【2024年10月更新】POSレジ導入に活用したい補助金・助成金まとめ POSの基礎知識

【2024年10月更新】POSレジ導入に活用したい補助金・助成金まとめ

2024/05/27

POSレジを導入する際には、初期費用がかかるものです。そこで活用したいのが補助金による支援制度ですが、補助金にはいくつか種類があります。

そこで本記事では、補助金・助成金の概要やPOSレジの導入費用として活用できる補助金の種類、申請方法、注意点を詳しく解説します。

※本記事で紹介する内容は2024年度の内容です。最新の情報と異なる場合があります。

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

この記事では、POSシステム導入に関する補助金制度の活用方法を解説しています。補助金を利用することで、初期投資を抑えつつ業務効率化を図ることができます。申請条件や必要書類を事前に確認し、計画的に準備を進めることが重要です。

目次
1 POSレジ導入の助成金・補助金とは 1.1 助成金とは 1.2 補助金とは 1.3 助成金と補助金の違い 2 POSレジ導入に利用できる助成金一覧 2.1 業務改善助成金 2.2 働き方改革推進支援助成金 3 POSレジ導入に利用できる補助金一覧 3.1 IT導入補助金2024 3.2 ものづくり補助金 3.3 中小企業省力化投資補助金 3.4 インバウンド対応力強化補助金 4 補助金申請を行う際の注意点 4.1 補助対象者となるかどうかを確認する 4.2 審査後にPOSレジを購入する 4.3 補助金に関する最新の情報を収集する 5 助成金・補助金を活用したPOSレジ導入事例 5.1 飲食店 5.2 美容室 6 POSレジを導入するならキャッシャーがおすすめ!

POSレジ導入の助成金・補助金とは

POSレジの導入は、店舗運営を効率化し、売上や在庫管理をスムーズに行うための重要な設備投資です。

しかし、その初期費用は安くはないため、導入にあたり助成金や補助金を活用できる場合があります。

こうした資金援助制度は、国や自治体によって提供されており、条件を満たせば費用の一部を負担してもらえるため、経費を抑えることができます。

そこで、POSレジ導入に関連する助成金や補助金の特徴や違いについて詳しく解説します。

 

そもそも助成金・補助金とはどのような制度なのでしょうか。

助成金・補助金の基本的な概要をご紹介します。

助成金とは

助成金とは厚生労働省が主導している、原則、返済不要な公的な資金です。

労働環境改善や人材育成といった企業の福祉に関する環境・体制への取り組みの支援を目的としています。

助成金は、助成金ごとに設けられている受給要件を満たしていれば、基本的に受給可能です。

補助金とは

補助金とは経済産業省が主導している、原則、返済不要な公的な資金です。

事業の活性化や起業促進、研究開発といった経営活動や地域の発展への取り組みの支援を目的としています。

補助金は、補助金ごとに設けられている受給要件を満たし、さらに審査に通過することで受給できます。

助成金と補助金の違い

助成金と補助金違いは複数ありますが、注意すべき違いを以下にまとめました。

  • 支給金額の規模

助成金:数十万円~100万円程度 補助金:数百万円以上

  • 審査の有無

助成金:なし 補助金:あり

  • 公募期間の長さ

 

助成金:通年もしくは数か月などの長期間

補助金:1週間~1カ月程度 補助金の方が受給金額こそ多いものの、審査があることや公募期間の短さから受給難易度は高くなっています。

 

助成金制度や補助金制度は年度によって、補助金額や内容が大幅に変更になる場合があるため、本記事では概要のみのご紹介となります。

活用を検討される場合には各団体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。

POSレジ導入に利用できる助成金一覧

そもそも助成金・補助金とはどのような制度なのでしょうか。助成金・補助金の基本的な概要をご紹介します。

業務改善助成金

業務改善助成金とは、事業場内の最低賃金を引き上げる目的で機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練などの設備投資にかかった費用を一部助成する制度です。

 主に中小企業や小規模事業者が対象で、POSレジや周辺機器などの設備投資時への活用が見込めます。 

【助成金額・助成率】 助成率は、引き上げ前の事業場内最低賃金の金額により、以下のように変わります。

  • 900円未満:9/10
  • 900円以上950円未満:4/5
  • 950円以上:3/4

また助成上限額も設けられていますが、事業場内最低賃金や引き上げる最低賃金、賃金を引き上げる労働者の人数によって変わります。 

参考:厚生労働省「業務改善助成金」

 

注意点

業務改善助成金に申請する際の注意点は以下の5点です。

  • 申請期限が定められている
  • 交付決定前の設備投資は、助成対象外
  • スマホやタブレット、パソコンなどは対象外
  • 支給額は助成率と助成上限額の低い方が採用される
  • 申請書類の記入ミスや不備があると受給できない可能性がある

多くの方が勘違いしがちなのが、助成される金額についてです。

助成額は設備投資にかかった費用に、一定の助成率をかけた金額+助成上限額と比較し、低い金額が採用されます。

また、従業員の事業場内最低賃金を引き上げる制度のため、職場に従業員がいない場合は助成の対象外です。

 

申請方法

業務改善助成金の申請から助成金支給までの流れは、以下の6ステップで行われます。

  1. 交付申請書・事業実施計画書等を都道府県労働局に提出
  2. 審査結果をもとに、交付決定または不交付決定の通知
  3. 申請内容に沿って賃金の引き上げ、設備の導入など事業を実施
  4. 事業実績報告書等と助成金支給申請書を労働局に提出
  5. 審査に通れば助成金の交付額の決定と支払いを実施
  6. 助成金受領

業務改善助成金の申請は、事業場所在地を管轄する都道府県労働局です。

申請に必要な書類は、厚生労働省のホームページからダウンロードできます。

参照:厚生労働省|業務改善助成金

働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金とは、労働時間の短縮のための設備や機器の導入や、労務環境改善のためにコンサルティングを依頼した場合に、経費の一部が助成される制度です。

以下の4つのコースが用意されています。

  • 業種別課題対応コース
  • 労働時間短縮・年休促進支援コース
  • 勤務間インターバル導入コース
  • 団体推進コース

「労働者災害補償保険の適用事業主であること」「すべての対象事業場において、

交付申請時点で、年5日の年次有給休暇の取得に向けて就業規則などを整備していること」などの受給要件を満たす中小企業が対象です。

 

【助成金額・助成率】 各コースによって、助成金額や助成率は異なります。

「業種別課題対応コース」では、取り組みにかかった経費の一部が、成果目標の達成状況によって支給されます。

参考:厚生労働省「労働時間等の設定の改善」

 

注意点

働き方改革推進支援助成金に申請する際の注意点は、以下の5つです。

  • 助成金支給は1事業者につき1回のみ
  • 従業員が10人以上の事業者は、パートやアルバイトの就業規則の作成が必要
  • スマホやタブレット、パソコンなどは対象外
  • 交付申請時点で、36協定を結んでいること
  • 申請時に要件を満たさない場合は助成金が支給されない

支給申請時に要件を満たさない場合は助成金が支給されません。

また、不正に受給した場合には、助成金の返還だけでなく、罰則や罰金を受ける可能性があります。

 

申請方法

働き方改革推進支援助成金の申請方法は以下の5ステップで行います。

  1. 交付申請書を作成し、各都道府県の労働局雇用環境・均等部に提出
  2. 審査に通れば交付決定
  3. 提出した計画に沿って取り組みを実施
  4. 取り組み期間終了後、支給申請書を作成し提出
  5. 指定した口座に助成金が振り込まれる

支給申請期限は、事業実施予定期間が終了した日から30日後、または指定の期限のいずれか早い日です。

申請様式やマニュアルに関しては、厚生労働省のホームページをご覧ください。

参照:厚生労働省|働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)

POSレジ導入に利用できる補助金一覧

POSレジ導入に利用できる補助金一覧をまとめました。

IT導入補助金2024

IT導入補助金とは、中小企業や小規模事業者が、日々のルーティン業務効率化や生産性アップのためのITツール導入をサポートする補助金です。 

会計・決済などにかかるITツール導入として、POSレジや券売機なども対象になる可能性があります。

以下の4つのコースがあります。

  • 通常枠
  • インボイス枠
  • セキュリティ対策推進枠
  • 複数社連携IT導入枠

【補助金額・補助率】 各コースによって、補助金額や補助率は異なります。「通常枠」の場合は以下のように定められています。

  • 補助率

1/2以内

 

  • 補助額

1プロセス以上:5万円以上150万円未満 4プロセス以上:150万円以上450万円以下

参考:IT導入補助金2024

 

注意点

IT導入補助金2024を申請する際は、以下の8点に注意しましょう。

  • 交付決定前の発注・契約・支払いに対しては補助金の対象外
  • 申請に必要なgBizIDプライムアカウントとSECURITY ACTIONの宣言済アカウントは早めに用意しておく
  • 他の補助金・助成金と併用不可
  • 通常枠の申請には「みらデジ経営チェック」の実施が必要
  • カスタマイズしたシステムは補助の対象外
  • 申請は中小企業・小規模事業者あたり1件のみ
  • リースは補助の対象外

IT導入補助金の申請には、gBizIDプライムアカウントの取得とSECURITY ACTIONの宣言が必要です。

gBizIDプライムアカウントの取得には約2週間、SECURITY ACTIONの宣言済アカウントID発行までの期間は2〜3日かかるため、早めに手続きを行いましょう。

参照:GビズID

参照:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)|SECURITY ACTION

 

申請方法

IT導入補助金の申請は以下のステップで行います。

  1. 申請前に「gBizIDプライム」アカウントの取得、「SECURITY ACTION」宣言の実施
  2. 「みらデジ経営チェック」の実施
  3. IT導入支援事業者と導入したいITツールの選定
  4. 交付申請
  5. 交付決定通知
  6. ITツールの発注・契約・支払い
  7. 事業実績報告
  8. 補助金交付
  9. 事業実施効果報告

IT導入補助金の申請の際は、IT導入支援事業者のサポートを受ければスムーズに手続きを進められます。

ものづくり補助金

ものづくり補助金とは、生産性向上を目的とする革新的サービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。

過去には、POSレジの導入に活用された事例も複数あるため、対象となる可能性があります。

以下の3つのコースがあります。

  • 省力化(オーダーメイド)枠
  • 製品・サービス高付加価値化枠
  • グローバル枠

【補助金額・補助率】 「省力化(オーダーメイド)枠」の場合、補助率は以下のように定められています。

  • 中小企業:1/2
  • 小規模事業者・再生事業者:2/3

参考:ものづくり補助金総合サイト

 

注意点

ものづくり補助金の申請について、注意点は以下の7つです。

  • 申請は電子申請のみ
  • 事前計画書の提出が求められる
  • 採択されても補助金の支給決定ではない
  • 「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要
  • 申請時に店舗を有していなければならない
  • 税抜きで単体価格50万円以上の設備投資が必要
  • 事業終了後にも事業報告が必要

補助金を受け取ってからも、5年間は事業状況の報告が求められます。

報告を怠れば補助金の返還を求められる事例もあるため、注意が必要です。

 

申請方法

ものづくり補助金の申請手順は以下の5ステップで行います。

  1. 「gBizIDプライム」の取得
  2. 申請書類の準備、電子申請システムにて申請を開始
  3. 採択の決定・通知
  4. 補助対象事業の実施
  5. 補助金事務局へ実績報告と交付申請
  6. 補助金の交付

ものづくり補助金の申請は、電子申請のみとされています。

電子申請の際は「gBizIDプライムアカウント」が必要となるため、1ヶ月前には取得しておきましょう。

また、実績報告には補助対象事業で使用した経費の領収書や見積書、請求書など多くの書類が必要です。

必要な書類が多く、かなりの手間がかかるため、申請サポートを利用するとよいでしょう。

中小企業省力化投資補助金

中小企業省力化投資補助金とは、売上拡大や生産性向上のために、IoTやロボットなどの汎用製品の経費にかかる費用を一部補助する制度です。 

対象となる製品は「製品カタログ」から選択・導入する必要があり、「自動釣銭機」や「セルフレジ」、「券売機」に活用できます。

【補助金額・補助率】 中小企業省力化投資補助金の補助率・補助上限額をまとめました。

  • 補助率

1/2以下

 

  • 補助上限額

従業員数5名以下:200万円(300万円) 従業員数6名~20名:500万円(750万円) 従業員数21名以上:1,000万円(1,500万円) ※()内は賃上げ要件を達成した場合の補助上限額

関連記事:中小企業省力化投資補助金とは?セルフレジ・券売機導入におすすめ

 

注意点

中小企業省力化投資補助金に申請する際は、以下の点に注意してください。

  • 補助額が500万円以上(購入額1,000万円以上)は保険への加入が必要
  • 他の補助金を受給した実績がある場合は対象外となる可能性がある
  • 現在所有している製品を省力化効果がないものと交換する場合は補助対象外
  • 同時に複数の省力化製品を申請したい場合は、現時点では申請不可
  • 新規事業に対しては補助金を申請できない
  • 交付決定前に導入した省力化製品は補助の対象外
  • 導入したい製品がカタログに掲載されていない場合、申請はできない

中小企業省力化投資補助金は、カタログに掲載されている製品から選んで申請します。

そのため、自社が導入したい製品がカタログに掲載していなければ導入できないということです。

 

申請方法

中小企業省力化投資補助金の申請は以下のステップで行います。

  1. 「gBizIDプライム」の取得
  2. カタログから製品を選定
  3. 販売事業所一覧から販売事業者を選定
  4. 販売事業者と共同で申請受付システムから申請
  5. 採択・交付決定の通知
  6. 補助事業の実施、実績報告
  7. 補助額の確定および補助金交付
  8. 効果報告(3年間)

申請してから採択・交付決定までは、おおよそ1〜2ヶ月程度です。

また、本制度で取得する製品は法定耐用年数を経過するまで適切な管理を行う必要があります。勝手に処分・廃棄することはできません。

インバウンド対応力強化補助金

インバウンド対応力強化補助金とは、東京都内の宿泊施設、飲食店などを対象に、外国人観光客のニーズを満たす目的で受入対応を強化する取り組みを支援する制度です。

飲食店においては、多言語対応やキャッシュレス決済機器の導入などが要件の対象と定められているため、POSレジに機能を搭載する場合、補助される可能性があります。

【補助金額・補助率】 インバウンド対応力強化補助金の補助率・補助限度額を以下にまとめました。

  • 補助率:1店舗あたりの補助対象経費の1/2以内
  • 補助限度額:1店舗あたり、上限 300 万円(公衆無線 LAN の設置を除く)

※公衆無線LANの設置の場合、①設置数(1施設あたり上限10か所)×1万5,000円の金額と②補助対象経費の1/2の金額のいずれか低い方の金額

関連記事:【飲食店必見】インバウンド対応力強化補助金とは?対象事業や補助額を解説

 

注意点

インバウンド対応力強化補助金を申請する際の注意点は以下の3つです。

  • 月額利用料などのランニングコストは補助金の対象外
  • すでに導入している設備に対しての申請は不可
  • 補助金の交付は事業終了後

注意点として、補助金交付は事業終了後に行われるため、初期投資は自社で準備しなければなりません。

交付決定後も補助金の支給には時間がかかる可能性があります。

資金繰りで苦しまないためにも、資金計画はしっかり立てておくことが重要です。

補助金申請サポートに対応しているメーカーに相談すれば、スムーズな運用が可能となるでしょう。

 

申請方法

インバウンド対応力強化補助金の申請から受領までのステップは以下のとおりです。

  1. 郵送または電子申請システムから申請書の提出
  2. 審査を経て交付決定の通知
  3. 事業着手、完了
  4. 実績報告書の作成・提出
  5. 補助金額の確定・通知
  6. 補助金請求書の作成・提出
  7. 補助金支給
  8. 実績報告書の提出から1年後、受入対応状況報告書の提出

インバウンド対応力強化補助金の申請期間は、令和6年4月1日〜令和7年3月31日までとなっています。

補助金申請額が予算額に達した時点で受付が終了となるため、早めに手続きを行うのが大切です。

また、社歴書や納税証明書、見積書など多くの提出書類が必要です。

公式ホームページから確認し、漏れのないように準備しましょう。

参照:公益財団法人 東京観光財団|インバウンド対応力強化支援補助金

補助金申請を行う際の注意点

POSレジ導入時に補助金を活用する際には、注意しておくべき点もあります。

これから解説する注意点を把握できていなければ、結果的に補助金を受けられなくなる可能性もあるため、事前に理解しておくことが重要です。

補助対象者となるかどうかを確認する

補助金によって、対象となる条件が異なります。

そのため、自社が条件を満たしているかどうかを事前に確認しておくことが重要です。

あとから条件に当てはまらないと気づいても、申請準備にかけた時間が徒労に終わるだけでなく、POSレジの導入も遅れてしまうでしょう。

細かな条件が複数設定されている場合もあるため、すべての条件に当てはまっているかを確認しましょう。

年度によって条件が異なる場合もあるため、必ず事前に確認が必要です。

 

また、複数の中小企業者が連携して応募できる補助金として、デジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)などもあります。

そうした補助金の場合、補助対象が商工団体等などの団体になっているため、補助金申請の代表補助事業者だけでなく、組合などの参画事業者である中小企業も対象となります。

審査後にPOSレジを購入する

補助金申請を行う際には、手続きの順番が決められています。

申請・審査を行った後でPOSレジを導入する流れとなるため、申請前や審査前にPOSレジを先走って購入しないようにしましょう。

また、必ずしも申請が通るというわけではないため、仮に先にPOSレジを購入してしまうと全額費用負担をしなければいけないということにもなりかねません。

そのため、POSレジの導入にかかるコストを抑えるという意味でも、審査結果が確定してからPOSレジを購入することが大切です。

補助金に関する最新の情報を収集する

助成金に関する内容や条件は年度ごとに異なる場合があります。

そのため、補助金申請をする際には最新の情報を収集することが大切です。

内容や条件だけでなく、公募期間も異なる場合があります。

過去の公募期間で申請準備を進めてしまうと、申請ができなかったり次の公募期間まで待たなければいけなかったりということも考えられるでしょう。

補助金申請を行う際には、窓口に問い合わせるなどして最新の情報を収集したうえで、前もって準備を進めることが重要です。

助成金・補助金を活用したPOSレジ導入事例

それでは最後に助成金・補助金を活用したPOSレジ導入事例をご紹介します。

POSレジ導入の参考にしてください。

飲食店

ものづくり補助金を活用してPOSレジを導入したのが、秋田県にある「ナガハマコーヒー株式会社」です。

個人顧客向けの事業部と法人顧客向けの事業部の会員情報の連携ができていなかったため、POSシステムを搭載したレジの導入を検討。

その際にものづくり補助金を利用されました。

POSレジを導入したことで事業部間の情報共有がスムーズにできるようになったことで、適切な販促や顧客対応につながっています。

出典:ものづくり補助金総合サイト|成果事例のご紹介「法人顧客と個人顧客の連動による新たな業態開発とサービス向上」

美容室

IT導入補助金を活用してPOSレジを導入したのが、山口県にある「アミックスハラダ」という美容室です。

電話予約とWeb予約を併用していましたが、管理がうまくできずダブルブッキングが発生してしまっていたことで、予約管理機能を搭載したPOSレジを導入しました。

POSレジを導入したことで、予約管理がスムーズにできるようになっただけでなく、顧客情報を確認できるようになったことで、顧客へのサービスが向上しました。

出典:経済産業省|中国地域におけるIT導入補助金活用事例集「(株)アミックスハラダ【美容業】<令和元年度補正【通常枠】A類型(臨時対応)>」

POSレジを導入するならキャッシャーがおすすめ!

店舗業務を大幅に効率化させるPOSレジ。「ぜひ、自社にも導入したい」と思っても、ある程度の初期費用がかかります。

そこで補助金や助成金を利用すれば、導入費用を大幅に抑えられます。

ただし、補助金の申請には要件を満たす必要があり、すべての事業者が採択されるわけではありません。

 

不安に思う方は、補助金の申請サポートに対応している業者に依頼するとよいでしょう。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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