キャッシュレス決済の導入が事業者にもたらすメリットとは? キャッシュレス決済

キャッシュレス決済の導入が事業者にもたらすメリットとは?

2022/10/27

キャッシュレス決済の導入を検討しているものの、明確なメリットがわからず躊躇している事業者の方も多いでしょう。

そこで今回は、キャッシュレス決済の導入が事業者にもたらすメリットを解説します。実店舗だけでなくオンラインショップにも触れますので、ぜひ参考にしてください。

目次
1 キャッシュレス決済の導入による事業者のメリット【実店舗編】 1.1 客単価の向上が見込める 1.2 会計業務を効率化できる 1.3 衛生面の強化につながる 1.4 他店舗との差別化を図れる 1.5 防犯対策になる 2 キャッシュレス決済の導入による事業者のメリット【オンラインショップ編】 2.1 顧客の途中離脱を防げる 2.2 売上の向上が期待できる 2.3 越境ECを展開しやすくなる 2.4 売上の未回収や不正取引のリスクを軽減できる 3 キャッシュレス決済が事業者に与えるデメリット 3.1 端末を使用できなくなるシーンがある 3.2 現金化に時間がかかる可能性がある 3.3 会計時のオペレーションが複雑になる場合がある 3.4 初期費用や決済手数料が発生する 4 キャッシュレス決済の需要が高い業界・業種とは? 4.1 飲食店 4.2 医療業界 4.3 美容院、サロン 4.4 小売店 5 まとめ

キャッシュレス決済の導入による事業者のメリット【実店舗編】

キャッシュレス決済の導入による事業者のメリット【実店舗編】

キャッシュレス決済は、実店舗においても利用が進んでいます。こちらでは、実店舗にキャッシュレス決済を導入する場合の事業者のメリットをご紹介します。

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客単価の向上が見込める

キャッシュレス決済では、消費者が手持ちの現金の心配をすることなく支払えるため、客単価の向上が期待できます。特に高額の商品を販売する小売店や、高価格帯のメニューが多い飲食店などは、キャッシュレス決済の導入が必須です。

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会計業務を効率化できる

キャッシュレス決済は、現金決済と比較して短時間で支払いを終えられるのが特徴です。そのため、レジスタッフを配置しないお店で特に高い効果を発揮します。 会計業務を効率化できれば、人件費などのコストも削減しやすくなるでしょう。

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衛生面の強化につながる

キャッシュレス決済の利用シーンでは、店舗側のスタッフはお客様の現金に触れる必要がなくなります。そのため、コロナ禍で高まった非接触の需要に対応しやすくなり、店舗の衛生面強化に役立ちます。

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他店舗との差別化を図れる

日本におけるキャッシュレス決済の普及率は、2020年時点で30%前後となっており、今も現金決済のみというお店も少なくありません。 そのため、店舗のキャッシュレス化を積極的に進めることで、他店舗との差別化を図れる可能性があります。より魅力的なお店に生まれ変われば、集客や売上の向上にもつながるでしょう。 【出典】一般社団法人キャッシュレス推進協議会「キャッシュレス・ロードマップ 2022

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防犯対策になる

キャッシュレス決済の導入することで、お店に必要以上の現金を用意する必要がなくなる点もメリットです。店舗の防犯性能の向上につながり、安全にお金を管理することができます。 キャッシュレス決済を導入すると、事業者には上記のようなメリットが期待できます。

キャッシュレス決済の導入による事業者のメリット【オンラインショップ編】

キャッシュレス決済の導入による事業者のメリット【オンラインショップ編】

キャッシュレス決済は、オンラインショップの運営に欠かせないアイテムです。続いては、オンラインショップにキャッシュレス決済を導入する場合の事業者のメリットをご紹介します。

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顧客の途中離脱を防げる

オンラインショップにおいて、顧客がカートに商品を入れた状態で離脱する現象を「カゴ落ち」と呼びます。カゴ落ちの要因はさまざま考えられますが、利用したい決済手段がない場合にも生じやすいといわれています。 そのため、キャッシュレス決済の導入によって複数の決済方法に対応することで、顧客の途中離脱防止につながるでしょう。

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売上の向上が期待できる

途中離脱する利用者を減らすことができれば、売上の向上も見込めます。支払いにおける利便性も向上するため、顧客満足度の向上が期待できる点もメリットです。

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越境ECを展開しやすくなる

キャッシュレス決済を導入することで、越境ECを展開しやすくなります。海外は日本に比べてキャッシュレス決済が普及しているため、キャッシュレス決済の有無がショップ選びのポイントになる可能性があります。 今後越境ECを検討している場合は、まずは世界的に利用者の多いクレジットカード決済を導入しましょう。

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売上の未回収や不正取引のリスクを軽減できる

キャッシュレス決済は、銀行振込などの方法と比較して売上の未回収リスクを軽減できるのもメリットです。また、各カード会社や決済代行会社は不正取引の検知サービスなども提供しており、安全にオンラインショップを運営できます。 オンラインショップでは、キャッシュレス決済の導入によって上記のようなメリットがあります。

キャッシュレス決済が事業者に与えるデメリット

キャッシュレス決済は、事業者に多くのメリットをもたらすものの、一部注意点もあります。こちらでは、キャッシュレス決済の導入で事業者が考慮すべきデメリットを解説します。

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端末を使用できなくなるシーンがある

キャッシュレス決済は、端末が故障したり不具合が発生したりすると利用できなくなります。災害による停電やインターネットの通信障害などが代表例です。 トラブル時は現金決済に切り替えるなど、対処方法を検討しておく必要があります。

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現金化に時間がかかる可能性がある

キャッシュレス決済では、不正利用のチェックなどを行うため、売上が現金化されるまでに一定の時間がかかります。契約会社によっては入金日が月に数回のケースもあり、キャッシュレス決済の比率が高まると手元の現金が不足する可能性があります。 経営状況を悪化させないためには、入金サイクルの短いサービスを選ぶのがポイントです。

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会計時のオペレーションが複雑になる場合がある

店舗を完全キャッシュレス化する場合を除いて、キャッシュレス決済を導入する場合でも現金決済がなくなることはありません。会計時のオペレーションが複雑になる可能性があるため、導入前に必ず研修を実施しましょう。

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初期費用や決済手数料が発生する

キャッシュレス決済の導入には、初期費用や月額利用料、決済手数料などが必要です。システムの種類によっては、タブレットやPOSレジなどの導入費用もかかります。 事前に予算を確認しておき、相見積もりによる費用感の比較や補助金の利用などを検討しましょう。

キャッシュレス決済の需要が高い業界・業種とは?

キャッシュレス決済の需要は、業界や業種によって違いがあります。こちらでは、特にキャッシュレス決済の需要が高いとされる業界や業種についてお伝えします。

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飲食店

飲食店は、キャッシュレス決済を導入することで追加注文を受けやすくなり、客単価の向上が見込めます。ビジネスパーソンの来店が多いお店やビル街に店舗を構える店舗ではクレジットカード決済、学生や若者の多いお店ではスマートフォン決済や電子マネー決済が人気です。

店舗の立地や顧客層に応じて最適な決済方法を導入しましょう。

参考記事:「飲食店のキャッシュレス決済の需要とは?導入メリットやデメリットも解説」

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医療業界

キャッシュレス決済は、病院やクリニックなどの医療業界でもニーズがあります。

具体的には、キャッシュレスの決済スピードの早さを生かした会計時間の短縮効果や、治療費の未回収リスクの軽減などが期待されています。

参考記事:「医療機関にキャッシュレス決済を導入すると便利?効果や注意点を解説」

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美容院、サロン

美容院や美容サロンでは、従業員の確保難や顧客数の減少、客単価の低下などへの対応策として、キャッシュレス決済の導入ニーズが高まっています。

美容業界では、店舗での施術以外に実店舗とオンラインでの物販を行っているケースも多く、キャッシュレス決済の導入でより多くの方に購入してもらいやすくなるでしょう。

参考記事:「美容院にはキャッシュレス決済を導入すべき?理由や注意点を徹底解説」

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小売店

小売店は、レジ前が混雑するケースが多く、会計作業を効率化できるキャッシュレス決済の需要があります。また、キャッシュレス決済では利用者の情報をデータ上で一元管理できるため、販売施策に活用できるメリットもあります。

参考記事:「キャッシュレス決済のスーパーへの導入効果とは?サービスの選び方も解説」

まとめ

キャッシュレス決済は一部注意点もあるものの、導入することで業務効率や売上の向上、衛生面の強化などさまざまなメリットが期待できます。 オフライン・オンライン問わず、キャッシュレス決済への対応が今後のビジネス拡大の鍵といえるでしょう。 ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。 参考記事:「キャッシュレス決済の導入メリットとデメリット、設置の流れを解説

 

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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