店舗にセルフレジを導入する理由とは?身近な導入事例も解説 POSの基礎知識

店舗にセルフレジを導入する理由とは?身近な導入事例も解説

2022/07/21

スーパーや飲食店など、さまざまな業界・業種で導入が進むセルフレジ。身の回りでも見かける機会が増えていますが、店舗運営にどのような効果やメリットを期待して設置を決めているのでしょうか。

今回は、店舗にセルフレジを導入する理由や導入店舗の具体例、設置時に気をつけること、導入の流れなどを解説します。

セルフレジを店舗に導入する理由

セルフレジの導入理由
セルフレジとは、店舗におけるレジ業務の一部または全部を、利用客に行ってもらう形態のPOSレジシステムです。ここでは、店舗レジにセルフレジを採用する代表的な理由をご紹介します。

衛生面の向上

まず、店舗の衛生面の向上を目的としてセルフレジを設置するケースです。コロナ禍の影響で、スーパーや飲食店でも非接触での接客を好む方が増えており、セルフレジの導入によってそれを実現できます。

特に、すべてのレジ操作を顧客が行う「フルセルフレジ」では、お客様と店員の接触機会がなくなるため、より衛生面に配慮した店舗運営が可能です。また、商品バーコードの登録はスタッフが行い会計のみお客様に任せる「セミセルフレジ」でも、店員がお金に触れる機会がなくなり、衛生面の向上が期待できます。

多様化する支払い方法への対応

セルフレジでは、クレジットカードやQRコード、電子マネーなどの各種キャッシュレス決済への対応が可能です。そのため、現在支払い方法を現金に限定している店舗が、キャッシュレス決済に対応するためにセルフレジを導入するケースもあります。

業務効率化

セルフレジは、スピーディーなレジ業務を求めて導入される場合もあります。特にセミセルフタイプのレジの場合、時間のかかりやすいバーコードの読み取りは店員が行うため、混雑しがちなレジを効率的に回せます。レジ待ち時間の短縮につながり、お客様の買い物時間を妨げる心配がありません。

人件費削減

セルフレジ導入店舗では、一般的な有人レジを採用した店舗より配置する店員を減らせるため、人件費を削減できます。端末の設置に初期費用はかかるものの、長期的な視点で考えるとコストを抑えられるケースもあるでしょう。また、完全な無人店舗を実現できればより経営を効率化できますが、日本ではそれほどメジャーではありません。

精算ミスの防止

無人レジを採用した店舗では、店員がお金を計算する必要がありません。そのため、精算ミスのリスクを大きく低減することができます。閉店後のレジ締め業務もスムーズに終えることができ、計算が合わないなどのトラブル防止に役立つでしょう。

セルフレジの導入店舗まとめ

次は、大手の店舗に関するセルフレジの導入事例をご紹介します。セルフレジを設置している店舗は、扱う商品や客層に合わせてどのような工夫をしているのでしょうか。

コンビニ

大手コンビニのセブンイレブンやローソン、ファミリーマートでもセルフレジの導入が進んでいます。例えばセブンイレブンでは、セミセルフタイプのレジが導入済みです。レジスタッフはバーコードの読み取りやレジ袋の確認などを行い、利用客は手元のパネルで支払い方法を選択して精算機で決済します。店舗スペースがそれほど広くなく、レジの設置台数が限られるコンビニでも利用客のレジ待ち時間を短縮できます。

ドン・キホーテ

セルフレジは、ドン・キホーテの一部の店舗にも導入されています。レジと精算機が分かれたセミセルフレジが設置されており、利用客は買い物かごを店員に手渡し、読み取りが完了した後に移動して料金を支払う流れです。利用客の多いドン・キホーテでは、支払い方法が多様化しており、それに対応する目的で導入が進められています。

無印良品

無印良品では、通常のレジに加えて無人型セルフレジが設置されています。商品バーコードやポイントカード(アプリ)の読み取りから支払い、袋詰めまで、すべてを利用客が行います。セルフレジの横にはスタッフが常駐しているため、困ったときにはサポートしてもらうことが可能です。

ユニクロ

ファストファッションブランドのユニクロに導入されたセルフレジは、バーコードの読み取りが必要ありません。商品かごをレジに持ち込むと、商品に取り付けられたRFIDタグが自動的に読み込まれ、瞬時に購入点数や金額が計算される仕組みです。セルフレジに慣れていない方でも簡単に利用でき、レジの混雑緩和につながっています。

上記以外の小・中規模店舗でもセルフレジの導入は進んでいます。

セルフレジを店舗に設置する際に気をつけること

セルフレジ店舗の注意点

店舗に新しくセルフレジを設置する場合は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここでは、店舗にセルフレジを導入する際に注意することを解説します。

設置スペースに余裕を持たせる

セルフレジを設置するには、意外とスペースが必要です。特にセミセルフレジの場合、レジと精算機を別に置く必要があるため、十分なスペースを確保しましょう。レジの周辺で支払いや袋詰めなどを行う際、スペースが狭いと身動きが制限され、お客様同士の事故やクレームにつながる可能性があります。

サポート用のスタッフを配置する

セルフレジを導入した場合でも、店舗を訪れたすべての方がスムーズに利用できるわけではありません。高齢者など、使い方の説明が必要になるケースも考えられるため、困った方がいたらすぐに対応できるようサポート用のスタッフを配置しましょう。

コスパを考慮する

セルフレジは複数台まとめて導入するケースも多く、購入する場合は初期費用に数百万円かかることも。そのため、セルフレジを選ぶ際は、性能面だけでなくコストパフォーマンスも考慮することが大切です。初期費用が高額な場合は、レンタルやリースを利用したり、補助金を活用したりするのも良いでしょう。

セキュリティ面に注意する

セルフレジの設置店舗では、万引きや支払い忘れなどのトラブルが懸念されます。防犯カメラの設置や防犯マニュアルの策定、死角の排除などを徹底的に行い、セキュリティ面の向上に努めましょう。

店舗にセルフレジを設置する際は、上記のポイントに注意することが大切です。

セルフレジを店舗に導入する流れ

セルフレジの魅力には気づいているものの、設置方法がわからず導入できていないケースもあります。そこで最後に、店舗へのセルフレジ導入の手順を解説します。

事前準備

まずは、セルフレジの導入体制を整えましょう。具体的には、設置スペースを確保したり、導入後の運用マニュアルを作成したりします。また、自店舗の課題を踏まえ、セルフレジを導入する目的を明確にしておくことも大切です。

セルフレジの選択

次は、設置するセルフレジを選択します。フルセルフレジやセミセルフレジなどの種類はもちろん、周辺機能やオプション、レジメーカー・提供会社の選択も含みます。必要な機能は業種や業態によって変化するため、疑問がある場合は担当者に相談するのが良いでしょう。

問い合わせ・資料請求

店舗に設置するセルフレジが決まったら、提供会社に問い合わせて資料を見せてもらい、見積もりを依頼しましょう。初めてセルフレジを設置する場合は、店舗の規模や業種に合わせて適切なプランを提案してもらうことも可能です。

契約

見積もり内容に納得できたら契約に至ります。契約手続きは提供会社によって異なりますが、近年は手続のシステム化や簡便化が進んでいるため、負担はそれほどありません。契約前にサービス内容やコスト、サポートについて再度確認しておきましょう。

店舗に設置

すべての手続きを終えたら店舗にセルフレジが設置されます。初期設定等は提供会社が行ってくれるケースと、そうではないケースがあります。担当者が行ってくれる会社を選ぶと設置後すぐに運用をスタートできるでしょう。

上記の手順を踏まえるとスムーズにセルフレジを導入できます。

セルフレジ自体についてはこちらの記事でも解説しています。
参考記事:セルフレジとは?概要からメリット・デメリットを分かりやすく解説

まとめ

少子高齢化による人手不足や感染症などの影響により、今後も店舗へのセルフレジの導入が進むと考えられます。セルフレジも日々進化しており、店舗に合わせたさまざまな機能が登場していますので、人件費や業務効率などの課題を抱えている場合は導入を検討してみてはいかがでしょうか。ぜひ一度、クラウドPOSレジ「CASHIER」を提供するユニエイムまでお問い合わせください。

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