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セルフレジはどう動く?仕組み・使い方・導入ポイントをわかりやすく解説 店舗DX

セルフレジはどう動く?仕組み・使い方・導入ポイントをわかりやすく解説

セルフレジの仕組みを分かりやすく解説。バーコード・ICタグの違いや使い方、導入の流れ、メリット・デメリット、導入事例までまとめています。

近年、スーパーマーケットやアパレルショップ、飲食店など幅広い業種でセルフレジの導入が進んでいます。レジ業務の効率化や人件費の削減、感染症対策などのメリットから、セルフレジの仕組みに関心を持つ方も多いのではないでしょうか。

本記事では、以下の内容を解説します。

  • セルフレジの基本的な仕組み
  • バーコード式・RFID式など技術の違い
  • 会計の流れ
  • 実際の導入事例
  • 導入時のメリット・デメリット

セルフレジの導入を検討している方や、店舗に合ったタイプを選びたい方はぜひ参考にしてください。

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

セルフレジの仕組みを分かりやすく解説。バーコード・ICタグの違いや使い方、導入の流れ、メリット・デメリット、導入事例までまとめています。

目次
1 セルフレジとは 1.1 セルフレジを導入する背景 1.2 セルフレジの種類 2 セルフレジの決済までの流れ(仕組みと使い方)
3 セルフレジの仕組み①バーコードを読み取るタイプ 4 セルフレジの仕組み②ICタグ(RFID)を読み取るタイプ 5 セルフレジのメリット・デメリット
5.1 メリット
5.2 デメリット 6 セルフレジの決済までの流れ 7 セルフレジの導入事例 7.1 バーコードを読み取るタイプ 7.2 ICタグ(RFID)を読み取るタイプ 8 まとめ

セルフレジとは

セルフレジとは、お客様自身が会計・決済を行うタイプのレジのことです。

コンビニやスーパー、小売店などで多く見られます。最近ではセルフレジの扱いに慣れている消費者が増えたことで、導入に積極的な企業も増えています。

セルフレジの概要をまとめた情報は以下の記事をご覧ください。

関連記事:【2025年最新】セルフレジとは?メリット・デメリットから導入までの種類と選び方

セルフレジの決済までの流れ(仕組みと使い方)<br />

セルフレジは、お客様自身で商品スキャンから会計までを行うシステムです。導入店舗の業態やセルフレジの機種によって決済までの流れは異なります。

以下では、基本的な流れを見ていきましょう。

1.商品スキャン

まずはお客様が、セルフレジに設置されたスキャナーに購入したい商品をかざしてバーコードを読み取ります。バーコードを読み取ると、商品名や価格などの情報がシステムに登録される仕組みです。

バーコードを読み取る技術には、従来の方法とRFIDの2種類あります。従来型では、1商品ずつバーコードをスキャナーで読み取ります。RFID型では商品に取り付けられたRFIDタグを一括で読み取り、複数商品をまとめて登録できるのが特徴です。

 

2.会計方法の選択

すべての商品をスキャンし終えたら、画面に表示される支払い方法の中から決済手段を選びます。支払方法は、「現金」「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード決済(PayPay・楽天ペイなど)」などが一般的です。なお、導入する機種によって、対応できる支払い方法は異なるので注意しましょう。

3.支払いの実行

選択した決済方法に従って、支払いを行います。現金の場合は紙幣・硬貨を入れると、お釣りが自動で返却。クレジットカードや電子マネーの場合は、専用端末にカードやスマートフォンを挿入またはかざすだけで決済が完了します。支払いが完了すると、レシートが発行される仕組みです。

4.商品を持って退店

会計が完了したら、商品を袋に詰めて退店します。一部の店舗では、袋詰めスペースが併設されており、お客様自身がレジ袋やマイバッグに商品を入れられるようになっています。

以上が、セルフレジの基本的な流れです。

セルフレジでは、スタッフを介さずに会計業務が完結するため、業務効率の向上と顧客の待ち時間削減を実現します。

セルフレジの仕組み①バーコードを読み取るタイプ

POSレジでバーコードを使用するメリットとは?機能や使い方を解説

バーコードを読み取るセルフレジは、スーパーやコンビニなどでよく見かける一般的なセルフレジです。

商品についているバーコードをバーコードスキャナで読み取り、商品情報を読み取ります。商品情報が瞬時にレジ本体に反映され、セルフレジの画面上に商品名や代金が表示されます。

セルフレジの仕組み②ICタグ(RFID)を読み取るタイプ

バーコードで読み取るタイプ以外に、ICタグ(RFID:Radio Frequency Identification)という技術で読み取るタイプのセルフレジもあります。

カゴに入った商品をすべて全自動でICタグを読み取ったのち、会計を行います。レジを通過すると、ICタグに会計済かどうかという情報が書き込まれます。

お客様が商品を一点一点バーコードで読み取らないで済むため、利便性の高いシステムです。また、会計が終わっていない商品を店外に持ち出そうとしても、盗難防止用リーダーのブザーが鳴り、盗難防止にもつながります。

ICタグで読み取るタイプのセルフレジは、アパレル店などで導入されています。

セルフレジのメリット・デメリット<br />

セルフレジを導入することで、店舗側にも顧客側にも多くのメリットがあります。一方で、注意すべきデメリットも存在するため、導入前には両方をしっかり把握しておくことが大切です。

ここでは、セルフレジのメリットとデメリットを解説します。

また、セルフレジ導入のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せて参考にしてください。

関連記事:セルフレジのメリット・デメリットとは?メリットを最大化するポイントを解説

セルフレジの決済までの流れ

一般的なバーコードで読み取るタイプのフルセルフレジの決済の流れは以下のとおりです。

1.        商品の入ったカゴを所定の位置に置く

2.        顧客がバーコードで商品情報を読み取る

3.        表示された金額を、顧客は現金かキャッシュレス決済で支払う

4.        レシートが発行される

一方、セミセルフレジの場合の決済の流れは以下のとおりです。

1.        商品の入ったカゴを所定の位置に置く

2.        レジスタッフがバーコードで商品情報を読み取る

3.        レジスタッフは精算について顧客を誘導する

4.        表示された金額を、顧客は現金かキャッシュレス決済を選択して支払う

5.        レシートが発行される

 このように、会計業務の一部もしくはすべてを顧客自身が行うため、大幅に従業員の労力を低減できます。自社の業務形態の場合、フルセルフレジとセミレルフレジのどちらの方がスピーディーな会計が可能になるのかを検討することが大切です。利用客の年齢層や商品の特性、自社サービスの方針などの指標から選定しましょう。

セルフレジの導入事例

それでは、実際にそれぞれの仕組みのセルフレジをどのような企業が導入しているのでしょうか。具体的な事例を紹介いたします。

関連記事:飲食店にセルフレジを導入するべき?メリット・デメリットを徹底解説

関連記事:セルフレジをスーパーに設置するメリットや注意点とは?使い方・仕組みについても解説

まとめ

セルフレジの仕組みは、老若男女問わず使いやすいように進化しています。

バーコードを読み取るタイプとICタグ(RFID)を読み取るタイプのどちらが自店舗の運営に適しているのかを確認し、従業員と顧客のどちらにとっても使いやすいセルフレジを選定しましょう。

そのためにも信頼できる提供メーカーを選ぶことが大切です。ぜひ、「CASHIER」シリーズで多くの企業のセルフオレジ導入をサポートしている株式会社ユニエイムにお問い合わせください。

 

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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