
補助金/助成金 券売機を導入するには1台あたり50万円以上の費用がかかります。近年券売機を導入する飲食店や小売店、アミューズメント施設などが増えていますが、ほとんどが導入する際に補助金を活用しています。
そこで、この記事では券売機の導入において利用できる補助金「IT導入補助金」「中小企業省力化投資補助金」について解説します。
【今回のコラムをざっくりまとめると…】
この記事では、券売機導入に利用できる補助金制度について解説しています。補助金を活用することで、初期投資の負担を軽減し、業務効率化や顧客サービスの向上が期待できます。導入時には、条件や申請手続きを確認し、計画的に進めることが重要です。
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補助金とは経済産業省が主導しており、企業の事業活動を支援するための制度です。原則、返金不要であり、主に国や地方自治体が運営しているため、安心して利用できる資金調達方法です。 補助金は、受給条件を満たすとともに、審査を通過することで受給できます。補助金を利用することで、金額面の負担を低減しながら自社の取り組みを推進できるため、多くの企業が補助金を利用しています。
導入するITツールの種類により、以下の5つのコースが設けられています。
自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポートするコース
インボイス制度に対応した会計ソフトや受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し労働生産性の向上をサポートするコース
インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業をサポートするコース
サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関するさまざまなリスク低減策をサポートするコース
サプライチェーンや商業集積地に属する複数の中小企業・小規模事業者が連携しITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みをサポートするコース このうち券売機導入に活用できるコースは、「インボイス枠(インボイス対応類型)」です。
中小企業省力化投資補助金とは?セルフレジ・券売機導入におすすめ
【2024年10月更新】POSレジ導入に活用したい補助金・助成金まとめ
中小企業省力化投資補助金とは、売上拡大や生産性向上を目的としたIoTやロボットなどの汎用製品の経費にかかる費用を一部補助する制度です。 中小企業などの付加価値額や生産性向上、賃上げの促進を目的として、簡易で即効性がある省力化投資の促進を目指しています。 なお券売機の導入が対象となるのは「飲食サービス業」のみであることに注意しましょう。
ここでは、補助金を活用する際の注意点を解説します。
以下の注意点を読み、不明点や不安がある場合、提供メーカーがサポートしてくれる場合があります。見積もり依頼時に相談しましょう。