、令和6年4月1日〜令和7年3月31日までとなっています。 補助金申請額が予算額に達した時点で受付が終了となるため、早めに手続きを行うのが大切です。 また、社歴書や納税証明書、見積書など多くの提出書類が必要です。 公式ホームページから確認し、漏れのないように準備しましょう。 参照:公益財団法人 東京観光財団|インバウンド対応力強化支援補助金

業務改善助成金

業務改善助成金とは、事業場内の最低賃金を引き上げる目的で機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練などの設備投資にかかった費用を一部助成する制度です。  主に中小企業や小規模事業者が対象で、POSレジや周辺機器などの設備投資時への活用が見込めます。 【助成金額・助成率】 業務改善助成金の助成金額は、事業場内最低賃金や引き上げる最低賃金、賃金を引き上げる労働者の人数によって変わります。

コース区分事業場内最低賃金の引き上げ額引き上げる労働者数助成上限額 (事業場規模30人以上の事業者)助成上限額 (事業場規模30人未満の事業者)
30円コース30円以上1人30万円60万円
  2~3人50万円90万円
  4~6人70万円100万円
  7人以上100万円120万円
  10人以上※120万円130万円
45円コース45円以上1人45万円80万円
  2~3人70万円110万円
  4~6人100万円140万円
  7人以上150万円160万円
  10人以上※180万円180万円
60円コース60円以上1人60万円110万円
  2~3人90万円160万円
  4~6人150万円190万円
  7人以上230万円230万円
  10人以上※300万円300万円
90円コース90円以上1人90万円170万円
  2~3人150万円240万円
  4~6人270万円290万円
  7人以上450万円450万円
  10人以上※600万円600万円

※10人以上の上限額区分は、「特例事業者」が対象です。特例事業者は、助成上限額の拡大・助成対象経費の拡大が受けられます。 助成率は、引き上げ前の事業場内最低賃金の金額により、以下のように変わります。

事業場内最低賃金助成率
1,000円未満4/5
1,000円以上3/4

業務改善助成金では、支給される金額は「設備投資にかかった費用 × 助成率」と「助成上限額」を比べて、低いほうが採用されます。 【例】

事業場内最低賃金が980円の場合→助成率4/5 8人の労働者を1,070円まで引き上げ(90円コース) 設備投資などにかかった費用:600万円

上記の場合、助成上限額は450万円です。 一方で、「設備投資にかかった費用 × 助成率」は「600万円×4/5」で480万円となります。 つまり、上記の例では450万円 < 480万円なので、低いほうの450万円が支給されるということです。 出典:厚生労働省「業務改善助成金」

注意点

業務改善助成金に申請する際の注意点は以下の5点です。

  • 申請期限が定められている
  • 交付決定前の設備投資は、助成対象外
  • スマホやタブレット、パソコンなどは対象外
  • 支給額は助成率と助成上限額の低い方が採用される
  • 申請書類の記入ミスや不備があると受給できない可能性がある

多くの方が勘違いしがちなのが、助成される金額についてです。 助成額は設備投資にかかった費用に、一定の助成率をかけた金額+助成上限額と比較し、低い金額が採用されます。 また、従業員の事業場内最低賃金を引き上げる制度のため、職場に従業員がいない場合は助成の対象外です。

申請方法

業務改善助成金の申請から助成金支給までの流れは、以下の6ステップで行われます。

  1. 交付申請書・事業実施計画書等を都道府県労働局に提出
  2. 審査結果をもとに、交付決定または不交付決定の通知
  3. 申請内容に沿って賃金の引き上げ、設備の導入など事業を実施
  4. 事業実績報告書等と助成金支給申請書を労働局に提出
  5. 審査に通れば助成金の交付額の決定と支払いを実施
  6. 助成金受領

業務改善助成金の申請は、事業場所在地を管轄する都道府県労働局です。 申請に必要な書類は、厚生労働省のホームページからダウンロードできます。 参照:厚生労働省|業務改善助成金

働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金とは、労働時間の短縮のための設備や機器の導入や、労務環境改善のためにコンサルティングを依頼した場合に、経費の一部が助成される制度です。 以下の4つのコースが用意されています。

  • 業種別課題対応コース
  • 労働時間短縮・年休促進支援コース
  • 勤務間インターバル導入コース
  • 団体推進コース

「労働者災害補償保険の適用事業主であること」「すべての対象事業場において、 交付申請時点で、年5日の年次有給休暇の取得に向けて就業規則などを整備していること」などの受給要件を満たす中小企業が対象です。 【助成金額・助成率】 コースや成果目標の達成状況、常時使用する労働者数などによって、助成金額や助成率は異なります。支給額は、以下の①、②いずれか低いほうの額で決まります。 ①成果目標1から3(うち1つを選択)の上限額および賃金加算額の合計額

成果目標達成状況助成上限額
1.時間外労働・休日労働の削減36協定で合計時間数を月60時間以下に設定100万円~150万円
 36協定で合計時間数を月60時間超80時間以下に設定50万円
2.年次有給休暇の計画的付与制度の新規導入就業規則への記載25万円
3.時間単位の年次有給休暇制度と、交付要綱で規定する特別休暇を1つ以上新規導入就業規則への記載25万円

②対象経費の合計額×補助率3/4(※) (※)常時使用する労働者数が30人以下かつ、支給対象の取組で6から9を実施する場合で、その所要額が30万円を超える場合の補助率は4/5 【支給対象となる取り組み】

  1. 労務管理担当者に対する研修
  2. 労働者に対する研修、周知・啓発
  3. 外部専門家(社会保険労務士、中小企業診断士など) によるコンサルティング就業規則・労使協定等の作成・変更
  4. 人材確保に向けた取組
  5. 労務管理用ソフトウェアの導入・更新
  6. 労務管理用機器の導入・更新
  7. デジタル式運行記録計(デジタコ)の導入・更新
  8. 労働能率の増進に資する設備・機器等の導入・更新(小売業のPOS装置、自動車修理業の自動車リフト、運送業の洗車機など)

※研修には、勤務間インターバル制度に関するもの及び業務研修も含みます。 ※原則としてパソコン、タブレット、スマートフォンは対象となりません。 【助成額の計算例】 ①(成果目標1)150万円+(賃金加算額)160万円=310万円 ②対象経費400万円×補助率4/5=320万円 上記の例では助成額320万円 > 310万円となり、低いほうの310万円となります。詳しくは、厚生労働省の公式ページを参考にしてください。 出典:厚生労働省|働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)

注意点

働き方改革推進支援助成金に申請する際の注意点は、以下の5つです。

  • 助成金支給は1事業者につき1回のみ
  • 従業員が10人以上の事業者は、パートやアルバイトの就業規則の作成が必要
  • スマホやタブレット、パソコンなどは対象外
  • 交付申請時点で、36協定を結んでいること
  • 申請時に要件を満たさない場合は助成金が支給されない

支給申請時に要件を満たさない場合は助成金が支給されません。 また、不正に受給した場合には、助成金の返還だけでなく、罰則や罰金を受ける可能性があります。

申請方法

働き方改革推進支援助成金の申請方法は以下の5ステップで行います。

  1. 交付申請書を作成し、各都道府県の労働局雇用環境・均等部に提出
  2. 審査に通れば交付決定
  3. 提出した計画に沿って取り組みを実施
  4. 取り組み期間終了後、支給申請書を作成し提出
  5. 指定した口座に助成金が振り込まれる

支給申請期限は、事業実施予定期間が終了した日から30日後、または指定の期限のいずれか早い日です。 申請様式やマニュアルに関しては、厚生労働省のホームページをご覧ください。 参照:厚生労働省|働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース) ▶︎2025年版 補助金を活用した店舗DX機器導入の手引き

助成金・補助金を活用したPOSレジ導入事例

それでは最後に助成金・補助金を活用したPOSレジ導入事例をご紹介します。 POSレジ導入の参考にしてください。

飲食店

ものづくり補助金を活用してPOSレジを導入したのが、秋田県にある「ナガハマコーヒー株式会社」です。 個人顧客向けの事業部と法人顧客向けの事業部の会員情報の連携ができていなかったため、POSシステムを搭載したレジの導入を検討。 その際にものづくり補助金を利用されました。 POSレジを導入したことで事業部間の情報共有がスムーズにできるようになったことで、適切な販促や顧客対応につながっています。 出典:ものづくり補助金総合サイト|成果事例のご紹介「法人顧客と個人顧客の連動による新たな業態開発とサービス向上」

美容室

IT導入補助金を活用してPOSレジを導入したのが、山口県にある「アミックスハラダ」という美容室です。 電話予約とWeb予約を併用していましたが、管理がうまくできずダブルブッキングが発生してしまっていたことで、予約管理機能を搭載したPOSレジを導入しました。 POSレジを導入したことで、予約管理がスムーズにできるようになっただけでなく、顧客情報を確認できるようになったことで、顧客へのサービスが向上しました。 出典:経済産業省|中国地域におけるIT導入補助金活用事例集「(株)アミックスハラダ【美容業】<令和元年度補正【通常枠】A類型(臨時対応)>」 

まとめ:2026年は補助金を活用した「攻めの店舗DX」が成否を分ける

補助金を賢く活用すれば、高機能な「CASHIER POS」も実質半額以下で導入可能です 。

CASHIERは、有線接続による現場の安定性と、最新の「デジタル化・AI導入補助金」「省力化投資補助金」の両方に対応しています。専門スタッフによる申請サポートも行っておりますので、「自社がどの補助金を使えるのか」まずは無料のシミュレーションから始めませんか?

▶︎2025年版 補助金を活用した店舗DX機器導入の手引き

記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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