キャッシュレス決済端末の導入方法は?メリットや補助金も徹底解説 キャッシュレス決済

キャッシュレス決済端末の導入方法は?メリットや補助金も徹底解説

2022/11/24

キャッシュレス決済を導入する場合、基本的に専用の端末をレジに設置する必要があります。

そこで本記事では、キャッシュレス決済端末の導入方法や利用メリット、補助金などをご紹介します。現在キャッシュレス決済の導入にお悩みの場合は、ぜひ今回の情報を参考にしてください。

目次
1 キャッシュレス決済端末の基本情報 1.1 キャッシュレス決済の導入に必要な機器 1.2 キャッシュレス決済端末の種類は主に2つ 1.3 キャッシュレス決済端末が不要のケースもある? 2 キャッシュレス決済端末の導入方法と手順 2.1 キャッシュレス決済端末の導入方法は2種類 2.2 申し込み 2.3 審査 2.4 契約・端末の設置 2.5 運用開始 3 キャッシュレス決済端末を店舗に設置するメリット 3.1 売上管理の効率化 3.2 販売機会の拡大 3.3 客単価の向上 3.4 防犯性能の向上 4 キャッシュレス決済端末の設置に利用できる補助金一覧 4.1 キャッシュレス決済端末等導入支援事業 4.2 IT導入補助金 4.3 小規模事業者持続化補助金 4.4 業務改善助成金 5 まとめ

キャッシュレス決済端末の基本情報

キャッシュレス決済端末の基本情報

キャッシュレス決済の導入には、専用端末をはじめとしたいくつかの機器が必要です。そこでまずは、キャッシュレス決済の導入時に必要なアイテムや端末の種類について解説します。

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キャッシュレス決済の導入に必要な機器

キャッシュレス決済を店舗に設置する場合、専用端末のほかに下記のような機器が必要です。

  • Wi-Fi
  • キャッシュレス決済対応POSレジ
  • プリンター

キャッシュレス決済はインターネット通信を使った決済システムのため、Wi-Fiの設置が欠かせません。すでに導入済みの場合は問題ありませんが、一から回線を引く場合は数万円程度かかるため注意しましょう。

キャッシュレス決済対応POSレジは、専用端末との連携機能によって、価格を2度打ちすることなくスムーズに決済処理できるアイテムです。キャッシュレス決済を利用するお客様が増えると対応に追われる可能性があるため、導入しておくのがおすすめです。プリンターはQRコードの印刷などに使用します。

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キャッシュレス決済端末の種類は主に2つ

キャッシュレス決済端末の種類は、主にポータブルタイプと据え置きタイプの2種類に分けられます。

ポータブルタイプは、持ち運びが可能な決済端末です。Wi-Fiの電波が届く範囲であれば、どこでもキャッシュレスで決済できるため、テラス席やテーブル会計を行っている飲食店、移動販売などで人気があります。

一方、据え置きタイプはレジ横に設置して利用します。一般的な小売店から飲食店まで、幅広い店舗で導入しやすいのが魅力です。先に説明した通り、POSレジと連携することでさらに利便性がアップします。

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キャッシュレス決済端末が不要のケースもある?

QRコード決済やスマホ決済の場合、店舗側が読み取り用のQRコードを用意し顧客のスマートフォンで読み込んでもらう方法であれば、専用端末は必要ありません。

しかし、ユーザーの利便性をアップさせるには、複数の決済方法に対応するのが望ましいといえます。
クレジットカード決済や電子マネー決済には専用端末が必要となるため、基本的にはキャッシュレス化と同時に端末も導入するものと考えておくのが良いでしょう。

キャッシュレス決済端末の導入方法と手順

キャッシュレス決済端末の導入方法と手順

店舗へのキャッシュレス決済の導入は、どのような手順で進めれば良いのでしょうか。続いては、キャッシュレス決済端末の導入方法と実際に契約する際の流れを解説します。

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キャッシュレス決済端末の導入方法は2種類

キャッシュレス決済端末の導入方法は、決済事業者と個別に契約する方法と、決済代行会社に仲介してもらう方法の2種類があります。
個別契約の場合、入金サイクルが異なる点や事務処理の負担が増えることから、基本的には決済代行会社の利用をおすすめします。

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申し込み

店舗に導入するキャッシュレス決済サービスを決めたら、決済事業者や代行会社に申し込みを行いましょう。基本的にはオンラインで手続きを完了できます。

タイミングによっては初期費用や月額料金が無料になるキャンペーンなどが実施されているケースもあるため、必ず公式ホームページの情報をチェックしましょう。

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審査

申し込みが完了すると、提供会社による審査が行われます。審査項目やプロセスは公開されておらず、数日から数週間で結果が通知されます。

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契約・端末の設置

審査に合格すると、提供会社からキャッシュレス決済端末が届きます。店舗に設置して使用方法などを確認しましょう。
導入サポートを実施している会社もあるため、不安がある場合は積極的に活用するのがおすすめです。

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運用開始

最後に、従業員に向けてオペレーション研修を実施し、マニュアルなどを作成したら運用を開始します。
トラブルの発生に備えて、アフターサービスの充実した会社を選んでおくと安心です。

 

以上の流れでキャッシュレス決済端末を導入しましょう。

キャッシュレス決済端末を店舗に設置するメリット

以前の決済シーンでは現金が主流でしたが、現代ではキャッシュレス化が進んでいます。そこで次は、キャッシュレス決済端末を設置するメリットをご紹介します。

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売上管理の効率化

キャッシュレス決済を導入することでお金の移動が必ずデータで記録されるようになり、売上管理の効率化につながります。
店舗内における現金のやりとりを減らせるため、釣り銭間違いや小銭の紛失などのヒューマンエラーを防げるのもメリットです。営業後のレジ締め作業の簡略化も期待できるでしょう。

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販売機会の拡大

決済手段が多様化したことで、クレジットカード1枚やスマホのみを持って買い物や食事に出かける方が増えています。
そのため、店舗のキャッシュレス化を進めると新たな顧客層の獲得につながり、売上の拡大が見込めます。キャッシュレス決済への対応の有無が、顧客のお店選びの基準となっているのです。

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客単価の向上

キャッシュレス決済は、手持ちの現金を気にせずに利用できるため、客単価が向上しやすいメリットもあります。
特に、高価格帯の商品を販売する小売店や「あと一品」の注文を期待する飲食店におすすめです。

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防犯性能の向上

キャッシュレス決済端末の導入店舗では、レジで管理するお金の量が少ないため、現金を狙った犯罪からお店を守りやすくなります。深夜営業やワンオペ営業を行う店舗でも安心です。
ただし、リスクを完全にゼロにすることは難しいため、防犯カメラの設置など対策は怠らないようにしましょう。

 

キャッシュレス決済端末を設置すると上記のようなメリットがあります。

キャッシュレス決済端末の設置に利用できる補助金一覧

キャッシュレス決済端末の導入には費用がかかります。そこで最後に、キャッシュレス決済端末の設置に使える補助金を簡単にご紹介します。

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キャッシュレス決済端末等導入支援事業

キャッシュレス決済端末等導入支援事業は、各自治体が実施している補助金制度です。法人・個人事業主を問わず助成金を受け取ることができ、店舗のキャッシュレス化をスムーズに進められます。

キャッシュレス決済端末本体はもちろん、Wi-Fiルータなどの周辺機器も補助対象となっています。自治体ごとに名称が異なる可能性があるため、確認時にはご注意ください。

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IT導入補助金

IT導入補助金は、ITツールの設置に利用できる助成金制度です。全国の事業者が受け取ることができます。ITツール全般に適用できるため、キャッシュレス決済端末だけでなくPOSレジや券売機の導入にも利用可能です。

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小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、全国の中小企業や個人事業主を対象とした、生産性向上・販路開拓を支援する取り組みです。対象項目が幅広く、キャッシュレス決済端末の導入にも利用できる可能性があります。

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業務改善助成金

業務改善助成金は、設備投資にかかる費用の一部を助成してもらえる制度です。
キャッシュレス決済端末をはじめとした設備の導入によって生産性を向上させ、最低賃金を引き上げることで一定額の助成金を受け取れます。

まとめ

キャッシュレス決済端末は、店舗のキャッシュレス化に欠かせないアイテムです。導入にはいくつかのプロセスを辿る必要があるものの、販売機会の拡大や客単価の向上などのメリットが期待できます。
費用面が負担になる場合は、補助金の利用などを検討してキャッシュレス決済端末を導入しましょう。

参考記事:「キャッシュレス決済の導入メリットとデメリット、設置の流れを解説

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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