POSレジでバーコードを使用するメリットとは?機能や使い方を解説 POSの基礎知識

POSレジでバーコードを使用するメリットとは?機能や使い方を解説

2022/05/23

レジでの会計作業は手間がかかる上に、人的ミスが発生するリスクもあります。そこでバーコードを使用することで、会計業務の効率化や人的ミス削減を実現させることができます。

そこで本記事では、POSレジでバーコードを使用するメリットからバーコードの機能や使い方までを詳しく解説します。

この記事でわかること

  • バーコードレジスターの概要やPOSレジとの違い
  • POSレジでバーコードを活用するメリット
  • POSレジでバーコードを使用する流れ
目次
1 バーコードレジスターとは 1.1 POSレジとの違い 2 バーコードの仕組み 2.1 バーコードの種類 3 バーコードを活用するメリット 3.1 会計業務のスムーズ化 3.2 売上データの収集 3.3 正確な在庫管理が可能 4 POSレジでバーコードを使用する流れ 4.1 バーコードを用意 4.2 POSレジにバーコードの情報を登録 4.3 会計時にバーコードを読み取り 5 まとめ

バーコードレジスターとは

バーコードレジスターとは

バーコードレジスターとは、会計時に商品に記載されているバーコードを読み取ってレジに商品情報を表示するレジのことです。

バーコードリーダーと呼ばれるバーコードを読み取る機械を使用して商品情報を収集するため、従来型のレジスターのように手打ちしなくて済みます。

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POSレジとの違い

POSレジとは、商品のバーコードなどで情報を読み取り、売上などの販売情報を自動で集積するシステムを搭載したレジのことです。

バーコードを読み取る機能が備わっているものや、バーコードリーダーを周辺機能として追加することで従来のバーコードリーダーと同様に使用することができます。

ただし、バーコードリーダーがついておらず、POSレジの画面上で商品を選択して会計を進めるタイプのPOSレジもあります。その場合には商品数が多い店舗などではかえって効率が低下してしまうかもしれません。

バーコードによる読み取りをPOSレジでも利用したい企業の方は、事前にサービス会社へ確認すると良いでしょう。

バーコードの仕組み

普段からよく目にするバーコードですが、そもそもどのような仕組みになっているのでしょうか?

バーコードとは、バーとスペースを組み合わせることで、数字や文字などを機械が読み取れる形で表現したもののことを指します。

標準対応のバーコードには、13桁の数字が記載されており、最初の2桁で国、次の5桁でメーカー、さらに次の5桁で品目を表すように構成されています。

この数字に紐づく商品情報をバーコードリーダーで読み取って表示するという仕組みになっているのです。

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バーコードの種類

日本で広く流通しているバーコードの一つが、13桁もしくは8桁の数字が記載されている「JANコード」ですが、これ以外にも次のような種類があります。

  • IFTコード
  • CODE128
  • UPCコード
  • QRコード

これら以外にも多くの種類がありますが、それぞれで特徴が異なるため使用用途によって使い分けられることが多いです。

また、これらのバーコードを読み取る方法にもいくつかの種類があります。普段よく目にするものは、LED照明を内蔵したコードリーダーを使ってバーコードを照らし、反射した光から情報を読み取るCCD方式と呼ばれる方法です。

他にも、離れたところからレーザー光を照射するレーザー方式や、ペン型のバーコードリーダーを使用するペン方式などがあります。

このように、さまざまな種類や読み取り方式があるため、バーコードの仕組みを理解することで、より有効活用することができるようになるでしょう。

バーコードを活用するメリット

バーコードを活用するメリットバーコードを活用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、バーコードを活用するメリットについて説明します。

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会計業務のスムーズ化

会計時に商品情報を手入力する必要がなくなるため、スムーズにレジを回すことができるようになります。

特に購入点数が多い場合には、手入力となると手間と工数がかかりますが、コードリーダーを使用して商品情報を読み取ることで、スムーズな会計処理ができるようになるのです。

また、大きかったり重かったりする商品でもバーコードをかざすだけで商品情報を読み取れるため、カートに入れたまま会計ができるのもメリットのひとつといえるでしょう。

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売上データの収集

会計時に、バーコードに紐づく商品情報がPOSレジ内で更新されるため、会計と同時に売上データが収集されます。

手入力による売上収集よりも正確かつ手間をかけずに行うことができるため、業務効率化にも貢献します。売上データの収集を適切かつ効率的に行えるようになることで、店舗経営の改善にも貢献するでしょう。

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正確な在庫管理が可能

コードリーダーで読み取った商品情報は、会計と同時に記録・更新されます。そのため、在庫管理をシステム内で行うことが可能となるのです。

バーコード読み取りで棚卸しを行うことで、あらかじめ登録されている商品の在庫情報が更新されます。これまでのような、手作業で売上データと在庫数を照らし合わせて行う管理方法ではなくなるため、人的ミスを防止でき正確な在庫管理が可能となるでしょう。

また、現場のモノの動きとデータが一致するため、リアルタイムな把握が可能となるのもメリットのひとつです。

POSレジでバーコードを使用する流れ

POSレジでバーコードを使用する流れスムーズに導入するためにも、事前に使用する流れを把握しておくことが大切です。

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バーコードを用意

まずは、POSレジで管理したいバーコードを用意します。

市販の製品を取り扱う際には、バーコードが用意されている場合がほとんどのため、自店舗で用意をする必要はありませんが、自社独自の製品を取り扱う場合にはバーコードの用意が必要です。独自のバーコードを作成する際には、オンライン上で作成できるサイトやツールを活用することがおすすめです。

ただし、独自のバーコードは自社で管理しているレジのみで使用できるため、注意しておく必要があります。

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POSレジにバーコードの情報を登録

次にバーコードと商品を紐付ける作業を行います。

登録作業の方法には、バーコード番号を手入力する方法や、CSVデータでバーコード番号を一括アップロードする方法、コードリーダーで登録する方法などいくつかのやり方があります。

取り扱う商品数が多い場合には、手入力による登録は非効率的といえるため、自店舗に合った方法で登録作業を行いましょう

ただし、レジの種類によってはコードリーダーの読み取りによる情報登録に対応していないなど、登録作業の方法が異なるため事前に確認しておくことも大切です。

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会計時にバーコードを読み取り

登録が完了したら使用前の準備は完了となります。あとは、会計時にバーコードをスキャンするだけで、POSレジに情報が収集・記録されるようになるのです。

しかし、コードリーダーなどの周辺機器も必要となるため、事前に用意しましょう。バーコードの読み取り方法にもいくつかの種類があるため、自店舗で取り入れる方法に合わせて周辺機器を選ぶことが大切です。

まとめ

近年多くの店舗で導入され始めているPOSレジですが、バーコードを合わせて使用することでより業務の効率化を実現することができます。

バーコードの導入を検討している方は、まずどのような仕組みでどのような流れで使用するのかを理解したうえで、自店舗に合ったバーコードをPOSレジに取り入れましょう。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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