POSレジで利用できる機能とは?業界別に活用シーンを徹底解説 POSの基礎知識

POSレジで利用できる機能とは?業界別に活用シーンを徹底解説

2022/04/21

POSレジは、会計業務を効率化できるだけではなく、データ分析を行うことで自店舗経営に大きく役立てられます。しかし、POSレジには多くの機能があるため、自社にあったものを導入するためには機能について理解しておくことが重要です。

そこで本記事では、POSレジの機能や業界別の活用シーンを詳しく解説します。

この記事でわかること

  • POSレジで利用できる機能
  • 業界別のPOSレジ活用方法
  • POSレジ導入前の注意点

POSレジで利用できる主な機能

POSレジで利用できる主な機能

POSレジにはさまざまな機能を取り入れることが可能です。具体的にどんな機能があるのかを理解することで、自店舗にとって必要な機能を洗い出すことに役立ちます。

ここでは、POSレジで利用できる主な機能を詳しく解説します。

売上管理機能

売上管理機能は、会計処理や帳簿の作成、売上や販売個数の確認などの売上管理に関する業務を大幅に簡略化し、リアルタイムで確認できる機能です。

店舗全体の売上を集計するだけではなく、商品ごとや顧客層ごとなどさまざまな観点から売上を集計することも可能です。正確な数値を把握できるため、マーケティングの精度も向上するでしょう。

データ分析

商品が購入された時点でデータが集計されるため、リアルタイムで店舗状況をさまざまな観点から把握することができます。売れている商品の把握や、在庫不足や在庫過剰になりやすい商品は何かなど、適切な在庫管理の実施にも貢献します。

また、データ分析を行うことで売上予測の精度を高めたり、新メニューや商品の開発など店舗経営に大いに役立てることができるでしょう。

顧客管理機能

顧客の5W1Hを可視化し、よりユーザーニーズに合ったアプローチをすることで、顧客満足度向上に貢献します。たとえば、特定の顧客層に人気の商品を把握することで、その顧客層に向けたキャンペーンや割引の告知をするなどの施策につながるでしょう。

このように、顧客管理機能はユーザー情報を集めるだけのものではなく、顧客との長期的な関係構築に役立ちます。LTV向上を目指す場合には、重要な機能のひとつといえるのです。

商品管理

取り扱っている商品の情報を予め登録しておくことで、データベース化できるようになります。具体的には、価格や商品メーカー、売上状況、在庫数などの情報です。

販売前に登録しておくことで、その他の管理機能でもその商品を管理することができるようになります。そのため、商品は事前に必ず登録しておきましょう。

在庫管理

購買された商品データが売上管理によって収集されると、登録された商品情報も自動で更新されるため、POSレジは在庫管理の役割も果たします。

在庫管理は、人的ミスの発生や作業工数が多いなどの課題が多くありますが、POSレジを活用することで業務にかかる時間を大幅に短縮できます。

また、在庫が少なくなるとお知らせ通知をしてくれる機能などもあり、より業務を自動化させることが可能となるのです。

システム連携

POSレジは、他のシステムとの連携が可能です。自社ですでに利用している会計ソフトや給与ソフト、オーダーエントリーシステムなどと連携させることで、店舗経営におけるさまざまな業務の効率化を実現することができます。

また、システム連携を行うことで各業務におけるデータを一元管理できるため、スムーズな経営管理が可能になるというメリットもあります。

勤怠管理

POSレジには、会計業務やデータ集計だけではなく、勤怠管理機能が備わっているものもあります。スタッフの出勤や退勤をボタンひとつで管理できたり、残業時間を自動計算したりなど、勤怠管理業務の業務工数削減にも役立つだけでなく、コスト削減にもなるでしょう。

また、給与管理システムと連携させることで、給与計算や人件費の計算など、事務業務の手間を減らすこともできます。

複数店舗管理

複数店舗経営においては、売上管理や勤怠管理、在庫管理など、さまざまな業務が複雑化します。しかし、POSレジでは店舗間を連携することで、各店舗の情報を「見える化」できるのです。

各店舗の情報を集約することで状況のスムーズな理解につながり、各店舗の比較もしやすくなります。異なる店舗を比較して分析することで、販売戦略の判断材料のひとつにできます。

業界別のPOSレジ活用方法

業界別のPOSレジ活用方法

では、実際にPOSレジはどのように活用されているのでしょうか?ここでは、業界別に活用方法をご紹介します。

飲食店

飲食店では、会計機能の他にオーダーエントリーシステムを活用するシーンが多いでしょう。

オーダーエントリーシステムを活用することで、「注文を受ける→キッチンにオーダーを通す→注文のあった商品をレジに反映させる」までの一連の流れをすべて自動化できます。

また、他にも収集した顧客データをもとにキャンペーン情報を配信することで、再来店を促すなどマーケティングにも活用できるでしょう。

美容院

美容院では、ほとんどの顧客が予約してから来店をするため、予約管理が重要となります。そのため、予約管理機能や予約サイトとの連携機能を活用することで、予約管理の手間やミスを防止することが可能です。

また、一度来店した顧客はリピーターとなることが多いため、顧客情報をもとに分析を行い、接客や販促施策に活用できるでしょう。

アパレル

アパレルでは、取り扱う商品が多いことが特徴です。

在庫管理機能を上手く活用して、業務の手間を削減することが求められます。また、ECサイト運営を行っている場合には、店舗とECサイトの在庫を連携させられる機能を活用することで、在庫過多防止にもなるでしょう。

各商品を手打ちでレジに登録するには、膨大な時間がかかってしまいます。周辺機能として、バーコードリーダーを利用することで簡単に登録ができるようになります。

POSレジの導入前に注意しておくこと

POSレジの導入前に注意しておくこと

店舗経営には欠かせないPOSレジですが、注意すべき点もあります。そのため、これから解説する注意点を事前に把握したうえで導入を進めるようにしましょう。

導入目的を明確にしておく

POSレジの導入目的が明確になっていなければ、必要な機能やPOSレジの種類を選ぶ基準が分からないでしょう。

まずは、自社の課題や現状を把握したうえで、なぜ導入するのかという目的を明確にしましょう。また、導入目的をスタッフに共有しておくことで、導入における協力や理解を得やすくなります。

必要な機能を整理しておく

POSレジによって、備え付けられている機能が異なります。そのため、自社の業務に合わせてどのような機能が必要となるのかを事前に整理しておくことが重要です。

導入したものの、まったく使っていない機能があるとコストが余分にかかってしまうだけでなく、かえって使いづらいということにもなりかねないため、注意が必要です。

連携が必要なシステムを確認しておく

POSレジは他システムと連携することで、より効果的に活用できます。自社で使用している他システムがある場合は、連携できるかどうかを事前に確認しておきましょう。

また、運用後に新事業の拡大などにより新たに連携が必要になる場合もあります。長期的な視点で考えた際には、柔軟な対応が可能なシステムやサポート会社を選ぶと良いでしょう。

まとめ

POSレジの機能にはさまざまな機能がありますが、自社に必要な機能を理解して上手く活用することで、経営に大きく役立てられます。

そのため、まずはどのような機能があるのかを理解したうえで、自社の業務に合ったPOSレジを導入することが重要です。

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