今回、タッチパネル型券売機と自動釣銭機、呼出モニター機能を導入いただきましたのは、武蔵野うどん竹國 青梅店様。
2024年10月に東京都青梅市でオープンした、フランチャイズの武蔵野うどん専門店。ロードサイドに位置したこちらの店舗は地元の方々を中心とした多くの方に愛されており、特にお昼時には多くのお客様が武蔵野うどんを求めて来店されているそうです。
武蔵野うどん竹國 青梅店

武蔵野うどんを提供されている竹國 青梅店様。代表の横山様にフランチャイズのお店を始められたきっかけについてお伺いしました。
「竹國を始める前はもともと、焼き鳥居酒屋を2店舗展開し、3店舗目の出店準備をしていました。ですが当時、新型コロナウイルスの影響を受け、休業を余儀なくされたことで、飲食店そのもののあり方を見つめ直すきっかけになりました。」
「当時は夜営業の焼き鳥屋が主軸でしたが、感染拡大による客足の減少や、営業時間の制限を受けて、経営がパンデミックなどに左右されない新たな飲食店を始めようと思ったんです。コロナ禍をきっかけに既存の焼き鳥屋の経営を息子に任せて新しくお昼業態のうどん屋にチャレンジすることにしました。」
今回、居酒屋からうどん業態という新たな道を歩み始めた横山様。そんな横山様にお店の魅力についてお話しをいただきました。
「武蔵野うどんは武蔵野台地で昔から育てられてきた小麦を使用して作られたうどんのことで、讃岐うどんが流れるような喉越しを特徴とするのに対して、武蔵野うどんはワシワシとした強いコシと弾力のある食感が持ち味で、噛めば噛むほど口に広がる小麦の味が特徴です。」
「そして、竹國の魅力の1つは、そんな食べ応えのある武蔵野うどんのサイズが並盛、中盛、大盛、特盛の4種類から選べる点ですね。特盛は、麺の量が1kgにもなりますが、どのサイズを注文いただいても追加料金がかからないんです。やはり、多くのお客様は中盛と大盛をご注文されますが、特盛の注文をいただくことも少なくありません。」

広い店舗を生かすためのセルフ化という選択

今回、新規開業でタッチパネル型券売機を選択された武蔵野うどん竹國 青梅店様。導入いただくにあたって、どのようなお考えがあったのでしょうか。
「まず重視したのは少人数でも安定して運営ができる店内のオペレーションの構築でした。出店場所はもともとファミリーレストランが営業していたとても広い物件でしたので、その広さを生かしつつも、無駄なく効率的な営業がしたいと考えていましたね。」
「また、新規開業ということもあり、人手に依存しすぎる体制もリスクが高いと考えていましたので、スタッフを必要以上に増やさずに運営できるよう、自動化によるスムーズな営業を実現する方法を探していました。」
新規開業には多くの費用がかかります。横山様は費用を抑えた上で最大限のサービスができるように店舗設計を計画しておられました。
理想とする店舗オペレーションの実現に向けて、複数の企業様のお話を聞かれたそうです。
「価格や操作性を重視して導入する券売機を探していました。企業さんのショールームへ行って実際に券売機もいくつか触らせていただきました。その中で、CASHIERさんの券売機は、画面のデザインや操作性が直感的でわかりやすく、お客様が迷うことなく操作している姿が容易にイメージできたんですよ。操作性の良さは、回転率やお客様へストレスを与えないオペレーションにも繋がると感じましたね。」
「加えて、決済周りなど、必要な機能がしっかり備わっていながらも初期費用とランニングコストともに他社さんと比べて抑えられた点も非常に魅力的でした。私が考えていた少人数でも安定して回せる店舗運営を実現できるイメージができたことが、最終的な決め手です。」
実際、コスト面の導入ハードルが低いことも、お客様がCASHIERを選んでいただいている理由の一つです。タッチパネル型券売機は、端末価格が1台あたり420,000円。月額費用は9,400円とリーズナブルで、月額費用だけで見ると1日あたりわずか313円で運用していただくことが可能で、日々の営業においても大きな負担になることなくご利用いただけます。

券売機と呼出モニターの活用でできた円滑な営業と店舗の回転率向上

少人数のスタッフでも安定した運営が可能に
導入いただいてから約6ヶ月。実際に店舗で利用した際の感想をお伺いいたしました。
「特に今回は新規開業ということもあり、最初はなるべく資金を抑えたかったので、オープン当初から人件費を抑えた最少限の人数で効率よく営業しようと思っていました。」
「利用し始めも問題なく、自分のイメージしていた通りの少人数体制で、無理なく営業できているので一安心ですね。」
「券売機を導入したことで、ご来店されたお客様に注文から会計までを一貫して行っていただけるので、注文を取りに行くホールスタッフや会計対応をするスタッフを新たに雇用する必要もありませんでしたね。オープンから半年たった今でも、余計な人手を増やさずに済んでおり、結果として人件費の抑制にもつながっています。」
「スタッフの業務を見ても、キッチン業務に専念できる環境が構築できていていると感じます。、そもそも業務内容がシンプルなので、スタッフへの教育工数も大きく削減できていますね。結果として、シフトに入れる人員の最適化が図れている点も非常に助かっています。」
呼出モニターの活用で客席の特性に合わせて呼び出し方を最適化


武蔵野うどん竹國様では、食券を購入いただいた後の商品受け渡しの方法も工夫をされています。
「店舗が広いので、料理が出来上がった際、お客様の呼び出しをどう効率的に行うのかを検討しており、呼出モニター機能を紹介していただきました。」
「導入当初は全てのお客様の注文と呼び出し、料理の提供をモニターで管理できていたことは良かったのですが、音楽などを流していなかったので、店内がとても静かでした。なので、モニターの1つは呼出モニターからBGMを流す専用機にしてカウンターから声での番号呼び出しを行い、もうひとつのモニターは声が届きにくい座敷席に設置し、従来の利用方法で活用しています。」
「モニターの設定も簡単に行えるため、各席の特性に応じた柔軟な呼び出し対応が実現しました。その結果、お客様とのコミュニケーションが自然と増え、店舗としても臨機応変な対応ができるので、とても助かっています。」

迅速なサポート対応で現場の不安を解消

CASHIERのサポート対応に対しても、高い評価をいただいています。
「券売機に不具合があった際には、電話でCASHIERさんへ相談するとすぐに対応していただけました。会計の金額のところで電話ではわからない状況だった際もサポート担当の方に直接店舗まで来ていただいて解決していただきました。その後は全く機器のトラブルは起きておらず、利用できていますね。」
「平日であれば、いつでも電話で相談に応じていただける体制があるのは、非常に心強いです。何かあれば、すぐに相談できるので、現在も安心して運用できています。こういったサポート体制が充実しているおかげで、現場への負担も減らして運営することができているため、CASHIERさんを選んでよかったです。」
CASHIERでは、すべてのプランにおいてメール・電話による無料サポートを提供しています。機器の導入に際して操作に不安を感じるお客様には、サポート専門のスタッフが丁寧にご案内し、導入後も安心して使い続けていただけるようサポート体制を整えています。
※訪問による設置・サポートは有料オプションとなります。
はじめての店舗運営や機器の導入でも、困ったときにすぐ相談できる安心感があるからこそ、多くのお客様に選んでいただいております。
うどん屋が人を育てるキャリアの出発点へ


横山様はこの武蔵野うどん竹國 青梅店を単なる飲食店という枠にとどまらない特別な思いを込めて運営されています。
「私は元競輪選手で、引退後の社会進出にとても苦労しました。同じように競技を終えた選手たちが、新たなキャリアで輝けるような場所を作りたい。その想いがこの店舗の出発点です。」
「スポーツなどの競技に打ち込んできた選手たちは、真面目で仕事にも全力で取り組む人が多いんです。ですが、その姿勢が社会に出ると空気が読めない、頑張りすぎと誤解されてしまうことがあります。純粋に頑張っているだけなのに、職場に馴染めず、離れていってしまう。そんな現実を変えたかったんです。」
「現在、お店では元競輪選手の後輩たちが、スタッフとして働きながら、飲食店運営の基礎から実務までを日々学んでいます。将来的には本人の希望次第でフランチャイズによる独立もできますし働く仲間にとって選択肢を広げられる場になってきています。」
「利益を追い求めるよりも、頑張る人が報われる環境を作ることが何より大切だと思っています。ここで得た経験を糧に、いずれは独立してくれたら嬉しいですね。」
店主という枠を超え、次世代のリーダーを育てる育成者としての熱い思いを胸に、横山様は日々現場に立ち続けられています。
そんな横山様と武蔵野うどん竹國 青梅店の活動を支援するために、これからもCASHIERは、券売機や呼出モニター機能といったツールを通じて、サポートをし続けてまいります。