ハンディオーダーの活用から効率の良い行動導線の確保。

ハンディオーダーの活用から効率の良い行動導線の確保。

2024/06/30

今回、お話をお聞きしたのは東京都品川区武蔵小山の商店街の奥にてスペイン料理店を営むスペイン食堂石井様。こちらは以前まで旗の台でお店を営業しており、昨年の2023年に武蔵小山に移転してきたそう。

「お客様に自分の作った料理をダイレクトに提供して、反応を感じたい」

そうおっしゃるのはチーフの石井様。

こちらの店舗では移転にあたってPOSレジとハンディオーダーをご導入いただきました。

以前の店舗ではあまりなかった課題感が新店舗では見えてきたとのことでした。

フレンチ業界からのスパニッシュへの転換

「あんまり難しい話じゃないんですけど、元々僕はフレンチホテル出身で、品のあるホテルだったんですけど、調理が200人から300人ぐらいいるところで務めてまして。そこで、 作業してました」

「そこだと、自分が仕事をしてこれがどういう風にお客さんに伝わるかなというのが、全然わかんない状況でした、特に宴会場は。

そんな中、やっぱり自分が作った料理をお客様にダイレクトに提供して、反応を感じたい。単純にそれができればと思いました。 あとはジャンルとして私はフランス料理ではないなというのがあって。

「独立するに至ったきっかけとしては、ホテルで一緒に仕事してた先輩がですね、たまたまスペイン料理のシェフやってまして。そこが当時忙しかったらしく、一緒にやってくれないかとお誘い頂いたことで、ホテルを辞めスペイン料理の世界に進む決心をしました。」

フレンチの世界で8年間お仕事をされた石井様ですが、そんな世界からスペイン料理の世界への転換は大きな決断だったと思います。」

「先輩の店舗からスペイン料理を学びながら働かせて頂いて、そこから複数大型のレストラン等で経験を積んできました。そんな中、また同じ先輩から、新しい場所でビストロをだすから、今の店舗でやる人はいないか。という話がきまして。」

「当時38歳だったんですけど、自分でお店やる時って体力使うし、歳を重ねてからやるのは大変だなと思ったんで、自分が手をあげさせて頂いて、旗の台でスペイン食堂石井がオープンしました。」

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店舗構造からくる業務効率の良し悪し

「旗の台から移転して武蔵小山の店舗になって、席数が20席位から規模が倍になりました。以前でしたら2人から4人で、バイトの方々に手伝って頂きながら営業してたんですけど、今回の場合は 5人、6人ぐらいは必要になってしまって。武蔵小山に移転してから1ヶ月は前使ってたレジに紙伝票で営業してましたけど、それはもう大変でしたね笑」

「問題としてはまず、紙伝票のオーダーでして、実際前からオーダーミスみたいなのはあって、ただ、人数が増えるとその分ミスがやっぱり出ちゃいますし、個人個人でいろんな書き方が出ちゃうんです。そしたら厨房も結構混乱しちゃうことがあって。」

「あとは店舗が縦長になったので、ご注文を伺って厨房に持っていって、お料理提供してみたいな動きの中にも反復する行動だったり、無駄な動きがすごいやっぱ多かったですね。それと通路でスタッフ同士が交差するシチュエーションが多くなったので、動きが悪いようなかんじがして…」

移転から店舗の構造も変わり以前ではなかった新たな課題や広くなることで、稼働スタッフも増えることにより、こういった連携ミスや提供スピードや会計までにお時間がかかるというお話しをよく伺います。そういった課題感をお持ちのお客様にはOES(オーダーエントリーシステム)を導入頂くことで単なるDX化だけでなく、業務効率の大幅な改善をいただくことが可能です。

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使いやすい操作感で順応しやすい環境を

「そういう話をお店の販促とかを行なって頂いてる知人に相談したら、POSレジとハンディーオーダーの導入を勧められて、導入を決定しました。当時その方が、CASHIERがおすすめとのことだったので、今のお店に本当に必要だと思い導入を決断しました。」

「そこから用意してすぐ導入しました。使い始めはシステムに慣れなくて店内で結構混乱もありましたけど、スタッフの皆さんは非常に賢いのでちゃんとよく使って下さってます。若い子は本当に適応力がいいなと感じました。あと1日だけお店を手伝ってくれる臨時のアルバイトさんにきて頂いた時もCASHIERのハンディはわかりやすくて使いやすいって言ってくださってましたよ。」

AndroidスマートフォンにCASHIERアプリを搭載しているので、スマートフォンが身近な若いユーザーは特に操作慣れまでが早いのだと感じます。こういった利用までのスピードが速いのも店舗に導入するメリットとなり、新しいスタッフさんが増えた際にも即戦力で働いていただくことが可能です。

「ハンディーの商品登録については、グランドメニューは固定で作ってあって、黒板メニュー(シーズナルメニュー等)は変わり変わりなのでそこは黒板メニューでカテゴリを作ってその中のメニューの差し替えを管理画面から私が行なってます。」

「私もそんなに表でオーダー取る仕事をしていないのですが、どうしたらスタッフさんたちが使いやすくなるかなとは思いながら、調整したりしています笑」

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テレビ取材をきっかけに多くのお客様との出会い

「パエリアはもちろんなんですけど、うちはパンも人気でして。毎日、天然酵母で焼いてるんです。ご来店頂いているお客様に出していて、食べた方はそのまま買って帰ったりするお客様もいらっしゃいます。それ以外にもパンだけを買いにくるお客さんもいらっしゃったりで、生地がしっとりもちもちしてるって声をよく頂きます。うちはパン屋さんではないんですけれどね笑

やっぱりスペイン料理を食べる時ってパンが付き物なので、 その食事に合うようなスペインで食べたようなパンが提供できればなっていうので、試行錯誤して作りました。アヒージョにつけて食べたりできるので、みなさんパンのおかわりの確率は高いですね!」

「あとはマッシュルームの鉄板焼きも人気で、こちらはマッシュルームの傘の部分にニンニクとサラミのみじん切りを詰めてフライパンで蒸し焼きにしてます。こちらにもオリーブオイルがかかっているので、それこそパンをつけて食べられるお客様は多いですね笑」

そんなパエリア以外にも人気商品の多い、スペイン食堂石井様。こちらはテレビの取材を頂いてからお客様人気が爆増し、番組が終わった今でも、その番組を見られて知っていただくお客様が多いようです。

そんな石井様の料理へのこだわりが光る、スペイン食堂石井様。本格的なスペイン料理が味わえるだけでなく、石井様の人情味のある人柄とファンの多いお客様の食体験を今後もサポートし続けることができるよう、CASHIERとしてスペイン食堂石井様の営業のサポートしていきたいと考えております。

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