【徹底比較】POPレジの選び方は?業種別おすすめの機能を解説 POSの基礎知識

【徹底比較】POPレジの選び方は?業種別おすすめの機能を解説

2024/03/26

多くの店舗で利用されるPOSレジですが、違いがいまいちわからず、どれを利用すべきか戸惑う方も多いはずです。

違いを知らないまま導入を進めてしまうと思ったよりも導入効果を得られなかったり、業務の煩雑化につながったりするでしょう。そのたえ、それぞれの違いを理解したうえでPOSレジの導入を検討するのがポイントです。

そこで本記事では、POSレジと従来のレジスターの違い、業種別のPOSレジの選び方を詳しく解説します。

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【今回のコラムをざっくりまとめると…】

この記事では、POSレジと従来型レジの違いを解説しています。POSレジは売上管理や在庫管理がリアルタイムで行え、業務効率や経営改善に役立ちます。一方、従来型レジは基本的な会計機能のみで、データ活用が難しい点がデメリットです。店舗運営においては、POSレジの導入がコスト削減や顧客満足度向上につながります。

目次
1 POSレジと従来のレジスターの比較 1.1 定義の違い 1.2 形態の違い 1.3 機能の違い 2 POSレジ導入のメリット・デメリット 2.1 メリット 2.2 デメリット 3 【シーン別】POSレジの選び方 3.1 飲食店の場合 3.2 小売店の場合 3.3 美容室の場合 3.4 ドラッグストア・薬局の場合 4 POSレジを比較するポイント 4.1 コスパに優れているか 4.2 外部システムとの連携性は優れているか 5 POSレジは比較して自社に合うものを選ぼう

POSレジと従来のレジスターの比較

そもそも、POSレジと従来のレジスターはどのような点が異なるのでしょうか。ここでは、両者の違いを解説します。

定義の違い

POSレジとはPOSレジシステムとも呼ばれ、商品・サービスを販売したリアルタイムの情報を収集・蓄積・分析できるレジです。 スピーディーな会計業務を実現するとともに在庫管理やマーケティング施策にも役立つことから、小売業や飲食店などさまざまな業種で導入が進んでいます。 POSレジの詳細は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:POSレジとは?種類や機能、選び方を徹底解説

一方、従来のレジスターは会計業務に特化していることから、商品の金額や釣銭を計算することと、金銭の収納が主な機能です。 機能性が非常にシンプルであることや導入費用や運用費用が安く抑えられることで、個人商店のような小規模な店舗においてはレジスターの使用を続ける企業もあります。

形態の違い

POSレジの形態には、主に以下の3つがあります。

  • ターミナル型POSレジ:すべての機能を1台のハードウェアにまとめた一般的なPOSレジ
  • タブレット型POSレジ:タブレットやスマホといった端末にPOSシステムのアプリをインストールするタイプのレジ
  • パソコン型POSレジ:パソコンにPOSシステムのソフトウェアをインストールするタイプのレジ

一方、従来のレジスターは、金銭を収納するドロワーとセットで提供されているのが一般的です。 シンプルな機能性ゆえにサイズ展開も幅広く提供されているため、配置場所に困ることはないでしょう。

機能の違い

従来のレジスターは会計・決済機能のみを備えている一方、POSレジは以下のような機能が利用可能です。

  • 売上管理機能
  • 顧客管理機能
  • 在庫管理機能
  • 外部サービスとの連携機能

POSレジ機能の詳細は、以下の記事をご覧ください。 関連記事:【徹底解説】POSレジの機能一覧!業種別のおすすめ機能と活用シーンを紹介

POSレジ導入のメリット・デメリット

ここでは、POSレジ導入のメリット・デメリットを解説します。

メリット

POSレジを導入することで、以下のようなメリットがあります。

  • 業務効率化
  • 人的ミスの低減
  • マーケティング施策の立案や販売戦略の改善

POSレジは、データ集計や分析に優れているため、単に会計業務を行うだけではなく、店舗経営に役立てられるというメリットがあります。収集したデータはリアルタイムで更新されるため、手作業で集計や管理業務を行う必要はありません。 そのため、業務効率の改善や人的ミスの軽減に大きく役立てられます。また、収集データを上手く活用することで、マーケティング施策の立案や販売戦略の改善を図れるようになります。

デメリット

一方、デメリットとしては以下のことが考えられます。

  • 導入や運用にコストがかかる
  • インターネット環境の不具合により、使用できなくなるおそれがある

POSレジの導入には、レジ本体や周辺機能やオプションの費用がかかります。また、月額料金やメンテナンスにかかる費用などがあります。 その他にも、消費税率変更やキャッシュレス対応などといった、社会情勢に合わせた定期的なアップデートが必要なため、導入後も定期的な投資が必要です。 また、インターネットを使用して利用することが前提となるため、インターネット環境に不具合が起きた際には使用できなくなるのもデメリットのひとつです。

【シーン別】POSレジの選び方

シーン別のPOSレジの選び方を解説します。

飲食店の場合

飲食店において重視される点は、顧客の予約時から来店、注文、配膳、会計までの一連流れを効率化できることです。そのため、セルフオーダーシステムとあわせて導入できるPOSレジがおすすめです。 また、飲食店向け機能としては、メニューの変更やキャッシュレス決済にも柔軟に対応できると、より業務にかかる手間を減らせるでしょう。 飲食店におすすめのPOS機能や使い方は、以下の記事をご覧ください。 関連記事:飲食店のPOSレジに必要な機能とは?使い方やおすすめのPOSレジもご紹介

小売店の場合

小売店において重視される点は、在庫管理における入出荷や検品、棚卸などの業務を効率化できることです。そのため、在庫管理機能を搭載したうえでのコストや使用感を確認してください。 また、複数店舗を展開している場合には店舗間在庫移動機能を、EC店舗を展開している場合にはEC連携機能を搭載しているPOSレジであれば、より利便性が高まるでしょう。 小売店にPOSレジを導入するメリットやおすすめの機能は、以下の記事をご覧ください。 関連記事:小売店にPOSレジを導入するメリットとは?機能も解説

美容室の場合

美容室において重視される点は、顧客への接客や施術の質を高められるようにサポートしてくれる機能を保持しているかどうかです。 顧客管理機能や予約管理機能、電子カルテ機能などの機能があれば、顧客一人ひとりのメニュー内容や来店履歴、会話内容などの情報を一元管理できます。そのため、施術前に顧客情報をインプットできるため、接客や施術の質の向上に役立ちます。 美容室におすすめのPOSレジの機能や選び方は、以下の記事をご覧ください。 関連記事:美容室・サロン向けのPOSレジとは?おすすめの機能や選び方を解説

ドラッグストア・薬局の場合

ドラッグストア・薬局において重視される点は、接触を避けることで感染症対策をすることです。そのため、POSシステムを搭載したセミセルフレジの導入がおすすめです。 また、併せてキャッシュレス決済にも対応することで、より接触を避けられるようになります。 ドラッグストア・薬局でセルフレジを導入するメリットは、以下の記事をご覧ください。 関連記事:ドラッグストア・薬局でセルフレジを導入するメリット・デメリットを解説

POSレジを比較するポイント

それでは、最後にPOSレジを比較するポイントを解説します。

コスパに優れているか

POSレジにはさまざまな機能があり、機能をオプションで追加するほどに高額になります。高機能のPOSレジを選択すると、たしかにできることは増えますが、コスト面で負担になったり、スタッフが使いこなせなくなったりする懸念があります。 そのため、自店舗においてPOSレジを導入する目的を明確化したうえで機能を選ぶことで大切です。コスパに優れたPOSレジの導入を目指しましょう。

外部システムとの連携性は優れているか

自店舗において現在利用しているシステムと連携性することで、より便利にPOSレジを利できるようになります。また、今後別のシステムを導入する可能性がある場合には、事前に提供メーカーにPOSレジの拡張性について相談してみましょう。 ここまで紹介したように、POSレジを導入する際にはさまざまな比較ポイントがあります。しかし、提供メーカーの担当スタッフに実際に相談してみたうえで、信頼できるかどうかを確認することも非常に大切です。というのも、POSレジを長く利用するうえで、提供メーカーとも長い付き合いになることが多いためです。 株式会社ユニエイムが運営する「CASHIER POS」シリーズでは、これまで小売店や飲食店、サービス業など業種を問わず、さまざまな企業にPOSレジを提供。これまでのサービスの結果、継続率99%をいただくほど、多くの企業から信頼いただいています。

POSレジは比較して自社に合うものを選ぼう

POSレジは、あらゆるデータを収集して分析できるため、店舗経営の改善や業務効率化の向上に大きく役立てることができます。 また、近年ではタブレットやスマートフォンにアプリをインストールするだけで利用できるクラウド型のPOSレジもあり、POSレジの導入が普及しています。

その反面、コスト面での導入ハードルが高いという特徴があります。 しかし、レジスターは導入コストを抑えられる反面、店舗経営における業務の手間や時間がかかってしまうという課題もあるため、これからレジを導入するという方は、両者の特徴や違いをしっかりと理解した上で自店舗にあったレジを導入するようにしましょう。  

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記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

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