モバイルオーダーの決済の仕組み|導入効果や選定方法も解説 POSの基礎知識

モバイルオーダーの決済の仕組み|導入効果や選定方法も解説

2022/08/24

モバイルオーダーは、スマートフォンやタブレットを使って飲食店などで注文を行うシステムです。店内での飲食やテイクアウトなど、さまざまなシーンで導入が進んでいます。
今回は、モバイルオーダーシステムの決済の仕組みや導入効果、選定のポイントなどを解説します。

目次
1 モバイルオーダーの決済の仕組み 1.1 注文から決済までの流れ 1.2 使用できる決済方法の例 2 モバイルオーダーの導入企業と使える決済方法 2.1 スターバックス 2.2 マクドナルド 2.3 ケンタッキー 2.4 バーガーキング 2.5 すき家 3 モバイルオーダーの導入で期待できる効果 3.1 業務効率の改善 3.2 顧客満足度の向上 3.3 顧客情報や売上データの収集 3.4 密の解消 4 モバイルオーダーシステムを選定するポイント 4.1 機能の充実度 4.2 導入費用やランニングコスト 4.3 既存システムとの連携性 4.4 UIの使いやすさ 5 まとめ

モバイルオーダーの決済の仕組み

 

モバイルオーダー決済

モバイルオーダーは、顧客が通常の注文方法とは異なる手順で注文を行います。ここでは、モバイルオーダーを導入した際の注文から決済までの流れや使用できる決済方法の例をご紹介します。

注文から決済までの流れ

店内飲食にモバイルオーダーを使用する場合、お客様は各テーブルで自分のスマートフォンや備え付けのタブレットを操作して商品を注文します。その後、店舗側は厨房でオーダーを確認し、調理した上でお客様に提供する流れです。
決済についてはお客様の端末で完了させる場合と、通常通りレジで行うケースに分けられます。
一方テイクアウトにモバイルオーダーを利用する場合、お客様は専用アプリやWebサイトにアクセスし、メニューを選んで注文を行います。
この際、指定された支払い方法で事前決済を済ませるのが一般的です。店舗側は、注文情報を確認し、受け取り時間までに商品を用意します。お客様が来店して商品を受け取ったら完了です。

使用できる決済方法の例

モバイルオーダーに使用できる決済方法は、さまざまな種類が登場しています。
もっとも一般的なのが、後払いタイプのクレジットカードです。そのほかには、即時払いのデビットカード、前払いの電子マネーなどが使用できるシステムもあります。
また最近では、各種QRコード系などのスマホ決済と連携できるモバイルオーダーも少なくありません。

モバイルオーダーの導入企業と使える決済方法

モバイルオーダー決済方法

次は、モバイルオーダーを導入している企業とその決済方法をご紹介します。なお、決済方法については2022年8月時点の情報です。

スターバックス

スターバックスでは、専用アプリとWebサイトからモバイルオーダーを利用できます。
お店の選択から利用方法、商品の選択、事前決済まですべてシステム上で完了できる仕組みです。顧客は店舗での受け取りだけでなく、ドライブスルーを利用して車内で商品を受け取ることもできます。
料金の支払いにはお店が発行するスターバックスカードが必要です。事前にWeb登録をしておくと、モバイルオーダー時に利用できます。

マクドナルド

マクドナルドのモバイルオーダーは、持ち帰りと店内飲食の両方に使用できるシステムです。
デジタルクーポンも利用することができ、店頭の注文と同様の使い勝手です。また、マクドナルド公式アプリは決済方法も豊富に用意されており、各種クレジットカードにPayPay・d払い・楽天ペイ・auペイ・LINEペイ・Apple Payを利用できます。

ケンタッキー

ケンタッキーでは、持ち帰り予約やデリバリーサービスにモバイルオーダーを導入しています。
デリバリーを利用する場合は、注文情報を入力すると外部の配達員が指定の場所まで届けてくれる仕組みです。持ち帰りの場合はクレジットカード、デリバリーの際は現金支払いも利用できます。

バーガーキング

バーガーキングでは、持ち帰り注文時にモバイルオーダーを利用できます。
細かなカスタマイズをする場合でもレジ前で慌てる必要はなく、お客様は自身のペースでゆっくりと注文できるのが魅力です。決済方法にはクレジットカード決済が用意されており、アプリに登録するとすぐに利用できます。

すき家

モバイルオーダーは、牛丼チェーンのすき家にも導入されています。
お客様は公式アプリにアクセスし、店舗と商品を選び注文を行います。その後お店に向かい、店頭でQRコードを読み取ったら支払いが実行され商品を受け取る流れです。また、持ち帰りの場合は1カ月先の日付まで予約ができるのも特徴です。すき家のモバイルオーダーでは、PayPayとクレジットカードが利用できます。
以上のようにモバイルオーダーシステムは多くの企業で導入されています。

モバイルオーダーの導入で期待できる効果

モバイルオーダーは、注文方法が増える以外にもさまざまなメリットがあります。こちらでは、モバイルオーダーの導入で得られる効果を解説します。

業務効率の改善

モバイルオーダーに対応することでお客様から注文を受けたり、レジで支払いのサポートをしたりする必要がなくなるため、業務効率の改善が期待できます。
店舗側は、オーダー通り商品を提供するだけで業務の大部分が完了します。人手不足に悩むお店やレジ前が混雑しやすい店舗におすすめです。

顧客満足度の向上

モバイルオーダーの導入店舗では、業務の効率化によってレジ待ち時間の短縮やオーダーミスの減少につながるため、顧客満足度の向上が見込めます。
インターネットやSNSで口コミが拡散されることで、さらに多くのお客様が来店するきっかけになり、売上アップも期待できるでしょう。

顧客情報や売上データの収集

モバイルオーダーによる注文をPOSレジで管理すれば、顧客情報や売上データの収集を効率的に行えます。お客様の年齢層ごとの傾向やキャンペーンの効果などを把握しやすくなり、より需要の高い施策を打ち出せるようになります。

密の解消

テイクアウトにモバイルオーダーを活用することで、受け取り待ちのお客様の滞留を減らせるため、店舗内の密の解消に役立ちます。コロナ禍でも衛生的な店舗運営が可能になり、顧客からの評価も上がりやすくなるのがポイントです。
モバイルオーダーの導入によって上記のような効果が期待できます。

モバイルオーダーシステムを選定するポイント

数あるモバイルオーダーシステムの中から店舗に最適なものを選ぶには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、モバイルオーダーを自店舗に導入する際の選び方を解説します。

機能の充実度

モバイルオーダーを導入する場合は、その目的に適した機能が搭載されているシステムを選ぶことが重要です。例えば集客力のアップを目的としている場合は、決済や注文管理だけでなく、SNSとの連携や販促機能が充実しているものを選ぶのが良いでしょう。

導入費用やランニングコスト

モバイルオーダーの利用には、初期費用や月額のランニングコストがかかります。導入により期待できるコストカット効果、売上のアップ具合によっては費用面が負担となる可能性があるため、システムを選ぶ際はコストパフォーマンスを重視しましょう。近年では、導入時の初期費用が無料のものも多く登場しています。

既存システムとの連携性

モバイルオーダー導入時の費用を抑えるには、既存システムとの連携性も重要です。例えば、現在利用している会計システムやPOSレジと連携ができない場合、新たなシステムを導入する必要が生じ、余計なコストがかかります。提供会社の担当者に店舗で使用しているシステムを伝え、連携が可能か確認しましょう。

UIの使いやすさ

初めてのお客様にも安心して利用してもらうには、UIが使いやすい設計のシステムを選びましょう。アプリやWebサービスに対するリテラシーは人によって異なるため、面倒な会員登録や手間の少ないシステムだと安心です。
上記の点を押さえておくとスムーズにモバイルオーダーを導入できます。

まとめ

モバイルオーダーは、需要の増大に伴い数多くの決済方法への対応が進んでいます。
クレジットカードはもちろん、スマホ決済などのキャッシュレス決済に対応することで、より多くの方に利用してもらえるようになるでしょう。提供会社の担当者と相談して自店舗に最適な決済方法を選択しましょう。

参考記事:「モバイルオーダー」の基本概要を解説

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