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【2025年最新】セルフレジは人手不足を解消するか?導入の課題と成功事例 店舗DX

【2025年最新】セルフレジは人手不足を解消するか?導入の課題と成功事例

セルフレジを導入している小売店が増えている理由の一つに、「人手不足」の解消を目指すということが挙げられます。しかし、実際にセルフレジの導入により、人手不足解消につながっていないという事例を聞いたことがある企業の方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、「セルフレジ導入は、人手不足に有効なのかどうか」について解説します。また、セルフレジ導入における課題やセルフレジ導入を失敗しないためのポイントについても紹介します。

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

この記事では、セルフレジの導入における人手不足の影響について述べられています。人手が不足している中で、セルフレジは業務の効率化や顧客満足度の向上に寄与しますが、適切な導入や運用が求められます。また、セルフレジがもたらすコスト削減やスタッフの業務負担軽減といったメリットも強調されています。

目次
1 セルフレジとは 1.1 セルフレジの種類と基本機能 1.2 日本におけるセルフレジの普及状況 1.3 セルフレジ導入の主な目的 2 本当にセルフレジは人手不足対策に有効なのか? 2.1 セルフレジ導入による人員削減効果の実態 2.2 人件費削減の具体的な数値事例 2.3 業種別・規模別の効果の違い 2.4 人手不足解消に成功した企業の共通点 3 セルフレジ導入における課題 3.1 機械の扱いに不慣れな利用客が多い 3.2 設置できるスペースが狭い 3.3 万引きや未払いなどのトラブルが発生する 3.4 導入コストと回収期間の見極め方 3.5 スタッフの新たな業務負担 4 セルフレジ導入を失敗しないためのポイント 4.1 自社の店舗に合わせたセルフレジを選定する 4.2 事前に準備期間を設ける 4.3 顧客満足度の向上を第一に考える 4.4 適切な人員配置と役割分担の見直し 4.5 定期的な効果測定と改善サイクル 5 セルフレジ成功事例から学ぶ人手不足解消のヒント 5.1 小売業界の成功事例と導入効果 5.2 飲食業界におけるセルフレジ活用法 6 まとめ

セルフレジとは

そもそも、セルフレジとは、消費者が自分で商品の会計を行うレジのことです。従来、従業員が行っていた業務の一部もしくはすべてを顧客が行うため、業務効率化や従業員の負担軽減、人手不足における対策として導入が進められています。 セルフレジには、会計業務の工程のうち、どの部分を消費者が行うかによって、以下の3つに種類が分けられています。

  • フルセルフレジ;会計業務のすべてを消費者が行うレジ
  • セミセルフレジ:商品のバーコード読み取りやレジの操作までをスタッフが行い、決済作業を自動釣銭機によって消費者が行うレジ
  • レジレス:事前認証しておき、退場時に購入する商品をカメラ認識させることで、自動決済できる無人レジ

さまざまな企業が、自社の業界における特徴や導入目的に合わせて、レジを選定しています。それぞれのセルフレジの詳細については、以下の記事をご覧ください。

関連記事:セルフレジとは?導入すべき業種やメリット・デメリット、注意点を徹底解説

関連記事:セミセルフレジとは?メリットやデメリット、利用できる補助金を解説

※関連記事:【2025年最新】セルフレジとは?メリット・デメリットから導入までの種類と選び方

 

本当にセルフレジは人手不足対策に有効なのか?

本当にセルフレジは人手不足対策に有効なのか?

セルフレジの導入は、人手不足対策に有効なのでしょうか。インターネット上には、「セルフレジエリアを、多くのスタッフが周りで見ていなければならない」などの情報が出ており、その効果に不安を感じているという企業の方もいるかもしれません。 実は、セルフレジ導入に失敗すると、セルフレジを導入することで人手不足になるという本末転倒の事態に陥る可能性があります。ただし、しっかりと体制を整えてから導入したことで、人手不足解消の効果をあげている企業も多くあるのです。 そのため、人手不足対策に有効かどうかは、セルフレジそのものよりも、導入する企業が受け入れ体制を十分に整えられるかどうかが非常に重要になります。 セルフレジ導入を成功させるために、以下に紹介するセルフレジ導入の課題や失敗しないためのポイントをご覧ください。

セルフレジ導入における課題

セルフレジ導入が失敗する原因になりやすい課題について解説します。

セルフレジ導入を失敗しないためのポイント

セルフレジ導入を失敗しないためのポイント

ここまでにご紹介した課題を解決し、セルフレジ導入を失敗しないためのポイントについて解説します。

※関連記事:【未払い・万引き対策に】セルフレジ導入によくあるトラブルと対策を解説

セルフレジ成功事例から学ぶ人手不足解消のヒント

セルフレジは人手不足解消に貢献できます。ここでは実際の導入事例から、成功例を紹介します。

・株式会社スマロジ様

病院や企業、学校などで売店を運営している株式会社スマロジ様は、人材が足りなくても24時間営業が可能な売店を展開するためにセルフレジを導入しました。人件費の高騰や感染症の影響から、少人数でも運営できる仕組み作りが課題となっていました。

株式会社スマロジ様では、セルフレジを2台使い分けて運営しています。昼間を有人で対応し、夕方から夜の時間帯はセルフレジのみを利用することで、人件費削減と人手不足解消につながっています。

・Syndi.川越R254様

国内外の古着やアクセサリーを販売しているSyndi.川越R254様は、「店員さんに頻繁に声をかけられると買わなきゃいけないかな」といった顧客心理を課題としていました。セルフレジを導入し、スタッフの数を極限まで減らすことで、顧客が自由に商品を手に取れる設計を構築しています。

Syndi.川越R254様は、アパレルでは珍しい券売機を導入しています。商品の価格と同じチケットを購入し、最後にスタッフが確認するといった流れです。

スタッフが行っていたレジ業務を簡素化できたことにより、人手不足でも円滑に運営できる仕組みができています。

まとめ

本記事では、セルフレジが人手不足対策に有効かどうかという観点から、セルフレジの課題や導入を失敗しないポイントについて解説しました。

最近では、セルフレジの導入が進んでいることから、機器の扱いに慣れ始めている消費者も多くいます。そのため、自社においてしっかりと準備することで、人手不足解消の有効なツールとなるでしょう。 人件費に課題を抱えている方に向けて、店舗運営に欠かせない“セルフレジ活用”を紹介しています。是非ダウンロードし、お役立てください。

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

田口 帆夏

2022年12月入社。前職は大手スーパーにて接客や店舗管理を経験。
接客以上にお客様に寄り添ったサービス提供を行いたく、カスタマーサクセスに転職。
持ち前の人柄の良さと丁寧な対応でチームにかかせない存在となっている。

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