今回POSレジをご導入頂いたのは「俺の生きる道 東京競馬場店」
「普段の二郎系ラーメンのお客様はもちろん、これまで食べたことのないお客様にも楽しんでもらいたい。」
そう語るのは、社長の小林様。
東京競馬場内にお店を構える「俺の生きる道」様。豚骨醤油スープと極太麺が混ざり合い完成するラーメンは、ワシワシと最後までインパクトのあるいわゆる二郎系と呼ばれるジャンクな一杯です。
二郎系ラーメン、俺の生きる道のルーツ
そんな「俺の生きる道」のルーツはどういったところからくるのでしょうか。
「僕は元々野球をやっていたんですけど、辞めた後にオーストラリアに語学留学に行ってきて、語学力向上の為に現地の日本食の料理屋でバイトをしてまして。そこのオーナーシェフは日本人、それ以外は全員外国人。そんなところでバイトしてました。最初は皿洗い、そこからホールスタッフをやり、仕事が認められてシェフをやらせて頂けるようになりました。そこで初めて料理に携わりました。働いていくうちに店舗の中ではいい立場まで昇格して、後々そこの店舗はミシュランを取りまして…。ミシュランもとったし、日本に帰ろうかと思っていたら、オーナーシェフに「料理の才能あるからシェフになった方がいいよ」と言われて日本でラーメン店を開業を志すようになりました。」
「お店を辞めた後に、夢を語れというハーバード大の近くにあるお店で修行した後、日本で「夢を語れ 白山店」をオープンしました! その後、今の店舗にするタイミングで自分の人生がわかるようなタイミングで自分の人生がわかるような名前にした方が良いとアドバイス頂いたので、野球を辞めて、次の人生はラーメン屋として生きていくという意味で「俺の生きる道」という店舗名にしました!」
非常に小林様のアクティブな人生観が伝わる店舗の生い立ち。
東京競馬場店は青空の元で二郎系ラーメンが食べられる、公営競技場で唯一二郎系が食べられるの唯一の店舗との事で、レース開催日には短時間で最大140人もご利用になられるそうです。
券売機の利点を理解した上でのPOSレジの選択
元々別の店舗ではボタン式の券売機で運用されており、POSレジの導入は東京競馬場店が初との事でした。そこには券売機の得意なところや不得意なところを熟知された小林様ならではの考えがありました。
「ラーメン屋といえば券売機なんですけど、ここの店舗においてはPOSレジの導入をずっと考えていましたね。券売機は券売機で素晴らしいんですけど、お客様が商品を選ぶ券売機だと会計にとても時間がかかってしまってここにはあまり向かないんですよ。競馬場は特にピークタイムが限られているので、兎に角すぐに提供したい!そう考えると券売機に時間を取られたくないのでPOSレジの導入がマストでした。」
お話を伺っているとラーメンは作り続けているのでラーメンの提供で詰まることはない様なのですが、レジの所で会計までの処理が追いつかず提供が遅くなってしまうのは機会損失になってしまうのでそこだけは絶対に避けたいとのご要望を頂いている中、我々からはクラウドPOSレジの6800UAセットをご提案致しました。
「POSレジを探している中で、メニューも結構な数あるので、ボタンの数が多いものだと慣れてないスタッフがスムーズに使うことができない。そうなると提供までの時間がかかってしまうので可能な限りシンプルに操作できて精算までの工程が少ないものをずっと探してた中でCASHIERさんのPOSレジの画面を見せてもらって導入を決定しましたね!」
短期勝負の東京競馬場店では、いかに工程を少なくしてスピーディーに提供できるかを商談の中でもとても重要視されており、我々としても運用方法からいかにスピーディーに注文から決済までを行えるかを一緒に考えさせて頂きました
いかに工程を少なくスピーディーな運用を行うか
スピード重視での運用を第一に考えてらっしゃる「俺の生きる道」様。導入後はお店のスピードに付いていけているのか、伺わせて頂きました。
「はい!お陰様で問題なく使わせて頂いてます!大活躍ですね笑」
「POSレジを使って良かったと思ってます!特にCASHIERさんのレジは操作画面が非常に見やすくて誰が使ってもわかる感じです!中でも練習モードはよく使ってますね。今日初めての人にレジの操作を説明する時にひたすら練習モードで練習してもらってます。他のレジって練習するのに色々と設定をいじらないといけないイメージですけど、設定を変えることなくTOP画面にある練習モードを押すだけで、本番と同じ画面で練習できるのでめちゃくちゃ重宝してます!あとは会計次のオートボタンですね。お会計がピッタリの時はそのボタンを押すだけで、小計金額と同額がワンボタンで入力されるので非常に便利です。兎に角スピード勝負のうちにはうってつけの機能ですね。」
お会計時には必ず必要になるPOSレジ。利用頻度が高いからこそ操作は可能な限り簡略化したい。そういった小さな箇所への我々の拘りが導入店舗様の助けとなっているようで我々も非常に嬉しく思います。
公営競技場ならではの業界を盛り上げるきっかけ作り
「嬉しいことに多くの競馬ファン、ラーメンファンのお客様にご利用頂いて嬉しく思ってます。俺の生きる道 東京競馬場店は公営競技場で唯一二郎系が食べられる、しかも野外で食べられるのは世界でウチだけなので、是非足を運んでもらえたら嬉しいです。競馬場はエンターテイメント施設で色々な遊び場がありますし、家族で来ても楽しめるような施設になっているので競馬目的だけではなく、遊び感覚で来ていただいて、軽く競馬やりながらうちのラーメン食べてもらえたらいいですね。」
「ちなみに東京競馬場店は多くの女性のお客様にもご利用頂いていて非常に嬉しいですね。二郎系って店舗に入りづらい印象があるかもしれないですけど、こういう所だったら来やすいしせっかくだし食べてみよう!という気持ちになってくれてたら嬉しいです。うちをきっかけに色々なラーメン屋さんに行ってもらえるようにお客様にとって良い体験を提供できたらと思ってます!二郎系ラーメンのお客様を増やすきっかけに、そしてラーメンが食べられるから東京競馬場に行こうよ!というお客さんを増やしていきたいと思ってます。」
こういった小林様の業界全体の掛橋となるような考えや、アクティブな行動力は非常に学ばせて頂くことが非常に多く勉強させていただいております。他の店舗等では券売機での運用しているようなので、新紙幣での対応などでも今後とも裏方としてサポートさせて頂けたらと思っております。