セルフレジの価格はどれくらい?コストを抑える方法についても解説 POSの基礎知識

セルフレジの価格はどれくらい?コストを抑える方法についても解説

2024/04/26

支払い方法の多様化やコロナ禍の影響を受け、セルフレジの需要が高まっています。しかし、設置に必要なコストがわからず、導入に踏み切れない店舗も多いでしょう。

そこで本記事では、セルフレジの価格相場や費用を抑える方法について解説します。

目次
1 セルフレジの種類 1.1 フルセルフレジ 1.2 セミセルフレジ 2 フルセルフレジの導入価格 2.1 初期費用 2.2 運用にかかる費用 3 セミセルフレジの導入価格 3.1 初期費用 3.2 運用にかかる費用 4 セルフレジの価格を抑える方法①リース・レンタルで導入する 4.1 レンタル 4.2 リース 5 セルフレジの価格を抑える方法②補助金を活用する 5.1 IT導入補助金 5.2 業務改善助成金 5.3 小規模事業者持続化補助金 5.4 ものづくり補助金 6 セルフレジの導入時に価格以外で意識すべきポイント 6.1 操作性 6.2 導入後のサポート 6.3 キャッシュレス決済への対応 6.4 サイズ 6.5 機能 7 まとめ

セルフレジの種類

ここでは、まずセルフレジの種類を解説します。

aa

フルセルフレジ

フルセルフレジとは、顧客が自分で会計・決済業務のすべてを行うタイプのセルフレジです。具体的には、顧客自身が商品のバーコードを読み取り、レジに表示された金額に従って自動釣銭機に投入して会計を行います。

主にコンビニや100円ショップ、アパレル店舗などでの普及が進んでいます。

aa

セミセルフレジ

セミセルフレジとは、商品のバーコードの読み取りは店舗スタッフが行い、会計は顧客が自動釣銭機に投入して自分で行うタイプのセルフレジです。

主にコンビニやスーパー、ドラッグストアなどでの普及が進んでいます。

セルフレジを店舗に導入する必要性や仕組み、使い方、導入事例は以下の記事をご覧ください。
関連記事:【完全版】セルフレジとは?種類や価格相場、導入事例を解説

フルセルフレジの導入価格

セルフレジを導入する場合、ネックになりやすいのがコストです。ここでは、初期費用とランニングコストにわけて、フルセルフレジの導入価格の目安を紹介します。

aa

初期費用

フルセルフレジの初期費用相場は、一台につき約100万円~300万円です。商品を読み取る登録機と精算機が一体化しているため、一台で会計・決済業務が可能です。

インターネット環境の整備ができていない場合には、回線の工事費用もかかるでしょう。

aa

運用にかかる費用

運用かかる費用相場を以下にまとめました。

  • 保守・メンテナンス費用:月額2万円~10万円程度
  • POSシステム利用料:無料~月額数万円程度
  • インターネット通信料:月額5,000円程度

なお、CASHIERのセルフレジ導入価格については下記ページをご参照ください。

スタータープラン

セミセルフレジの導入価格

ここでは、初期費用とランニングコストにわけて、セミセルフレジの導入価格の目安を紹介します。

aa

初期費用

セミセルフレジの初期費用相場は、一台につき約100万円~400万円です。フルセルフレジよりも相場が高額な理由は、登録機と精算機が別々であるためです。

また、フルセルフレジ同様にインターネット通信が整っていない場合には、回線工事の費用もかかります。

aa

運用にかかる費用

運用かかる費用相場を以下にまとめました。

  • 保守・メンテナンス費用:月額2万円~10万円程度
  • POSシステム利用料:無料~月額数万円程度
  • インターネット通信料:月額5,000円程度
  • 周辺機器をレンタルした場合のレンタル料:プランによるが月額数千円~数万円程度

セルフレジの価格を抑える方法①リース・レンタルで導入する

セルフレジの導入方法は、主に「購入」「リース」「レンタル」の3つに大別できます。先ほど紹介した導入価格相場は、「購入」した場合の金額です。

「購入」は、初期費用は高額になる一方、運用後にかかる費用は保守・メンテンナンス費用のみと安く抑えられることが特徴です。ただし、高額な初期費用を支払えないという企業も多いでしょう。

そこで、ここではセルフレジ導入の初期費用を抑える方法として、リース・レンタルの活用について解説します。

aa

レンタル

セルフレジは、レンタルで導入することも可能です。まとまった初期費用が必要ない代わりに、毎月のレンタル料金がかかります。セルフレジのレンタル会社に問い合わせを行い、設置する機種や台数などを決めてから発注しましょう。

レンタルは短期間の使用を想定した導入方法で、例えばサテライトショップや百貨店の特設売り場など、一時的にレジシステムが必要な場合によく利用されます。

レンタルの場合、セルフレジの所有権はレンタル会社に残っているため、保守や修理にかかる費用もレンタル会社負担となるのが一般的です。

aa

リース

リースも、レンタルと同じく毎月一定の費用を支払い、提供会社からセルフレジを借り受けて店舗に設置する方法です。

レンタルとは異なり、長期間の使用を前提とした導入方法で、短期間の使用では費用が割高になる可能性があります。導入方法は、基本的にレンタルの場合と同様です。

ただし、レンタルとリースは厳密に区別されていないケースもあります。レンタルプランでも長期間の使用を前提としている場合もあるため、ホームページの確認だけでなく一度問い合わせてみるのが確実です。

セルフレジの価格を抑える方法②補助金を活用する

セルフレジ導入の補助金導入時の値段が原因でセルフレジの導入を悩んでいる場合は、補助金の利用を検討してみてはいかがでしょうか。こちらでは、セルフレジ導入に活用できる補助金を解説します。なお、補助金を受給するための詳細な条件については公式ホームページをご確認ください。

aa

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入した場合に利用できる制度です。

生産性向上を目的としたITツールの導入に関して、一定の条件を満たすと補助金を受け取ることができます。レジ本体やセルフ精算機などのハードウェアはもちろん、POSレジに必要なソフトウェア購入費用やクラウド利用費なども対象です。

【IT導入補助金】
IT導入補助金のページ

aa

業務改善助成金

業務改善助成金は、機械設備の導入によって生産性を向上させ、従業員の賃金アップを実現した場合に補助金を受け取れる制度です。

賃金の引き上げ額や人数によって助成金の上限が決まります。

【業務改善助成金】
業務改善助成金のページ

aa

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、販路開拓や業務効率化を支援する、小規模事業者向けの補助金制度です。

働き方改革や賃上げ、インボイスの導入などに対応するための取り組みにかかる経費を補助してもらえます。明記はされていないものの、セルフレジの導入時にも利用できる可能性があります。

【小規模事業者持続化補助金】
小規模事業者持続化補助金のページ

aa

ものづくり補助金

ものづくり補助金制度は、セルフレジをはじめとした設備投資に必要な費用を支援してもらえる制度です。

「省力化(オーダーメイド)枠」や「製品・サービス高付加価値化枠」など、目的に応じて申請枠がジャンル分けされています。

【ものづくり補助金】
ものづくり補助金のページ

セルフレジの導入時に価格以外で意識すべきポイント

セルフレジ導入のポイントコロナ禍での衛生面への配慮や決済方法の多様化によるレジ業務の複雑化などにより、セルフレジの需要が増しており、さまざまな製品が登場しています。ここでは、セルフレジを導入する際、価格以外で意識すると良いポイントを解説します。

aa

操作性

セルフレジは、店舗のスタッフだけでなくお客様も利用します。操作が難しく使い勝手が悪いと、クレームや顧客満足度の低下につながるおそれがあります。そのため、直感的かつシンプルなインターフェースの製品を選ぶのが良いでしょう。

aa

導入後のサポート

セルフレジでは、どの導入方法を選んだ場合でも定期的にメンテナンスが必要です。そのため、提供会社を選ぶ際は、製品の種類や価格だけでなく、導入後の保守サービスの充実度も確認しましょう。特に、24時間営業の店舗では、夜間や早朝でも対応してもらえる会社を選ぶと安心です。

aa

キャッシュレス決済への対応

セルフレジを導入する際は、「どの決済方法に対応するか」も重要な問題です。最新のセルフレジは、基本的にクレジットカード決済に対応しているものの、その他のキャッシュレス決済への対応は機種ごとに異なります。

QRコードや電子マネーなど幅広い決済手段を用意したほうが利用者のメリットは大きくなりますが、その分コストもかかります。顧客の支払い状況などを踏まえた上で、導入すべき決済方法についても検討しましょう。

aa

サイズ

セルフレジは、出入口付近やお客様の動線となる場所に置くケースが多いため、サイズ感も大切です。店舗スペースにゆとりのあるスーパーなどは大型の機器を設置することも可能ですが、小規模な飲食店やクリニックの場合、サイズが大きすぎるとお客様の迷惑になるおそれがあります。近年では、タブレットタイプのレジや省スペースの製品も登場しているため、動線や使い勝手を考慮してサイズを決めましょう。

aa

機能

セルフレジにはさまざまな機能が搭載されており、高機能な製品ほど価格も高くなる傾向にあります。機能が豊富であれば必ずしも良いというわけではなく、中には自店舗に必要のない機能があるケースも考えられます。

そのため、事前に必要な機能と予算を検討しておき、最小限の構成で運用するのが理想です。例えば、クリニックであれば電子カルテとの連携機能、飲食店や小売店であれば顧客管理や在庫管理システムとの連携機能などがあると便利です。

まとめ

セルフレジの価格は、導入方法や機能、提供会社などさまざまな要因で変化します。「高機能な製品が良い」「高いものが良い」というわけではないため、サイズや操作性なども考慮し自社に最適なセルフレジを導入しましょう。また、費用面が気になる場合は、補助金の利用を検討してみるのもおすすめです。

株式会社ユニエイムは、これまで個人事業主から大手企業までさまざまな企業にセルフレジを提供した豊富な実績があります。

「CASHIER」シリーズのセルフレジは、使いやすさ・デザイン性・機能性を実現したセルフレジです。どのような規模の店舗でも導入いただけるよう、透明性の高い価格設定を心がけており、コスパに優れたプランを複数ご用意しています。

「CASHIER」シリーズのセルフレジの詳細は公式ホームページからぜひご覧ください。

 

【資料を無料でダウンロード】↓

「店舗運営に欠かせない”セルフレジ活用”とは?」

端末の画像イメージ

CASHIER POSで運営業務を効率化!

詳しく知る
今すぐ相談 050-8881-0932
資料ダウンロード資料
ダウンロード
オンライン商談オンライン
商談
資料ダウンロードお問い合わせ

記事の投稿者PROFILE

CASHIER カスタマーサクセス

藤原 貴雄

2014年11月入社。前職はインテリア販売を経験し、接客/営業のスキルを磨く。
前職で培ったスキルをベースにPOSレンタルの営業や各地方の物販運営業務などを経験。
2021年CASHIER事業としてチーム変更し、
現在はカスタマーサクセスのリーダーとしてチームを纏める役割を担っている。

ページ上部に戻る