セルフレジのメリットを理解しよう!店舗と顧客の双方に与える影響 POSの基礎知識

セルフレジのメリットを理解しよう!店舗と顧客の双方に与える影響

2022/07/25

セルフレジは、日本はもちろん世界でもさまざまな業界で導入が進んでいます。多くのお店で利用されているのは、どのような理由があるのでしょうか。

今回は、セルフレジの導入メリットを店舗・顧客それぞれの視点でお伝えします。実際の導入事例や機器選びのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

セルフレジのメリット【店舗編】

セルフレジの店舗側メリット

セルフレジの設置は店舗にも利点があります。こちらでは、セルフレジの導入メリットを店舗側視点でお伝えします。

スタッフを集めやすい

セルフレジの導入店舗では、レジスタッフの業務負担を軽減できるため、アルバイトやパートなどを集めやすいのが特徴です。レジ作業を理由にスーパーなどの小売店を敬遠している方も多く、セルフレジの導入によって負担を減らすことができれば、人材不足の解消にも役立ちます。

業務効率化につながる

セルフレジの導入によってレジ操作の全部または一部を買い物客に任せられるため、業務効率の改善に貢献できます。店舗スタッフは少ない労力でレジを回せるようになり、余裕を持って仕事に取り組むことができるでしょう。

レジ締めのトラブルを防止できる

セルフレジを導入していれば、店員はお金の計算をする必要がなくなるため、会計ミスを削減できます。レジ締めの際に売上金額とレジ内の金額が一致しないトラブルも防止でき、売上管理の最適化につながるでしょう。

経費削減に役立つ

セルフレジを設置して業務効率を向上することで、少ない人手でレジを回せるようになり、人件費の削減につながります。浮いた人件費で新たな施策を打ち出したり、商品価格に反映させたりすれば、顧客満足度のアップも見込めるでしょう。

売上のアップが期待できる

レジ業務を効率化できれば、レジの回転率アップにつながり、売上の向上が期待できます。特に、POSレジと自動精算機が分かれているタイプの場合、時間のかかりやすい商品バーコードの登録は店員が行うため、より高い効果を発揮します。

セルフレジを導入すると店舗には上記のようなメリットがあります。

セルフレジのメリット【顧客編】

セルフレジの顧客側メリット
セルフレジの導入で利益を享受できるのは、店舗だけではありません。ここでは、顧客から見たセルフレジ導入のメリットを解説します。

レジ待ち時間を短縮できる

セルフレジの設置によってレジの回転率が上がれば、顧客のレジ待ち時間を短縮できます。レジ前の行列が解消され、スムーズに買い物を終えられるのがメリットです。スーパーが数多く立ち並ぶ激戦区では、顧客がレジ前の行列を見て別のスーパーへ移動する心配がなくなります。

衛生的に買い物できる

セルフレジでは顧客と店員との接触を減らせるため、有人レジと比較して衛生的に買い物ができます。お金の受け渡しに店員を介する必要もありません。コロナ禍の影響で衛生面に配慮した接客を好む方が増えた現代に適した設備といえるでしょう。

好きな方法で決済できる

セルフレジの導入店舗では、利用客が好きな方法で決済ができ、利便性が向上します。クレジットカードはもちろん、QRコードや電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応したセルフレジも多いため、設置するだけで多様化する決済方法に対応できます。

どの店舗でも同様の手順で利用できる

セルフレジの使い方は、端末ごとにそれほど大きな違いはありません。そのため、セルフレジを導入することで他の店舗と同様の手順でレジを利用してもらえるのもメリットです。セルフレジの普及が進んでいる現代特有のメリットといえるでしょう。

セルフレジの導入によって顧客に上記のようなメリットを実感してもらうことが可能です。

セルフレジのメリットを最大化するために意識すべきポイント

セルフレジの導入は、店舗と顧客の双方にメリットがあります。次は、ここまで紹介したセルフレジのメリットを最大化するために意識すると良いポイントをご紹介します。

店舗に合わせたセルフレジを選ぶ

セルフレジには主に以下の3種類があります。

  • フルセルフレジ
  • セミセルフレジ
  • レジレス

フルセルフレジとセミセルフレジは、利用客が行う工程が異なります。フルセルフレジは商品バーコードの読み取りから会計まですべてを顧客が行い、セミセルフレジでは商品の登録はスタッフが行います。また、レジレスとは、入店時に認証を行い、退店時にカメラで購入商品を確認し自動で決済するシステムのことです。

店舗にセルフレジを設置する際は、上記のうち適したものを選ぶことが重要です。例えば、高齢者の利用客が多い店舗では、フルセルフレジを設置すると操作がわからず、ストレスを与えてしまうかもしれません。店舗の扱う商品や客層に合わせて、最適なセルフレジを選択しましょう。

事前に予算を決めておく

セルフレジを設置する際は、導入コストについても確認する必要があります。メーカーや端末にもよるものの、1台あたり数百万円するケースもあるためです。特に、POSレジと自動精算機を分けて設置するセミセルフタイプの場合、金額が上がりやすい傾向にあります。事前に予算を決めておきましょう。

必要な機能を厳選する

セルフレジは、決済方法の多様化や新型コロナなどの影響によりニーズが高まっています。そのため、多種多様な機能を備えた機器も登場していますが、必要な機能は厳選することが重要です。機能が豊富な製品ほど価格は高く、導入時の負担は大きくなる傾向にあります。

導入サポートの充実した会社を選ぶ

セルフレジは、設置して終わりではありません。初期設定や顧客が使いやすいようにカスタマイズするのが一般的です。この際、導入サポートの充実した会社を選んでいれば、担当者からアドバイスを受けたり、初期設定を任せたりできます。

セルフレジの導入事例

セルフレジの導入は、実際の店舗にどのような影響をもたらしているのでしょうか。こちらでは、セルフレジの導入店舗の具体例と設置による効果を解説します。

コンビニ

コンビニ業界でもセルフレジの導入が進んでいます。例えば、コンビニ大手のローソンでは、一部の店舗で非対面レジが採用されています。完全な無人レジタイプで、「お支払い方法の選択」「商品スキャン」「ポイントを貯める」「お支払い」の手順で利用可能です。その他のコンビニでもさまざまなタイプのセルフレジが設置されており、行列の解消や業務効率化に貢献しています。

イオン

大手スーパーのイオンやマックスバリュでは、レジの混雑解消を目的としてセルフレジが導入されています。手元のスマートフォンで商品のバーコードをスキャンできるアプリも開発されており、誰でも手軽に利用できるのが特徴です。また、店舗によっては対面レジと併設されているケースもあり、高齢者などセルフレジに慣れていない方でも安心です。

TSUTAYA

書籍やDVDなどのレンタル・販売事業を行うTSUTAYAでは、「スタッフが対応するレジがいつも混んでいる」との声を受け、セルフレジを設置しました。ポイントカードの読み取りも問題なく行えるタイプで、スタッフと接することなくレンタルや購入が可能です。

ユニクロ

大手ファッションブランドのユニクロには、フルセルフレジが設置されています。各商品にRFIDが取り付けられており、商品かごを指定された場所に置くだけで点数と金額を読み取れるのが特徴です。会計をスムーズに終えられるため、レジの混雑解消に役立っています。

まとめ

セルフレジは店舗側と利用するお客様の双方にメリットがあります。特に、商品点数の多いスーパーでは、業務が煩雑化しているケースも多く、セルフレジの導入で一部の作業を自動化・効率化するのがおすすめです。取り扱う商品の種類や客層を考慮し、最適なセルフレジを導入しましょう。

セルフレジ自体についてはこちらの記事でも解説しています。
参考記事:セルフレジとは?概要からメリット・デメリットを分かりやすく解説

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