クラウド型POSレジとは?導入メリットや比較ポイントを解説 POSの基礎知識

クラウド型POSレジとは?導入メリットや比較ポイントを解説

2022/04/23

クラウド型POSレジは旧来のレジと比較して何が優れているのでしょうか。クラウド型POSレジは従来のPOSレジよりも導入しやすい点が特徴となります。

そこで本記事では、クラウド型POSレジの概要や導入メリット、また選定時の比較ポイントについて詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • クラウド型POSレジのメリット
  • クラウド型POSレジの注意点
  • POSレジの比較ポイント

クラウド型POSレジとは

クラウド型POSレジとは、機能性は従来のPOSレジと変わりませんが、データの保存場所がサーバーではなくクラウド上にあるPOSレジです。

従来のPOSレジは、サーバーを設置することで運用が可能ですが、クラウド型POSレジの場合、データをクラウド上に保存できるアプリケーションを使用します。

そのため、インターネット環境が整っていれば、パソコンやタブレットなどにアプリをインストールするだけで利用できるという特徴があります。

クラウド型POSレジのメリット

では、具体的に従来のPOSレジと比べてどのような違いやメリットがあるのでしょうか。

低コストで導入できる

サーバーの設置が不要なため、導入コストを抑えられるという特徴があります。従来のPOSレジではサーバーや必要な機器を用意する必要があり、コストも別途かかります。

一方、クラウド型POSレジでは、サービス使用料とPOSレジとして使う端末の導入費用のみと、大きくコストを削減できるのです。

簡単に使える

従来のPOSレジは、操作ボタンや手順が複雑なものが多く、スタッフ教育に時間がかかったり、ミスをした際の修正作業に時間がかかったりするなどのデメリットがあります。

一方でクラウド型POSレジは、普段から使い慣れているパソコンやタブレット、スマートフォンを使用するため、簡単に使えるという特徴があります。そのため、このメリットを活かすためには、使用する端末をスタッフの馴染みがあるものを選ぶと良いでしょう。また、スタッフ教育の時間を短縮することは、結果的に人件費というコストの削減にもつながります。

省スペースで利用できる

従来のPOSレジは、サーバーなどの機器を設置する必要があります。小さな店舗や店内のレイアウト変更が難しい店舗など、設置が必要なことで導入が困難なケースもあるでしょう。

クラウド型POSレジの場合は、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの小型端末を使用するため、場所を取らずにコンパクトなレジ環境を作れます。

レジスペースをコンパクトにすることで、客席を増やしてお店の回転率を上げるなどの店舗スペースを有効活用できるようになります。小さな店舗でも利用できるほか、内装のデザインを邪魔しません。

クラウド型POSレジの注意点

従来のPOSレジに比べて、コスト面や操作性の観点では優れている点も多いクラウド型POSレジですが、注意すべき点もあります。そのため、導入前にしっかりと注意点を理解しておくことが大切です。

インターネット環境が必要

クラウド型POSレジは、サーバーを設置せずにクラウド上のサービスを利用するため、インターネット環境があることを前提となります。

そのため、停電や故障などインターネット環境の不具合が起きると、システムが使用できなくなってしまうというリスクもあるのです。

最悪の事態として、業務を行うことができなくなり店舗経営に大きな支障が出る場合があります。そのため、システムが使用できなくなってしまった時に備えて、緊急時対策を考えておくなどの事前準備をしておくことも重要です。

また、近年ではオフライン機能のあるPOSレジもあるため、導入時の選択肢として検討しても良いかもしれません。

端末操作が難しい

クラウド型POSレジでは、パソコンやタブレット、スマートフォンなどの端末を使用しますが、これらの端末に対するリテラシーが低い場合は、使い慣れるまでに時間がかかってしまうことが考えられます。 

その場合、システム障害が生じた際の迅速な対応をするのは困難でしょう。

そのため、導入をする際には、使用前にスタッフ教育をしておくなどの対策をしておく必要があります。スタッフ教育に時間がかかればかかるほど人件費が発生するということをしっかりと理解しておきましょう。

POSレジの比較のポイント

では、実際に導入する際にはどのような基準で選べば良いのでしょうか。ここでは、POSレジを選ぶ際の比較ポイントをご紹介します。

業務改善が可能か

まずは、店舗で抱えている課題を解決できるかという観点で選ぶことが重要です。

たとえば飲食店で、オーダーをレジに反映させる際にミスが多く、レジ締めの際に売上金額が合わないという課題があるとします。この場合に、オーダーエントリーシステムを備えている飲食店向けのPOSレジ導入をすることが課題解決のための観点からの選択といえるでしょう。

このように、自店舗の課題を明確にしたうえで、業務改善を実現できるPOSレジであるかどうかを確認することが重要です。

特定業界・業種への対応

飲食店や美容院向けなど、特定の業界や業種に特化したPOSレジがあります。これらのPOSレジは、その業界や業種の業務に合わせた機能が備えられているため、より自店舗に合っているPOSレジを選択できるでしょう。

また、自由度の高いPOSレジのサポート会社を選ぶことで、自店舗に合った機能をカスタマイズして対応することも可能です。

たとえば同業他社が取り入れていない新サービスを自店舗で行いたい場合に、特化型のPOSレジには記載されていない機能があるかもしれません。その場合には、カスタマイズの自由度が高いサポート会社のPOSレジを選択することで、対応が可能になるでしょう。

外部システムの連携

POSレジは他システムと連携することで、より効果的に活用することができます。

POSレジの種類によっては、システム連携ができない場合があります。そのため、自社で使用している他システムがある場合は、外部システムとの連携に対応しているかを確認することが重要です。

また、POSレジ側だけではなく、連携させたいシステム側でも連携が可能かどうかを確認しておく必要があります。決済サービスや会計ソフト、従業員管理、顧客管理など、店舗の課題解決に役立つため、周辺機器やサービスと連携できるかをチェックしてみましょう。

まとめ

従来のPOSレジとは異なり、クラウド型POSレジは手軽に導入できるというメリットがあります。一方で、インターネット環境がなければ使用できなくなるなどの注意点もあるため、導入前からしっかりと対策を考えておくことが重要です。

クラウドPOSレジは、初期費用が安価な場合や不要な場合が多く、従来のPOSレジに比べて導入しやすくなっているため、この機会に検討してみても良いかもしれません。

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