無料で使えるPOSレジはあるのか?導入メリットやデメリットを徹底解説 POSの基礎知識

無料で使えるPOSレジはあるのか?導入メリットやデメリットを徹底解説

2022/02/13

店舗型ビジネスを運営する上で欠かせないのがPOSレジです。しかし、導入費用が高く、購入する際には慎重に検討したいのが本音でしょう。

そこで本記事では、これから新規店舗ビジネスを起業する経営者向けに無料で利用できるPOSレジの概要やメリット、また向いている事業者の特徴について解説していきます。

この記事でわかること

  • 無料POSレジアプリのメリット
  • 無料POSレジアプリのデメリット
  • 無料POSレジが向いている人の特徴
目次
1 POSレジアプリなら無料活用できる 2 無料POSレジのメリット 2.1 導入・運用コストが安い 2.2 操作性が高い 2.3 場所を選ばず利用可能 3 無料POSレジのデメリット 3.1 機能拡張は有料になる 3.2 周辺機器が必要になる 3.3 ネットワーク整備が必要 4 無料POSレジが向いている人とは? 4.1 最低限のレジ機能でスタートする事業者 4.2 小規模飲食店 5 まとめ

POSレジアプリなら無料活用できる

POSレジアプリなら無料活用できる

会計機能以外にも顧客管理や売上集計などができるシステムを備えたPOSレジですが、近年ではiPadなどのタブレット端末にアプリをインストールするだけで無料で活用できるものもあります。

POSレジアプリはタブレットで活用できる無料レジアプリで、サブスクリプションモデルで月額課金制が一般的ですが、最低限の機能は無料プランで利用できるケースがほとんどです。

これまでのPOSレジはレジスターにシステムを搭載しているものが多かったのですが、今では手軽さや費用面でもタブレット端末にPOSレジアプリをインストールして使用する店舗が多くなってきています。

無料POSレジのメリット

POSレジ導入の際には、当然初期費用やランニングコストを見て選ぶ人が多いですが、それぞれにどのような特長があるのかをしっかりと理解しておくことが重要です。

ここでは、無料POSレジのメリットについて解説していきます。

導入・運用コストが安い

POSレジアプリの最大のメリットは、導入や運用にかかるコストが安いということです。アプリにはさまざまな種類がありますが、中には無料で導入できるものもあり大幅なコスト削減を行なうことができます。

従来型の高額なレジスターも必要なく、タブレットとアプリさえあればPOSレジを導入することができます。タブレットがない場合でも、1万円〜購入することができるため初期導入費用はかなり抑えられます。

また、レジの周辺機器も店舗に必要なもののみを用意すれば良いので、無駄なコストが発生することはありません。

操作性が高い

POSレジアプリは通常タブレット端末にインストールして使用するため、操作性が高いというメリットがあります。タブレットは、普段使っているスマートフォンと同じような感覚で操作できるため、直感的な操作で誰でもかんたんに使用することができます。

従来型のレジスターは、操作ボタンや機能が多く使い慣れるのに時間がかかってしまうケースが多いです。一方で、タブレットを使用するタイプのPOSレジは、導入時に新たに覚えなければいけなかったり、また使い慣れるまでに時間がかかります。

場所を選ばず利用可能

タブレットを使用するため、自由に持ち運びができ場所を選ばず利用できるというメリットもあります。インターネット環境さえあれば利用できるため、イベントや出張販売などといった場面でも使えるようになります。

また、店舗外への持ち運びだけではなく、店内でも自由に移動させることができます。たとえば、お客様の席に持っていくなどとレジの場所を工夫することで、これまでレジスペースとして使用したスペースに追加席や待合席を作るなど、空間の有効活用を行なうことができるようになります。

無料POSレジのデメリット

無料POSレジはコスト削減ができる一方で、デメリットもあります。導入前には、メリットだけではなくデメリットも理解した上で判断するようにしましょう。

ここでは、無料POSレジのデメリットについて解説していきます。

機能拡張は有料になる

無料POSレジでは、レジ機能などの最低限の機能は無料で使用することができますが、レジ機能以外の機能を拡張する際には有料となります。

どこまでの機能を無料で使用できるかはアプリの種類によって異なりますが、たとえば商品の登録数の追加、PL管理、外部システムとの連携などを行いたい場合は追加費用がかかる場合がほとんどです。

機能拡張を行って、知らないうちに費用が高くなってしまったということがないように、POSレジの導入前にどのような機能が必要となるのかをしっかりと整理しておくことが重要です。

周辺機器が必要になる

使用する店舗や用途によっては、周辺機器が必要となることもあります。周辺機器とは、レシートプリンターやバーコードリーダーなどさまざまですが、これらの機器は別途購入する必要があるため、必要なものが多く結局初期コストが大きくなってしまったということにもなりかねません。

必要な機能を事前に整理しておくのと同じように、どのような周辺機器が必要になるのかを確認しておきましょう。

POSレジアプリを活用したPOSレジの導入では、各機器を個別に用意しなければいけないため、手間がかかるというのもデメリットの一つとなるのです。

ネットワーク整備が必要

タブレット端末を使用したPOSレジでは、インターネット環境がなければ使用することができません。そのため、インターネット導入から始める場合は、導入に時間がかかったりネット工事費や機器の購入にコストがかかります。

また、電波障害や災害などの外的要因でインターネットが止まってしまったときに、使用できなくなってしまうというリスクもあります。

このような原因で突然使用できなくなり、データが消えてしまうといったことにもなりかねないため、普段からバックアップをとっておいたり別の場所にもデータを移しておくなどして対策をしておくことが重要です。

無料POSレジが向いている人とは?

無料POSレジが向いている人とは?

ここまで無料POSレジのメリットやデメリットについて解説してきましたが、具体的にはどのような店舗や事業者に向いているのでしょうか?

無料POSレジアプリは、使用する機能によってプランや料金が異なるため、必要な機能を整理した上で導入を検討する必要があります。

最低限のレジ機能でスタートする事業者

最低限のレジ機能しか使わないという事業者は、無料POSレジで十分事足りるでしょう。単純に会計業務と売上の集計ができれば良いと言う場合には、初期導入費用の安いタブレットを使用した無料POSレジがおすすめです。

試験的にPOSレジを使用してみたいという場合に、まずは無料POSレジを使用して比較しながら自社に最適なPOSレジを選択してみても良いかもしれません。

小規模飲食店

会計業務は実際にお客様のお会計を行なう以外にも、毎日の売上集計などの業務があり意外と時間のかかるものです。

特に小規模な飲食店であれば従業員も少ないため、接客やメニュー開発などの売上につながる業務以外の業務を効率的に行なうことが求められます。そのため、会計業務の手間が省けるPOSレジを活用するべきです。

また、小規模な飲食店では十分な資金が用意できない場合もあるため、最初は無料POSレジの導入がおすすめです。事業規模が大きくなってきたタイミングで、さらにビジネスを拡大していくためのマーケティングに役立つ機能を拡張していくと良いでしょう。

まとめ

POSレジでは、売上や顧客情報などあらゆるデータを管理できるため、店舗や企業の成長には欠かせないものです。

費用面で導入をためらっている企業も多いですが、無料で使用できるPOSレジアプリもあることを知っておきましょう。自社の利用目的や必要な機能を整理した上で、自社に最適なPOSレジを選ぶことが重要です。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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