病院・クリニック向けPOSレジの機能とは?導入メリットや選び方も解説 POSの基礎知識 キャッシュレス決済 店舗DX

病院・クリニック向けPOSレジの機能とは?導入メリットや選び方も解説

2024/04/27

病院・クリニックでは、受付・会計に関する業務は煩雑になりやすく、医療スタッフの負担になることも。実は、POSレジの導入により、医療スタッフの負担を軽減するだけでなく、業務効率化につながる可能性があるのをご存じでしょうか。

最近では、小売業や飲食店だけでなく病院・クリニック向けのPOSレジが提供されるようになってきていますが、「病院・クリニックに適した機能はあるのか」「病院・クリニックにPOSレジを導入することでどのようなメリットがあるのか」などの疑問を感じている方もいるでしょう。

そこで、この記事では病院・クリニックに適したPOSレジの主な機能や導入するメリット、POSレジの選び方を解説します。

目次
1 POSレジとは 2 病院・クリニック向けのPOSレジの主な機能 2.1 電子カルテやレセコンとの連携機能 2.2 予約管理機能 2.3 受付・会計処理機能 2.4 キャッシュレス決済機能 3 病院・クリニックにPOSレジを導入するメリット 3.1 受付の負担軽減と会計業務の効率化 3.2 未収金を管理しやすくなる 3.3 売上管理の一元化が可能に 4 病院・クリニックがPOSレジを選ぶ際に検討すべきポイント 4.1 病院・クリニックの規模に適した機能やサイズ、価格か 4.2 使用しやすいか 4.3 サポート体制は充実しているか 5 病院・クリニック向けPOSレジを導入して、受付業務の効率化を実現しよう

POSレジとは

POSレジとは、商品・サービスの会計時にバーコードで読み取ると、「誰が」「いつ」「何を」購入したかというデータを自動収集できるレジです。

また、マーケティング分析や在庫管理、顧客管理などの店舗運営に役立つ機能を有しているPOSシステムを搭載していることから、POSレジシステムと呼ばれることもあります。厳密には異なりますが、ほぼ同じ言葉と捉えて構いません。

POSレジの種類や価格、機能は以下の記事をご覧ください。
関連記事:POSレジとは?種類や機能、選び方を徹底解説

病院・クリニック向けのPOSレジの主な機能

病院・クリニック向けのPOSレジの主な機能を解説します。

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電子カルテやレセコンとの連携機能

電子カルテやレセコンとの連携機能は、病院・クリニック向けのPOSレジには欠かせない機能といえるでしょう。それぞれの機能を単独で利用すると、会計時に受付スタッフが手入力する時間や手間がかかりますし、入力ミスも発生します。

3つのシステムを連携させることで、診療内容や請求金額、診療報酬点数などを自動でPOSレジに反映させられるのです。

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予約管理機能

診療時に予約受付を行っている場合、予約管理機能があるPOSレジの導入がおすすめです。リアルタイムで、簡単に予約状況の確認や入力が可能になるため、受付スタッフの負担や予約ミスなどを防げます。

またシステムによっては、来院後の混雑緩和が期待できるような呼び出し機能があることも。受付スタッフが大声で次の患者さんを呼んだり、探したりする手間がなくなり、待合室の混雑緩和が期待できます。

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受付・会計処理機能

POSレジに受付・会計処理機能があれば、患者さん自身が受付や会計作業を行うことが可能です。画面に従って操作すれば良いため、スピーディーに対応できるでしょう。

多くの患者さんの受付・会計処理に追われている場合や、感染症対策の一環として非接触での対応が求められる場合に特に重視される機能といえます。

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キャッシュレス決済機能

キャッシュレス決済とは、クレジットカードやデビットカード、電子マネー、QRコード決済などの総称です。キャッシュレス決済を導入するには、別途読み取りを行うカードリーダーを導入する必要があります。

キャッシュレス決済機能を搭載していれば、患者さんの利便性を向上できるだけでなく、非接触による感染症対策やスピーディーな会計にもつながります。

病院・クリニックにPOSレジを導入するメリット

病院・クリニックにPOSレジを導入するメリットを解説します。

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受付の負担軽減と会計業務の効率化

病院・クリニックによっては毎日多くの患者さんが来院されるため、受付業務にかかるスタッフの負担が大きくなっているところが多いでしょう。受付業務や会計業務が煩雑化すると、患者さんの待ち時間も長くなり、より待合室が混雑することも。

POSレジを導入し、先ほど紹介した電子カルテやレセコンとの連携機能や受付機能などを活用することで、受付や会計にかかる時間や手間を大幅に削減し、業務効率化が実現します。その結果、受付スタッフの負担を減らすことにもつながります。

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未収金を管理しやすくなる

病院・クリニックでは診療後に請求金額が決まるため、患者さんが請求金額を払えない場合に、未収金として一時的に処理することがあります。一時的なものであるため、未収金の管理に悩んでいる病院・クリニックもあるでしょう。

しかし、未収金の管理もPOSレジなら簡単に行えます。それは、患者さん一人ひとりのデータを記録できるため、支払い状況の確認の把握もシステム上で一元管理できるためです、

また、キャッシュレス決済機能を導入することで、未収金の発生を防止することにもつながります。

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売上管理の一元化が可能に

病院・クリニックでは、保険診療や自費診療、物販などさまざまな区分ごとに売上を収集・管理する必要があります。間違えてしまうとトラブルのもとになるため、ヒューマンエラーの防止は重要です。

POSレジを導入すれば、自動で売上管理が可能になるため、人的ミスを防止できます。

また、区分ごとにレジを分けている病院・クリニックもありますが、POSレジを導入することで、売上管理の一元化が可能です。

病院・クリニックがPOSレジを選ぶ際に検討すべきポイント

病院・クリニックがPOSレジを選ぶ際に検討すべきポイントを解説します。

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病院・クリニックの規模に適した機能やサイズ、価格か

さまざまな病院・クリニック向けのPOSレジがありますが、「病院・クリニックの規模に適しているかどうか」を以下の点を参考に検討しましょう。

  • 病院・クリニックの課題を解決できる機能を備えているかどうか
  • コストパフォーマンスに優れたPOSレジかどうか
  • スタッフや患者さんの導線を邪魔しないサイズかどうか

機能性に優れたPOSレジは、初期費用・月額費用は高額になることが一般的です。「本当に必要な機能かどうか」を精査してください。また、今後導入するシステムの変更がある場合には、他社サービスと連携できる拡張性の高さも確認しておきましょう。

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使用しやすいか

POSレジを実際に使用するのは、経営者ではなく受付スタッフや患者さんです。そのため、現場が使いやすいと感じられるPOSレジを導入することが大切です。

「高性能だから」「高額だから」という理由で導入してしまうと、使いにくくてPOSレジの機能を活用しきれないことも。実機デモが可能なPOSレジ提供メーカーもあるため、事前に操作感を確認しておくと良いでしょう。

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サポート体制は充実しているか

POSレジは他システムと連携できることから、基幹システムの一つとして活用可能です。しかし、トラブルが発生した場合には病院・クリニックの運営に大きな影響を与えます。

そのため、サポート体制が充実している提供メーカーを選ぶことが大切です。例えば、以下のような保守・メンテナンスのサポートがあると安心できるでしょう。

  • メール・電話でのサポート
  • 導入時・運用後の設定サポート
  • ハードウェア・ソフトウェアの保守
  • オンサイト保守

病院・クリニック向けPOSレジを導入して、受付業務の効率化を実現しよう

この記事では、病院・クリニック向けPOSレジの主な機能、導入するメリット、POSレジの選び方について解説しました。

病院・クリニックでは、受付・会計業務において特に大きな負担がかかっています。しかしPOSレジを導入し、電子カルテやレセコンと連携したり、受付・会計処理機能により患者さん自身が受付・会計業務を行ったりすることで、負担を軽減できるでしょう。

CASHIERでは、これまでさまざまな業種や規模の企業にPOSレジを提供しています。はじめて導入するというお店でも安心していただけるよう、クリニックの形態に合わせた導入プランを提案可能です。

POSレジの導入を検討されている病院・クリニックの方は、ぜひCASHIERのホームページをご覧ください。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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